1月基礎講座を開催
「広島の戦後復興と新たなアイデンティティの構築」

1月つたえる講座ー弓狩匡純さん2022年1月23日㈯
 
WFC Hiroshimaを つ・た・え・る基礎講座1月
「広島の戦後復興と新たなアイデンティティの構築」
 
無事に開催することが出来ました。
講師を引き受けてくださった作家でジャーナリストの弓狩匡純さんに心から感謝申し上げます。
また、ご参加いただいた皆様、後日視聴を申し込んで下さった皆様にも心から感謝申し上げます。
 
この講座が終わった時、「復興」そして「平和」というこの言葉が私の心に残っていました。
それは、当たり前のように「復興」した土地の上に住み、当たり前のように「平和」を享受してしまっている自分に気がついてしまったという感覚かもしれません。
今日参加された皆様の感想をシェアさせて頂きます。
 
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Saturday, January 23rd, 2022
 
WFC Hiroshima January Pass-On Lecture
“Hiroshima’s post-war reconstruction and establishing of a new identity”
 
We would like to express our deep gratitude to Mr. Masazumi Yugari, an author and journalist.
We would also like to thank all the people who have joined to hear the lecture and to those who have signed up to watch the recorded lecture.
 
When the lecture was over, the words “reconstruction” and “peace” remained in my heart.
It may have been my own sense of realization that I am taking for granted the fact that I am living on “reconstructed” land and enjoying “peace.”
Below are some of the comments we received from the participants.
 
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つたえる講座1月アンケート
 
(60代)
とても勉強になり指摘いただきました。
私は被爆二世で朗読ボランティアと伝承をしていますが、気づきながら目をそらせてきたところ、これからの心構えなどをしっかりとこころして進みます。ありがとうございました。
 
(60代)
初めての参加でした。まだ著書を読まないままでの参加でしたが、お話を聞き終わって読みたい気持ちが増してきました。質問も参加者の方の思いを聞くことができて大変参考になりました。
 
(60代)
弓狩さんの今日の講座は分かりやすく興味深かったです。広島の外から中にいては気が付かないことを話してもらいました。
伝承について指摘されたことはこれから伝承者になろうとしている私が常に悩んでいる部分でした。伝言ゲームと言われましたが正にそうですね。被爆者自身がリアルに語る映像がいくらでもある中で伝承の意義は何だろうと悩みながら研修を進めているところです。被爆体験の絵を描くことは一度じぶんの中に入れて咀嚼して表現することだとおっしゃったと思うのですが伝承も同じでつらい体験を自分の中に一度取り入れることなしにはできません。その中のどこを表現するか悩みは大きいです。「被爆体験」の「伝承」という言葉にも惑わされます。切明千枝子さんは「伝えてください。伝える人がいなかったらなかったことになる。忘れられてしまう。」とおっしゃいますが、どう伝えるか、今日のお話は示唆に富んでいました。おっしゃったことを心に留めて、今からも迷いながら悩みながら進めるしかなさそうです。
加害のことについて、広島は加害のメインではないといわれたように受け取ったのですが、第5師団11連隊の加害は主に広島出身の連隊が、マレーシア。シンガポール等で一般市民に対して行った虐殺で、直接広島の加害と言えるのではないかと思います。沼田鈴子さんが原爆を当然のことだと言う東南アジアに度々出かけ加害と被害の話をして信頼を得ていたことを思うと、伝承者はやはり加害のことを学び知っておかなければならないのではないかと思いました。
核兵器禁止条約や、核兵器自体の未来についてのお話は興味深かったです。核兵器を無くした後の核のゴミの処理についても核保有国の重荷になるってこともあるかもと思ったりしました。
ありがとうございました。
 
(60代)
伝承者としての自分の立ち位置について疑問を抱いていた時に今日の弓狩先生の講話はとても参考になりました。ご説明がとても端的でわかりやすく、今後取り組んでいくうえで参考になるお話でした。
また、基町高校の生徒さんの原爆の絵の取り組みも全く同感で次世代の伝承者としての役目を担っていると思います。そして、二冊の本をぜひ読んでみようと思いました。
核禁条約は今後進むだろうというご意見、その理由を嬉しく拝聴しました。ありがとうございました。
 
(70代)
今日のお話しは、著書を読んで受けた印象よりずっと柔軟で且つ論理的だと感じました。私の意見とは異なる点もありましたが、講演内容、質疑応答共にとても良かった。
この講演を起点として議論すべき論点は多々あると感じました。特に、ヒロシマのアイデンティティがターニングポイントにあることは重要な指摘で、多くの平和団体や広島人はひょっとして「茹で蛙」状態にあり、このことの重要性に気づいていない可能性がある。被爆証言の課題指摘も全くその通りと感じました。コロナ禍もゲームチェンジャーです。県外の方の指摘は貴重だと感じました。
 
(70代)
被爆の実相ばかりに目を向けていましたが、戦後復興の意義をしっかりお伝えすることが出来るようになることが大切だと思いました。
2~3年で今の状況ががらりと変わり、世界から広島に来る観光客は、平和を見に、平和の思いをするために来る、わざわざ広島に来るのは、自分の目で見たい、自分でお話を聞きたい人のみで、来客はグッと減ると聞いて、少しショックでした。
核兵器も持っていても使えないもの、使ってはいけないもの、使えないものを維持するのは大変、メンテナンスに膨大な費用がかかる、重荷になってくる、、、遅かれ早かれ消滅する。
福島の事故が、核保有国に恐怖を与えた。いろんな理由で廃絶せざるを得なくなる。
今では、核の傘は死後になっている etc. 面白い発想でした。
広島は、世界で唯一の平和都市である。広島ができること、広島でなければできないことは、色のつかない平和を世界にの訴えることなのですね!
とても分かりやすいお話をありがとうございました。
 
