WFCからのお知らせ
広島修道大学主催の2021度 “Hiroshima Tour Guide Program”にワールド・フレンドシップ・センター(WFC) からガイドとして参加しました。このプログラムは、広島修道大学の学生の皆様が平和公園内のモニュメントを学ぶことを通じて、外国からの観光客にガイドができ、また自ら“ヒロシマ”を語ることができるスキルを身につけることを目的としています。
ツァーガイドは、晴天下の3月10日、11日の両日に実施され、当センターから清水美喜子、三村庸子、池田美穂、高橋勝己の四名が英語によるガイドとして参加しました。学生3名、先生1名からなる4グループに分かれて、ガイドの経験談やQ&Aタイムを含め約2時間の行程でツァーが実施されました。
学生の皆さんは熱心にメモをとられ、質問も多数あり、当方も学ぶことが多くありました。若い学生の皆さんと楽しく且つ有意義な時間を過ごさせていただきました。感謝です。

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対するワールド・フレンドシップ・センターの声明
私たちは、ロシア軍がウクライナの人々への攻撃を止め、直ちにウクライナから撤退するよう強く求めます。
2022年2月24日、世界が注視する中、ロシア軍が国際法に違反し、ウクライナに軍事侵攻しました。これにより、何百万人ものウクライナ人が国を追われ、ウクライナの住宅街への無差別爆撃によって多くの市民が命を落としました。 また、ロシアが原子力発電所を攻撃した無謀さは、言語を絶するものです。私たちは、この覇権主義的な軍事侵攻を強く非難します。
さらに、ロシアのプーチン大統領は、核抑止力部隊を厳戒態勢に移行するように命じ、世界中の人々の未来を脅かす破滅的な戦争へと近づけています。
広島の上空で炸裂した原爆を体験した被爆者は、核兵器がもたらす惨状を知っています。 彼らが世界へ訴え続けてきたメッセージは明確です。 約77年前にここ広島で、そして3日後に長崎で起こったことを、二度と起こしてはならないのです。
私たちは、核兵器が安全や平和をもたらさないことを知っています。核兵器の脅威が地球上からなくなる日まで、世界中の人々と共に、核兵器廃絶のために協力し訴え続けます。
私たちの思いはウクライナの人々と共にあり、この紛争に終止符を打つために声を上げているすべての人々と共に行動します。
2022年3月10日
NPO法人ワールド・フレンドシップ・センター
オレゴン州マクミンビル WFCアメリカ委員会
オハイオ州ウィルミントン ピースリソースセンター
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World Friendship Center’s statement against Russia’s invasion of Ukraine
We urge the Russian troops to stop their attacks on the Ukrainian people and withdraw from Ukraine immediately.
On February 24th, 2022, as the world looked on, Russian forces illegally invaded Ukraine. The war has forced millions of Ukrainians to leave the country and the indiscriminate bombing of residential areas in Ukraine has killed many civilians. The recklessness at which Russia attacked a nuclear power plant was unfathomable. We strongly condemn this hegemonic military invasion.
And even worse, Russian President Vladimir Putin by putting his nuclear weapons arsenal on high alert, is moving the world even closer to a cataclysmic war that could threaten the future of our civilization.
Hibakusha, who experienced the A-bomb that exploded over Hiroshima, know the devastation wrought by a nuclear bomb. Their message to the world is clear. What happened here in Hiroshima almost 77 years ago, and three days later in Nagasaki, must never happen again.
We know that nuclear arsenals do not bring about security nor peace. Until the day the threat of nuclear weapons is eliminated from the earth, we will continue to cooperate and appeal for the abolition of nuclear weapons together with people around the world.
Our thoughts are with the Ukrainian people, and we join with all those that are speaking out, to put an end to this conflict.
