3月基礎講座を開催
「森下先生とともに世界平和巡礼から学ぶ ―ヨーロッパ・ソ連編―」

3月基礎講座チラシー森下弘さん
3月26日に行われたWFC Hiroshimaを つ・た・え・る基礎講座3月「森下先生とともに世界平和巡礼から学ぶ ―ヨーロッパ・ソ連編―」
 
お話下さった森下先生、ナビゲイターの小松真理子さんと服部淳子さんにも心から感謝申し上げます。
 
アンケートにお答え下さった皆様、ありがとうございました。
以下、共有可能とご記入下さった皆様のアンケートです。
 
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つたえる講座3月アンケート
 
(60代)
たくさんの貴重な写真等を見せていただき、ありがとうございました。
現在のピースボートの活動の先駆けになることを、あの時代に行われていたことに驚きました。
各国での反応の様子を具体的にお聞きしたいと思いました。きっと、すんなりとは受け入れられないこともあったのではと想像します。
バーバラ・レイノルズのことについては、私はまだまだ勉強不足なので、彼女の広島での活動、生き方について今後も調べてみたいと思います。
 
(70代)
◎91歳とは思えないご聡明な森下先生からお聞きする、58年前の世界平和巡礼の体験のお話は、文章では読んではいましたが、写真の助けも得て当時をしっかり思い浮かべる事ができました。本当に有難うございました。
◎1ドル360円の頃、42人の集団が75日間かけて、8か国150の都市の訪問するという大移動は、膨大な準備と経費が必要であった事と、改めてバーバラさんの超人的な才能と実践力を思います。
◎25人の被爆者と学生を含む14人の通訳者が、世界の人々に向けて初めて、被爆体験を伝える姿は多くの人に強力な印象を与え、この旅の体験者はその後の人生に大きな影響を受けられたことと思います。
◎森下先生は、これを契機に今日まで平和教育に人生を捧げておられますし、広島市仁保の八景園老人ホームで現在も御健在の阿部静子さんも、「私はアフドドソ(米,仏、西独、東独、ソ連)と表紙に書いた日記を今も大切に持っております」と若い頃の活動を誇らしく語って下さっています。
◎ ウクライナの悲惨な状況を目の当たりにし、世界平和を願わずにはおれません。
 
(60代)
半世紀も前に被爆者とその通訳、総勢40名のグループで平和巡礼を行ったバーバラ・レイノルズのすごさを改めて感じました。
ウクライナで戦争が進行しているいま、バーバラならどんな行動を起こすかな、と思いながら森下先生の話を聞いていました。
誰もが望む平和ですが、現実はなかなか望み通りにならないです。
森下先生、これからもお元気で活動を続けられることを願っております。
 
(60代)
1964年にアメリカで広島の被爆者が体験をどのように話されたかもっと具体的に知りたかったです。プーチンを初め、今現在戦争を起こしている政治家の戦争にたいする世界観を聞きたいものです。
 
(60代)
森下先生のお宅には一度だけお邪魔しました。ジャーナリスト中村真人さんがドイツ・リーダーズ・ダイジェストに寄稿する記事のための取材のお手伝いでした。在独の中村さんの代役でお伺いしたのですが、先生のお宅の「あの」資料に圧倒され、さらに先生の記憶力に圧倒されました。「あの資料はあそこにあるはず」と言われ、すぐに資料を探し出されました。また、私が関わっている被爆ピアノ「明子さんのピアノ」が残されているのも森下先生のおかげです。先生が河本明子さん(被爆の翌日死去)の弟さんと知り合いだったのが縁で、廃棄されたかもしれないピアノが生き延びました。先生のお宅のピアノの調律をしている調律師の坂井原浩さんが、たまたま先生から明子さんのピアノのことを聞き、「これは残さなければいけないピアノだ」と気付き、引き取って修復作業をされました。明子さんのピアノにとって森下先生は大恩人なのです。
 
(70代)
この度は伝える基礎講座で初めて森下弘先生のお話を聞かせて頂きました。
ナビゲーター、小松まり子さんのご案内で森下先生のお話を伺いながら、たくさんの貴重な写真や資料も見せて頂き、素晴らしい時間を共有させて頂きありがとうございました。
今から60年近くも前の、1964年に森下先生、バーバラさんと共に、25人の被爆者、通訳25人、その他、ジャーナリスト、医者、宗教関係の方々・・が(?)8か国、150日の都市を巡る75日間の世界平和巡礼の旅をなさったとお聞きするだけで驚きでした。
また、2004年のウクライナへの旅(平和ミッション)では平和なウクライナの畑の画像が紹介されました。現在のウクライナはロシアの侵攻により空爆やミサイル攻撃も受けており、ふるさとを失うことがどんなに大変なことかがひしひしと伝わってきました。
講座では貴重な時間を共有させて頂き本当にありがとうございました。