(60代)
復興の広島で育ち、平和教育を受けた私にとって広島人でないと分からないと思われることはあります。
他県の方も同様な思いはあるはずです。
他県の出身で世界を回り、外からみた広島の復興のお話しが聴くことができ、視野が広がったようです。率直に言って、他県の方に広島のことを話していただくことには抵抗がありました。
 
(70代)
事前準備に「平和の栖」の本を読んでいたので大変分かりやすすかったです。
とても参考になりました。
「平和のバトン」も購入して読みました。
今回の内容は、体験伝承者の私にとってとても参考になりました。
次回の講座を楽しみにしております。
有難うございました。
 
(70代)
弓狩氏の今回の講話は大変興味深く参考になりました。7年前から広島に関心を持ち再々広島を訪れ沢山の人にインタビューして「平和のすみか」と「平和のバトン」を書かれたそうですがそのご努力と情熱に頭が下がります。殊に広島の戦後復興の経緯に光を当てて下さった事に感謝します。広島が国際平和記念都市として蘇るまでに多くの方の困難を乗り越える尽力があった事は一般の人々はあまり詳しく知らないと思いますので改めてそれを掘りお越し記録するのは貴重だと思います。浜井市長は良く知られていますが、他の方々は忘れられているのではないでしょうか?
被爆証言のあり方に対するご提言も目から鱗でした。被爆証言が時間的制約もあり8・6の被爆体験に集中限定されるあまりパターン化しているのではないかというご指摘にはっとさせられました。昨年、亡くなった岡田さんが被爆証言をされる時、被爆体験だけでなく海外派遣事業に参加された時の事も話されることに対して被爆者なのだから被爆体験だけ話されれば良いのではという声がありました。しかしながら岡田さんは自分は過去の事だけ話して終わりにするつもりはないと言ってご自分の意志を貫かれました。被爆者一人一人が人間として固有の人生を送っていたのだから被爆前の体験も含めて語る事によってより強く人々の心に届くという説は御もっともです。できれば戦後、廃墟の中で心身ともに傷つきながらどの様に日々を過ごしていたのかその体験も是非聞きたいと思います。十代で被爆された方々がどんどん亡くなり2~3歳で被爆した人や胎内被爆者の方も証言を始めています。彼らは生々しい体験の記憶に欠けているかもしれませんが、戦後の広島で様々な困難に直面しながら生きて来られたのですから立派に被爆証言が出来ると私は考えます。
今回弓狩さんを推薦、紹介して下さった天野達志さんと三村庸子さんに感謝します。
 
(70代)
大変素晴らしい内容であった。
 
(60代)
弓狩先生のお話は、伝承者としてとても参考になるものでした。
ヒロシマの新たなるアイデンティティを模索していかなくてはならないとの考えは、ひとつの指標となることでしょう。
確かに伝承は、伝言ゲームという側面もあると思います。被爆者の記憶をできるだけ正確に伝えることを肝に銘じるとともに、未来に通じる平和運動になるように考えていきたいです。(広島市は、伝承者の伝承者は作らない方針です。そこから、家族伝承者育成の考えが出れ来たのかもしれません。)
ありがとうございました。次回も、楽しみにしています。
 
(60代)
大変わかりやすい講義でした。伝承者養成中に参考になるアドバイスをいただきました。ありがとうございました。
広島市の実施している伝承者養成の仕組みも、開始から10年も経つと事情の変化から見直しが必要です。弓狩様をはじめとする各方面の多くの方からのご意見を、寄せていただきたいです。
「復興」という言葉をきっかけに、広島の取材をはじめられ、その取材力に感心いたしました。浜井市長の著書で知識を得ていましたので、時間帯は限られていますが理解が深まりました。
基町高校の生徒の活動は、以前NHKでも放映があり、証言者・伝承者も使えるようです。広島市の認定以外の伝承活動では、自分も含めて体験を想像しにくい世代に向けての様々な工夫を重ねたいと考えています。
 
(60代)
『平和の栖』を読ませていただき、今回の公演を聞かせていただき、日頃被爆体験伝承者として感じている疑問や迷い、これからの方向性など今一度考え直していく道標となりました。
広島に携われた7年間で『平和の栖』の詳細で膨大な内容を発信してくださった事、本当に感謝いたします。伝承者仲間も、「バイブルとして手元に置いておきたい」と申しておりました。
本当にありがとうございました。
 
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講座の後日視聴はいつでも受け付けております。よろしくお願いします。
視聴可能な基礎講座はこちらのページからご覧いただけます。

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー1月

1月基礎講座チラシー弓狩匡純さん
新年明けましておめでとうございます!
2022年が皆さまにとって良い一年になることを願っております。
 
今年最初のつたえる講座のお知らせです。

 