March 10, 2022
NPO World Friendship Center
Concurred with by:
American Committee of World Friendship Center, McMinnville, Oregon
Peace Resource Center of Wilmington College, Wilmington Ohio
2021年10月に米国オレゴン州のマクミンビル・バプティスト教会で ワールド・フレンドシップ・センターを支援するための平和コンサートが開かれました。
“Brethren Voices (ブラザレン・ボイシズ)”のエド・グロフが、コンサートの映像に、2019年11月にWFCを訪れたブレント・カールソンが撮影した映像を組み合わせ、プログラムを製作しました。コンサートでは、マイク・スターンとビル・ジョリフの二人のミュージシャンが演奏。
WFCにとって、マイク・スターンは過去広島でコンサートを一緒に催したこともあ理、とても馴染みがあります。ビル・ジョリフは、クエーカー教徒によって設立されたオレゴン州ジョージ・フォックス大学の英語教授です。マイクとビルの二人の音楽は、 平和・正義・信仰をテーマにしており、世界で不当な行為が行われているときには共に行動しようと訴えます。
私達夫婦はマイク、ブレント、エドとは親しく、かつてビルにも会ったことがあります。このようにコンサートの様子を映像にまとめてくれ、本当に素晴らしいプレゼントをもらいました。また、このようなコンサートを催して、WFCを応援してくださっているマクミンビル・バプティスト教会にも、心より感謝します。このようなイベントを行うには、多くの方のご支援があったこととよく存じていますが、この場を借りて、教会牧師のエリカ・マークスベリーと教会メンバーであるラリーとジョアン・シムズにお礼を申し上げます。エリカと、ラリー&ジョアンご夫妻はWFCの支援団体、WFCアメリカ委員会の理事であり、ご夫妻は2011年から2013年までWFCのボランティア館長も務められました。
このコロナ禍の大変な2年間に、長年にわたるWFCの多くの友人が、溢れ出るようなサポートをWFCにくださいました。我々のモットー“一期一会が平和を築く” や、ワールド・フレンドシップ・センターという名が表わすように、WFCの目指す世界に平和を広めるには、 友達と友情が最も大切な存在です。
では、”Brethren Voices (ブレズレン・ボイシズ)”のエド・グロフ制作のコンサート映像をどうぞ。
2月号の“Brethren Voices”で、WFC支援のため10月に行われたマイク・スターンとビル・ジョリフによるコンサートを取り上げています。以下、You-tube からご覧ください。WWW.Youtube.com/Brethrenvoices
ロジャー&キャシー・エドマーク
ボランティア館長(2019-2022)
ワールド・フレンドシップ・センター

「被爆証言を聞く ー笠岡貞江さんー」
笠岡貞江(かさおかさだえ)さんに被爆体験をお話しいただきます。
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「戦争はしてはいけないと、頭ではなく心で理解して、沢山の方に伝えて ほしい。」笠岡さんが子どもたちに伝える思いの一つです。
笠岡さんは、とてもチャーミングで、いつもユーモアに溢れています。
「私はね〜声が大きいからね〜マイクはいらないのよ」と、いつも立って被 爆証言をされます。
証言をされる時、目をつむって話される瞬間があります。
それは、77 年たっても尚、思い出したくない体験を、必死に思い浮かべ、 伝えて下さる姿なのです。
聞く人たちに本気で向き合い、本気で伝えようとしてくださる笠岡さんの 被爆証言を是非、本気で聞いてみてほしいのです。
沢山の皆様のご参加をお待ちしております。
※古谷美智子さんによる被爆証言は7月以降の講座に延期となりましたので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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日時:2月26日(土)午前10:00~12:00
形体:オンライン(参加リンクは数日前にお知らせします)
参加費:500円
申し込み方法:お申し込みフォーム
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【お知らせ】
- オンライン参加リンクは、講座数日前に、
お申し込みいただいた方にメールでお送りいたします。 - ご参加いただけない方には、収録をしたビデ
オを後日視聴していただくこ ともできますので、どうぞご利用ください (費用は同額です)。 - 止むを得ず中止させていただく可能性もあります。ご
理解の程よろしくお願いい たします。
【お支払い方法】
★WFCにて現金でお支払い
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広島銀行
皆実町支店
普通預金 No.0098421
口座名義人 特定非営利活動法人ワールド・フレンドシップ・センター
理事 山根美智子
ゆうちょ銀行
記号 15150
番号 24468111
他金融機関からゆうちょ銀行
店名 五一八 店番 518
預金種目 普通預金口座番号 2446811