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1月のWFC Hiroshima をつたえる基礎講座

「広島の戦後復興と新たなアイデンティティの構築」
講師は作家でジャーナリストの弓狩匡純(ゆがりまさずみ)さんです。

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“ヒロシマ”と聞いたとき誰もが、1945年8月6日を思い出します。

被爆者の方々は「実は戦後が本当に大変だった・・・。」と言われます。

被爆証言は「あの日のヒロシマ」に集中してしまいがちですが、ヒトもモノも、伝統、想い出さえもが奪われた戦後が、被爆者にとっては新たな“地獄”であったことを忘れるわけにはいきません。

外国の方をガイドすると、資料館で見た“ヒロシマ”と、今、目の前に広がる“広島”ギャップに、「どのようにして水と緑豊かな街に復興を遂げたのか・・・。」戦争の傷跡が今も残る国からお越しくださった方々の質問は「復興」に集中します。

広島に通い続け、現場取材を重ねて来られた弓狩さんはこのようにおっしゃいます。
広島市民が当時、どのようにして「被爆」という“負の遺産”を「復興」という名の“正の遺産”に昇華させたか。また現在、「被爆者なき時代」を目前に控え、広島市民のみならず我々日本人は何を考え、どう行動すべきなのか。

事前に弓狩さんの著書『平和の栖〜広島から続く道の先に』(集英社クリエイティブ) を、ご一読いただけましたら、尚一層、お話をお楽しみいただけること間違いございません。

オンライン講座になります。沢山の皆様のご参加をお待ちしております。

 

★1月講座のチラシをダウンロード

 

『平和の栖』チラシ_2021

 

※講座開催前に本を読まれることをおすすめしていますが、講座受講後にサイン本を購入していただくことができるとのご案内を弓狩さんからいただいています。購入を希望される方は、図書館のご利用をお勧めいたします。

★弓狩さん著「平和の栖」のチラシをダウンロード

 

 

 

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日時:1月22日(土)午前10:00~12:00

形体:オンライン(参加リンクは1週間前にお知らせします)

参加費:500円

申し込み方法:お申し込みフォーム

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【お知らせ】

  • 参考資料やオンライン参加リンクは、講座約1週間前に、お申し込みいただいた方にメールでお送りいたします。
  • ご参加いただけない方には、収録をしたビデオを後日視聴していただくこ ともできますので、どうぞご利用ください (費用は同額です)。
  • 止むを得ず中止させていただく可能性もあります。ご理解の程よろしくお願いい たします。

【お支払い方法】

クレジットカード決済

★WFCにて現金でお支払い

★銀行振り込み

広島銀行 
皆実町支店 
普通預金 No.0098421       
口座名義人  特定非営利活動法人ワールド・フレンドシップ・センター 
理事 山根美智子

ゆうちょ銀行
記号 15150
番号 24468111

他金融機関からゆうちょ銀行
店名 五一八 店番 518
預金種目 普通預金
口座番号 2446811

12月基礎講座を開催
「森下先生とともに世界平和巡礼から学ぶーアメリカ編ー」

12月つたえる講座ー平和巡礼【English below】
 
2021年12月11日㈯
 
WFC Hiroshimaをつ・た・え・る基礎講座12月「森下先生とともに世界平和巡礼から学ぶ―アメリカ編―」を無事に開催することが出来ました。
ご参加いただいた皆様、また、後日視聴をして下さった皆様に心から感謝申し上げます。
 
講師に森下先生をお迎えし、ナビゲーターは森下先生のオーラル・ヒストリーの聞き取りをされている、服部淳子さんと小松真理子さんにお願いいたしました。
 
今回は、「Morishita Papers」のアーカイブズ作業で出てきた平和巡礼の写真をお見せしながら、森下先生にお話をして頂きました。
 
また、今回初めての試みとして、zoomのブレイクアウトルーム機能を利用し、数名でのディスカッション、感想の共有も行いました。
 
映し出される写真には、その当時のアメリカがそのまま映し出され、時代の空気感が伝わってきました。
 
1960年代にアメリカ人であるバーバラ・レイノルズが被爆者と共にアメリカを回り、原爆の悲惨さ、広島で何が起こったのかを、直接伝えるこの旅が持つ意味はどんなことだったのか・・・。
 
現在奇しくも、国連で1月のNPT再検討会議に合わせ「原爆展」が開催されています。
 
1960年の「平和巡礼の旅」も2021年の「原爆展」も思いは一つ、二度とヒロシマ・ナガサキのようなことは、未来の子ども達にあってはならない。グローバルヒバクシャをこれ以上増やしてはいけない。「核兵器廃絶」の思いなのだと思います。
 
今日参加された皆様の感想をシェアさせて頂きます。
 
 
 
【つたえる講座12月アンケート】
 
(60代)
森下先生の世界平和巡礼について、私はほとんど知識がなかったため、とても新鮮でした。戦後20年ごろ、被爆者の方々が平和への強い意志を持って世界を巡礼されたのは凄い勇気だと思います。また、その後の活動に強い影響を与えたと話されていましたね。YFCの設立、高校生のための副読本の作成、世界と人たちとの交流など素晴らしい成果を挙げられたのですね。こうした努力に報いるためには、絶対に戦争や差別、貧困等の問題に背を向けることなく、皆で取り組んでいかなくてはならないと感じました。良い機会をいただき、感謝します。
 
(60代)
森下先生、WFCの皆様、素晴らしい講座をありがとうございました。
1964年の状況が少しわかり、写真も多くシェアくださり、ありがとうございます。
アメリカの各地、ヨーロッパ、ロシアでの平和巡礼について、もっと知りたいという気持ちが膨らみました。バーバラ・レイノルズさんについても、当時のことが知りたくなり、今、余裕はありませんが、教えていただいた本を読めればと思っています。
今後も、有意義な講座を楽しみにしています。
 
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新年1回目の基礎講座は
1月22日(土)
「広島の戦後復興と新たなアイデンティティの構築」 
弓狩匡純さん (作家・ジャーナリスト) にお話頂きます。
 
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Saturday, December 11, 2021
 
We held the December Pass-On Lecture, “Learn from the World Peace Pilgrimage, U.S.A. tour, with Mr. Morishita
Thanks to everyone who participated in the lecture and to those who signed up to view the video later.
 
We invited Mr. Morishita as a guest speaker and as navigators, Ms. Junko Hattori and Ms. Mariko Komatsu who have been making a record of his oral history.
 
Mr. Morishita shared his stories with us as we viewed photos of the Peace Pilgrimage that were found in the “Morishita Papers” archival work.
 
Also, for the first time, we used the “breakout room” function on zoom, and had discussion and sharing in small groups.
 
Photographs projected on the screen showed the U.S. back in those days, giving us the feel of the atmosphere from that era.
 
What meaning did this tour hold? In the 1960’s, Barbara Reynolds, an American woman, visited places in the U.S. with hibakusha, conveying firsthand the atrocity caused by the A-bomb and what had happened in Hiroshima.
By curious coincidence, the “Atomic Bomb Exhibition” is being held at the UN in time for the NPT Review Conference in January.
 
Both the “Peace Pilgrimage” in 1960’s and the “Atomic Bomb Exhibition” in 2021, are of the same spirit; that Hiroshima and Nagasaki should never happen again to future children. We should not add to the number of Global Hibakusha. It is the determination to “Abolish Nuclear Weapons.”
 
 

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー12月

11月基礎講座チラシー第二回世界平和巡礼皆さま、いつもお世話になっております。

12月の講座は、いつものように第4週目の土曜日ではなく、第2週目の土曜日に開催いたします。すでに1週間を切ってのお知らせになってしまったことをお許しください。

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「森下先生とともに世界平和巡礼から学ぶーアメリカ編ー」
講師は森下弘(もりしたひろむ)先生、ナビゲーターは服部淳子さんと小松真理子さんです。

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WFC(ワールド・フレンドシップ・センター)設立から、平和のために尽くしてこられた森下弘(もりしたひろむ)先生。

バーバラ・レイノルズが1964年に企画した「第二回世界平和巡礼」の一員として、旅をされたお話を中心に森下先生にお話しいただきます。アーカイブズ作業で発見された膨大な資料の中から厳選し、皆さまにお届けします。

ナビゲーターは、森下先生からオーラル・ヒストリーの聞き取りを行っている、服部淳子さんと小松真理子さんです。

皆さまのご参加お待ちしております。
どうぞお友達にも声をかけていただければと思います!

12月のチラシはこちらからダウンロードしていただけます

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日時:12月11日(土)午前10:00~12:00

形体:オンライン(参加リンクは数日前にお知らせします)

参加費:一般参加者500円 WFC会員400円 学生300円

申し込み方法:お申し込みフォーム

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【お知らせ】

  • 参考資料やオンライン参加リンクは、講座の数日前に、お申し込みいただいた方にメールでお送りいたします。
  • ご参加いただけない方には、収録をしたビデオを後日視聴していただくこ ともできますので、どうぞご利用ください (費用は同額です)。
  • 止むを得ず中止させていただく可能性もあります。ご理解の程よろしくお願いい たします。

【お支払い方法】

クレジットカード決済
https://checkout.square.site/buy/NWHD62CC7SCNHE2LQ76VGN6U

★WFCにて現金でお支払い

★銀行振り込み

広島銀行 
皆実町支店 
普通預金 No.0098421       
口座名義人  特定非営利活動法人ワールド・フレンドシップ・センター 
理事 山根美智子

ゆうちょ銀行
記号 15150
番号 24468111

他金融機関からゆうちょ銀行
店名 五一八 店番 518
預金種目 普通預金
口座番号 2446811

11月基礎講座を開催
「似島、もう一つのヒロシマ」

11月つたえる講座ー似島【English below】
 
2021年11月27日㈯
 
WFC Hiroshimaをつ・た・え・る基礎講座11月フィールドワーク「似島、もう一つのヒロシマ」を無事に開催することが出来ました。
ありがとうございました。
 
講師をして下さったのは、子どもの本作家の中澤晶子さん。
 
中澤さんの説明を受けながら、似島が時代と共に担ってきた役割を考えながら、皆さんと歩きました。
 
中澤さんがお話の端々に、色々なメッセージを託してくれたように思います。
「伝える人になってほしい。」・・・今日知ったことを伝えてほしい。誰にでも案内は出来るのです。
「行動を起こしてほしい」・・・違和感を覚えたことを、調べたり、投書したり、それが世の中を動かすこともある。
 
今日参加された皆様の感想をシェアさせて頂きます。
 
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Saturday, November 27th, 2021
 
We were able to hold the November Pass-On Lecture Fieldwork “Ninoshima-island, another facet of Hiroshima.”
Thank you to all who have joined us.
 
The lecturer was Ms. Shoko Nakazawa, Children’s Author.
 
We walked together, listening to her explanation, thinking about the role Ninoshima-island has played throughout history.
 
I felt that she left us various thoughts to ponder on, here and there as she spoke.
“I hope you will be a person who pass-on” …I hope you convey the stories you learned today. Anyone can be a guide.
“I want you to take action”…whenever you question something, learn about them, write a letter. Sometimes, that could lead to changes.
 
Below are some of the comments we have received back from the participants. (Available only in Japanese)
 
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つたえる講座11月アンケート
 
(60代)
有意義な一日となりました。似島の歴史をしっかりと知り、見方が変わりました。知識だけでなく、やはりその場にたち、見て感じて知ることの大切さを実感しました。20歳の母は女子挺身隊の一員として似島に宇品から派遣され負傷者の看護にあたりました。その母の思いを少しでも感じれたように思います。また行って続いている負の歴史を知りたいと思います。ありがとうございました。
中澤先生の本をもっと読みたいと思っています。
感謝いたします。
 
(70代)
初めて似島を訪れた。似島にも多くの被爆者が運ばれたということは何度か目にし、耳にしたが、島の歴史に触れながら歩いたのは初めてのことであった。昨夜夫と似島の話をした時「似島の検疫所の取り組みは世界的にも先駆的なものであったのに、今回のコロナ対策として活かされることはなかった。」と口惜しそうに夫が言った言葉を胸に島を歩いた。
案内してくださった中澤さんも検疫所を始め、桟橋など歴史を語る立札もなく、放置された感じの戦跡に嘆きを語っておられたが、本当に島のあちこちで同じ思いを持った。馬匹検疫所の焼却炉を見た時、アウシュビッツが頭に浮かび、雨に打たれるままの状況に、日本の広島市の行政の、戦の歴史を伝えることへの自覚的積極性のなさを改めて強く感じた。
中澤さんが「日本人は検証しないのですよ。戦争も福島も、コロナも」と言われたが、悲しいことにまったく同感である。これは日本人気質なのか、為政者に問題があるのか。少なくとも何とか変えなくてはならないと自覚した人から声を上げ、行動していくしか突破口は開かれないであろう。
あそこで提案したが今日のWFCの似島フィールドワークから、参加者の声として広島市に望むことを、WFCでまとめて要望書を送ることをしたらどうでしょうか。
似島平和資料館の宮崎さんたちボランティア活動を少しでも支えることができたらと思います。
 
(60代)
以前から一度は訪れたかった似島に、中澤晶子さんの案内でWFCの皆様とご一緒出来て大変有意義な学びをさせていただくことが出来ました。
「似島平和資料館」の宮﨑佳都夫さんにお話をお聞きできたのも大きな収穫になりました。
事前に撮影されたフィールドワークの動画も、当日戴いた資料と一緒に繰り返し拝見することが出来て、とても参考になっています。
ありがとうございました。
今後とも どうぞよろしくお願いします。
 
(70代)
今まで、似島の事について聞いてはいても、焼却炉、桟橋、弾薬庫跡など具体的に位置が分かり漠然として身についない出来事など、実際に見てお話を伺うことでより深まりました。
焼却炉を見た時、アウシュビッツのことがあたまをよぎりました。
色々ありがとうございました。
アンケートにご協力くださった皆様、ありがとうございました。
 
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12月の基礎講座は
「森下先生とともに世界平和巡礼から学ぶ ーアメリカ編ー」
講師:森下 弘 さん
ナビゲーター:服部淳子さん|小松真理子さん
 
12月11日(土)午前 10:00〜12:00
チラシができましたら、改めてお知らせいたします。

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー11月

11月基礎講座チラシー似島、もう一つのヒロシマフィールドワーク「似島、もう一つのヒロシマ」
講師は子どもの本作家の中澤晶子さんです。

*今月の講座のチラシを添付しております。
どうぞお友達にも声をかけていただければと思います!

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 「被爆後のヒロシマからは似島がよ~く見えた」そして「たくさんの、本当にたくさんの被爆者が運ばれたのが、似島なんだ」と被爆者の方が教えてくださった。

今の広島からは、建物に隠れて見えにくい似島。それはヒロシマが復興した証なのだと思う。しかしその陰で、島の方々の思いや、大切な歴史までもが隠れてしまわないようにとも願っています。

今回、子どもの本作家の中澤晶子(なかざわしょうこ)さんに、似島をご案内いただきます。

中澤さんの説明を聞きながら、似島に出会い、似島の声に耳を傾けた時、
私たちは「もうひとつのヒロシマ」に出会えるのかもしれません。

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日時:11月27日(土)午前9:10~13:45 ※マスク着用・時間厳守

定員:先着20名 

集合・解散場所: 広島港宇品旅客ターミナル1階切符売り場周辺

参加費:一般参加者600円 WFC会員500円 学生400円
   (フィールドワーク保険100円を含みます)

申し込み方法:お申し込みフォーム

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【お知らせ】

  • 参考資料は、講座約1週間前に、お申し込みいただいた方にメールでお送り致します。
  • ご参加いただけない方には、事前収録したビデオを後日視聴していただくこともできますので、どうぞご利用ください (費用は同額です)。
  • 止むを得ず中止させていただく可能性もあります。ご理解の程よろしくお願いいたします。

    以下に該当する方はご参加をお控え願います
  • 37.5度以上の熱や咳、のどの痛みなどの症状がある方や全身倦怠感など体調がすぐれない方。
  • 新型コロナウイルス感染症陽性とされた人との濃厚接触がある方または、過去2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への訪問歴及び該当在住者との濃厚接触がある方。

【お支払い方法】

クレジットカード決済はこちらをクリック
 選択項目から(フィールドワーク)を選択ください。

★WFCにて現金でお支払い

★銀行振り込み

広島銀行 
皆実町支店 
普通預金 No.0098421       
口座名義人  特定非営利活動法人ワールド・フレンドシップ・センター 
理事 山根美智子

ゆうちょ銀行
記号 15150
番号 24468111

他金融機関からゆうちょ銀行
店名 五一八 店番 518
預金種目 普通預金
口座番号 2446811

10月基礎講座を開催
「被爆樹木に会いに行く」

10月つたえる講座ー渡部久仁子さん秋晴れの中、WFC Hiroshimaをつ・た・え・る基礎講座10月フィールドワーク「被爆樹木に会いに行く」を無事に開催することが出来ました。
 
講師の渡部久仁子さん(ANT-Hiroshima理事)には、下見段階からご準備頂き、心から感謝申し上げます。
今回は、7本の被爆樹木に出会うことが出来ました。
 
被爆樹木のことを「76年前に被爆した友人」のように接する渡部さんの“被爆樹木愛”が溢れる2時間のフィールドワークとなりました。
 
ご参加くださった皆さんにも感謝申し上げます。
参加された方の感想をシェアさせて頂きます。
 
On a crisp autumn day, we were able to hold the October Pass-On Lecture Fieldwork “Go and Meet the A-bombed Trees.”
 
A heartfelt thank you to Kuniko Watanabe, a Board member of ANT-Hiroshima, for giving us the lecture and for the preparations beforehand.
 
During the fieldwork, we had the chance to “meet” seven A-bombed Trees.
The two-hour fieldwork was overflowing with Kuniko Watanabe’s love for the A-bombed Trees, where she spoke of them as if they were “friends who were exposed to the A-bomb 76 years ago.”
 
We thank everyone who participated. Below are some of the comments we have received from the participants.
(Japanese only)
 
10月つたえる講座ー集合写真
 
WFC公式Facebookで、もっとフィールドワークの写真を紹介しています。ぜひご覧ください!
For more photos from the fieldwork, please visit the official WFC Facebook page!
 
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(60代)
「被爆樹木に会いに行きましょう」とおっしゃった渡辺さんのガイドで7本の被爆樹木から様々なことを学ばせてもらいました。爆風で枝を失い、高熱に樹皮を焼かれ、放射能で成長を阻害されながらも健気に成長し続けている被爆樹木に対して自然と手を合わせたくなりました。歪んだ樹皮を撫でながらその痛みのようなものが感じられるようでした。木の生命力を損なうことなく助けるという堀口樹木医の方針で様々見えるところ、見えないところに樹木を守る手立てが施されていることも教えていただきました。声高に語らなくてもじわっと いのちを守っていくことの尊さというか 凄さというか 大切さというかそんなあたたかい気持ちがじわっとわいてくるようでした。傷つきながらも再生した植物たちは人間の愚かさを教えてくれているという渡辺さんの言葉が心に残ります。ありがとうございました。
 
(20代)
今まで個人的に被爆樹木を巡ったことがありますが、見方が分からなかったり、どこにあるか分からないものもあったりしたので、今日詳しく聞くことができて良い機会になりました。特に、A,B,Cのタイプについては知らなかったので、新しい学びになりました。渡部様の被爆樹木への愛がとても伝わり、私もこんなふうに語れるようになりたいと思いました。ありがとうございました。
 
(70代)
今週に入って急に寒くなりましたが、今日は久しぶりに皆さんにお会いでき、心豊かなフィールドワークでした。
最初に見た被爆クスノキ、根を地に広く張って、青空にそびえるように伸びている姿に力強さを感じました。そこで一句。
  秋寒や被爆楠天高く
ガイドしてくださった渡辺久仁子さんが「この子 この子」と被爆樹木を呼ぶのを聞いて「被爆樹木を愛しているのだなー」と、すぐに思いました。彼女の最後の話の中で被爆樹木と何度も対面し、語らい、癒され、共生しているという言葉に「なるほど」と頷いたことでした。
マスクの上の目元から「渡辺朋子さんの娘さんであろう」と分かりました。被爆樹木のひこばえがすくすくと成長しているように、朋子さんの平和への願い・活動は、しっかり受け継がれているのだなと心強く思いました。
赤い実をいっぱいつけて、爆心地の方に少し身を傾けて立つクロガネモチ、包帯を体に巻かれながら枝をお堀の水もに映すマルハヤナギ、真っすぐに伸びるはずが、被爆後生き方が分からなくなったように身をねじっているユーカリ、彼ら広島城内の被爆の木々たちも、しっかりその姿を心のシャッターで写しました。
帰りに菊花展で買った友禅菊の一鉢、優しく育ててみようと思います。
 
(70代)
非常にわかりやすい、楽な行程のフィールド・ワークでした。
樹木の「生命力」の素晴らしさ、見るチャンスが今だけかもしれないような樹木に巡り合えてよかったと思います。
残された寿命も限られている樹木とは、被爆者と同じなのですね。
また、それぞれの樹木が自然体で管理されているということにも感動でした。
本当に命ある樹木、触れると暖かかったです。エネルギーが伝わってきました。
素晴らしい講座、ありがとうございました。
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【11月の基礎講座のお知らせ】
 
11月27日㈯
フィールドワーク「似島、もうひとつのヒロシマを歩く」
講師に中澤晶子さん(子どもの本作家)をお迎えし開催いたします。
 
詳細が決まりましたら、お知らせいたします。
沢山のご参加お待ちしております。
 
【November Pass-On Lecture】
 
Saturday, November 27th
Fieldwork “Ninoshima, the Another Side of Hiroshima”
Shoko Nakazawa, an author of Childrens’ Literature, will be the lecturer.
 
Details of the event will be announced at a later date.
We look forward to you joining us.

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー10月

10月基礎講座チラシー被爆樹木に会いに行くフィールドワーク「被爆樹木に会いに行く」
講師はANT-Hiroshimaスタッフの渡部久仁子さんです。

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被爆から76年目のヒロシマには、
「被爆〇〇」と名前が付くものがたくさんあります。

あの日、ヒバクシャと同じく被爆し、傷つき、長い間手当を受けることも無く、
「精一杯生きてきた」ものがあります。それは「被爆樹木」です。
現在、爆心地から半径2㎞以内に約160本残っていると言われております。

今回は講師に渡部久仁子さん(ANT-Hiroshimaスタッフ)をお迎えし、
広島城周辺の被爆樹木に会いに行きます。

講師の渡部さんの被爆樹木愛をたっぷりと感じながら、一緒に歩いて頂けたらと思います。
皆さんのご参加をお待ちしております。

今月の講座のチラシをダウンロード

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日時:10月23日(土)午前10:00~12:00

定員:先着20名

集合場所:アストラムライン城北駅前  ※マスク着用でお願いします

参加費:一般参加者600円 WFC会員500円 学生400円
    (フィールドワーク保険100円を含みます)

申し込み方法:お申し込みフォーム

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【お知らせ】

  • 参考資料は、講座1週間前に、お申し込みいただいた方にメールでお送り致します。
  • ご参加いただけない方には、事前収録したビデオを後日視聴していただくこともできますので、どうぞご利用ください (費用は同額です)。
  • 止むを得ず中止させていただく可能性もあります。ご理解の程よろしくお願いいたします。

    以下に該当する方はご参加をお控え願います
  • 37.5度以上の熱や咳、のどの痛みなどの症状がある方や全身倦怠感など体調がすぐれない方。
  • 新型コロナウイルス感染症陽性とされた人との濃厚接触がある方または、過去2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への訪問歴及び該当在住者との濃厚接触がある方。

【お支払い方法】

クレジットカード決済はこちらをクリック
選択項目から(フィールドワーク)を選択ください。

★WFCにて現金でお支払い

★銀行振り込み

広島銀行 
皆実町支店 
普通預金 No.0098421       
口座名義人  特定非営利活動法人ワールド・フレンドシップ・センター 
理事 山根美智子

ゆうちょ銀行
記号 15150
番号 24468111

他金融機関からゆうちょ銀行
店名 五一八 店番 518
預金種目 普通預金
口座番号 2446811

 

9月基礎講座を開催
「ヒロシマを深める 記者として、教員として」

9月つたえる講座ーヒロシマを深める 記者として、教員として
WFC Hiroshimaをつ・た・え・る基礎講座9月「ヒロシマを深める 記者として、先生として」を無事に開催することができました。
 
講師の徳永博充さんには、丁度、広島経済大学を退職されるお忙しい時期にも関わらず、沢山ご準備頂き、心より感謝申し上げます。
 
 
9月つたえる講座ーヒロシマを深める 記者として、教員として
講座の内容が多岐に渡り、一つ一つが興味深いものばかりでした。実際の現場での経験から話される言葉は、講話の中で先生が繰り返されたまさに「事実Factを集め真実Truthをつたえる」そのものでした。
徳永先生、ありがとうございました。
 
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参加された方の感想をシェアさせて頂きます。
(シェアの許可を頂いたものです。)
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(70代)
今回は徳永さんの記者としての体験、教員としての実践から、事実に基づくお話を聞かせていただきました。興味深くこちらの思考が、時々自分の体験に向いてしまって聞き漏らした部分もあり、沢山の資料から必要なものを書き写す時間もなかったことから、今回は後日送られてくるビデオが待たれます。中には資料として事前に送っていただけていたらと思うものもありました。例えば学生さんの作られたドキュメント一覧など。
気になったひとつ「忘れられた魂 宮島の原爆死者たち」を早速見てみました。以前福井時代にゆきのした文化協会が立ち上げた新藤兼人監督の「さくら隊散る」県内100ヶ所上映という取り組みに参加したことがあります。丸山定夫が被爆者として宮島で亡くなった時のことを改めて思いかえしました。
こうした取り組みを指導くださった徳永様、足で歩いて頑張って作製された学生さんたちに感謝です。
 
(60代)
徳永先生の講座に参加させていただいて、ジャーナリストとして世界の紛争や戦争被害を取材して発信してこられたことを知りました。とても素晴らしい仕事をしてこられたと思います。また、後進の教育にも力を注がれたこと、重ねて感心しました。しかし、ご本人はいたって自然体で気負ったところもなくて素敵でした。
世界の情勢は楽観を許さないものです。情報を発信していくことは、ますます重要になることでしょう。それぞれの立場で、出来ることを気負いなくやっていくのがいいのだと先生の話を聞きながら感じました。
しかし、日本はコスタリカに学べないものでしょうか!
 
(70代)
講座は興味深く聞かせて頂きました。”実実Factを集め真実Truthをつたえる”
どのようなことにおいても、意味の深いことですが、難しいことです。
1人の市民が知ることが出来る事実はマスコミを通してのみですが、媒体によって真実が変わっているようにおもえます。
これからの平和な世界を維持するためにも、やはり子供達の教育からでしょうか。
 
(60代)
ジャーナリストとして、教育者として、寄って立つところは同じなのだ、と深く感じ入りました。なかなか聞くことのできないお話を、じっくりうかがうことができました。ありがとうございました。広島経済大学の学生チームがお作りになったドキュメント映像、湯来町が短命村などと呼ばれていたこと、黒い雨に打たれた村民が多く亡くなっていたこと、もっと広く知らしめたいものです。長崎にも黒い雨降雨地域で、やはり死亡率が高い、市街地から山を隔てた谷あいの村があり、降雨の影響とわかっていても、生業として長崎の町に野菜を売りに行かねばならず、そのことをくちにすることもできなかった、という番組を観たことを思い出しました。若い人たちが、このような映像づくりに取り組み、知らなかった歴史をわがものとすることは、ほんとうに得難い経験になっていると思います。この機会を教育者として与えられたことに、敬意を表し、今後のご活躍をお祈りいたします。
 
(60代)
徳永さんは、記者として、広島を原点としながら、世界各地の人々と出会い、一生懸命話を聞き、友達になってまた広島に帰ってくる、友達の苦境を物語にして伝える、そんなお仕事をされていたとのことでした。記者を退職後、そのご体験を全部、ジャーナリズムを志す大学生さんたちに手渡された。徳永さんのミッションはまさに「大切なことを継承する」ことなのだと感じました。
「徳永さんに、はなしを聴いてほしい。」と会いに来る人々。指導してほしいと、飛び込んでくる学生。徳永さんは、ミヒャエル・エンデの「モモ」みたいな方だと思いました。
広島の記憶の継承、遺構の保存についても、聴くもの見るものに届く「物語」が必須だとおっしゃったことも印象的です。物語を聴く、物語を紡ぐ。これからもどうぞご活躍を続けてください。ありがとうございました。
 
☆アンケートにお答えくださり、ありがとうございました。
 
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【10月の基礎講座のお知らせ】
10月23日(土)午前10時から 
フィールドワーク
「被爆樹木に会いに行く」
講師に渡部久仁子(わたなべくにこ)さん(ANT-Hiroshimaスタッフ)をお迎えし開催いたします。
詳細が決まりましたら、お知らせいたします。沢山のご参加お待ちしています。

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー9月

9月基礎講座チラシーヒロシマを深める 記者として、教員として「ヒロシマを深める 記者として、教員として」
講師は広島経済大学名誉教授の徳永博充(とくながひろみつ)さんです。

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記者であり、教員でもある徳永博允さんが常に心に置いていた思いは、
「人を傷つけ卑しめる理不尽に対する怒り。そして、小さき声に近づき耳をそばだてる」ことでした。

記者として取材に入った、高知・三崎・沖縄・ハンフォード・ロスアラモス・パンテックス・ミシシッピー・中東・エルサルバドル・ニカラグア・グアテマラ・・・。

また、教員として学生と歩んだ「広島を学ぶ」という道のりもまた、埋もれてしまいそうになる声を必死に拾い上げ、学生と共に向き合うことだったのではないでしょうか。

ヒロシマを遠くから、そして近くから見て、聞いて、見つめて来られた徳永さんの思いをお聞きします。私たちはヒロシマとこれからどう向き合っていけるのでしょうか?

皆さまのご参加お待ちしております。
どうぞお友達にも声をかけていただければと思います!

今月の講座のチラシをダウンロード

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日時:9月25日(土)午前10:00~12:00

形体:オンライン(参加リンクは1週間前にお知らせします)

参加費:一般参加者500円 WFC会員400円 学生300円

申し込み方法:お申し込みフォーム

または、WFC事務所までメールでお申し込みください。

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【お知らせ】

  • 参考資料やオンライン参加リンクは、講座1週間前に、お申し込みいただいた方にメールでお送りいたします。
  • ご参加いただけない方には、収録をしたビデオを後日視聴していただくこ ともできますので、どうぞご利用ください (費用は同額です)。
  • 止むを得ず中止させていただく可能性もあります。ご理解の程よろしくお願いい たします。

【お支払い方法】

クレジットカード決済
https://checkout.square.site/buy/NWHD62CC7SCNHE2LQ76VGN6U

★WFCにて現金でお支払い

★銀行振り込み

広島銀行 
皆実町支店 
普通預金 No.0098421       
口座名義人  特定非営利活動法人ワールド・フレンドシップ・センター 
理事 山根美智子

ゆうちょ銀行
記号 15150
番号 24468111

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店名 五一八 店番 518
預金種目 普通預金
口座番号 2446811