7月基礎講座を開催
「被爆証言を聞くー河野キヨ美さんー」

7月基礎講座_写真本日は暑い中、WFC Hiroshimaを つ・た・え・る基礎講座7月「被爆証言を聞くー河野キヨ美さんー」にご参加頂きありがとうございました。
 
また、講師の河野キヨ美さん。
話すのも辛い被爆体験をお話下さいました事、心から感謝申し上げます。
 
ヒロシマに入りお姉さん達を探して歩いた道のり…。わら草履で様々なものを踏みながら…子どもの足でどんなに大変な道のりだった事でしょうか…。 
 
「亡くなっていった子ども達には夢がありました。やりたい事が沢山ありました。」と亡くなっていった子ども達に代わって話される河野さん。
その思いが伝わり、涙が出ました。
 
本日、沢山の方々にお手伝いいただきました。改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
 
後日視聴の申し込みはいつでも、受け付けております。
 
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【アンケートにお答えくださりありがとうございます】
 
講座ににご参加頂きました方のアンケートを共有させて頂きます。
(共有可能とお答え下さいました方のみ)
 
(50代)
当時の様子がよく分かり、想像することができました。絵が上手ではないとおっしゃっていましたが、実際に見られたからこその状態が伝わってきて、原爆のことは芸術としてではなく、実態を伝えることが大切なのだと実感しました。
小さいことかもしれませんが、一歩を踏み出さないと前には進まないと思うので、今日伺ったことを活かしていきたいと思います。
(被爆伝承者養成講座に通い始めました。2023年より)
 
(40代)
ご自身の辛い体験を、使命をもって伝えて下さりありがとうございました。とても心うたれ、1つ1つの河野さんの行動が、大きな平和の輪となってつながっていると思います。これからもお身体に気をつけて活動してください。応援しています。
 
(50代)
被爆の実相に学ぶというところで参加さていただきました。
河野さんの言葉の一つひとつに重みがあり当時の(被爆時)リアルな状況が理解できました.被爆体験者の方の話を聴くことは本当に大切にしていかないと心より思う時間でした。
ありがとうございました。
 
(50代)
ご自分は直接の被害を受けてなくとも入市被爆の生々しい実体験は今の時代非常に貴重な話が聞けて勉強になります。ご高齢ながら元気に積極的に活動されているのは頭が下がります。
 
(70代)
私は河野さんの被爆体験伝承しております。今日は久しぶりに河野さんのお話が聞けて良かったです。お元気な 姿 声。あぁ良かったともかく安心しました。パワポイントがたいへんわかり易く良かったです。見習います。ミーティングの時には聞けてなかった事がありましたが今日聞けて理解出来ました。
似島、家族の病気の事、三方文子さんのお話詳しく教えて頂きました。
短歌 詩 あらゆる表現の、大切さをつくづく感じました。ありがとうございました。
またお会いしましょう。楽しみにしています。
 
(50代)
本日は河野さんにお会いしたいと思い、講座には初めて参加しました。
私は河野さんの被爆体験を伝承させて頂いております。コロナと子育てや仕事の忙しさで伝承活動も休みがちでしたが、河野さんも戦後子育てやお仕事に忙しい時期を過ごされたとのことで、自分も時がきたらもっと頑張りたいと思いました。
河野さんのお話はいつも人への思いやりが伝わります。私もしっかりと思いの伝えられる伝承者を目指します。
今日はどうもありがとうございました。
 
(60代)
河野さんの体験された事と思いが、とても分かりやすく、しかも深く、心に刻まれていきます。
核兵器廃絶に関するゴールは、皆同じ思いに違いありませんが、今だその道半ばである今、この現状に対する考えは、色々。目指す道が同じ者同士もお互いの考えは尊重して、手を携えていきたいと思いました。
 
(70代)
河野さんのお話はいつ聞いても心をうちます。河野さんの体験が、河野さんの語り口―想いを振り絞るような、お気持ちそのままを語るーで聞く者にすーっと入ってきます。ヒロシマに入られた7日、矢賀・比治山橋・御幸橋・遺体を片づける兵士・被爆した電車、一場面一場面、河野さんの絵とともに迫ってきます。
福屋の場面で放射線のことに言及されていることは原爆のことを知るうえでとても大切なことだと思います。そのころは知らされていなかった、今は「放射線」の影響と考えられると。
広島から35キロも離れている場所でも原爆の影響は たくさんあったのだと改めて心にしました。
河野さんに、これからもお元気で語り続けて頂きたいと思いました。
 
(70代)
①開始、15分前につきましたら、河野さんは既に着席されておられました。前回の平岡さんの時も同様でした。申し訳ございません。
②質問される方は、気をつけましょう。「二中の生徒が日赤病院まで行っていたのは知らなかった」河野さんが書かれた絵の胸に二中とあるのは有名な話ですし、河野さんんのお話をお聞きするのであれば、事前にその程度は学習しておくべきです。ましてや、ご自分が二中の生徒だった人の伝承をしていると自己紹介をするのであれば!
河野さんに対して失礼だと思います。
③江口保さんの「いいたかことのいっぱいあっと」を最近よまさせて頂いて、反省しております。
今日は、有難うございました。
 
(50代)
被爆体験談の受講は、興味深かかった。
今回の被爆者の方は、実際のお年より、お若くいらっしゃいました。びっくりしました。
入所被爆された方なので、あと障害が、気になりました。何事もなかったようなので、良かったです。
 
(70代)
被爆者の経験した生の声は心に響きます。
円形に被爆して亡くなった子を並べた絵はずーっと心に残っていたので、直接体験者の話が聞けて本当に良かったです。絵からは多くのストーリーが少しの時間で読み取れるので河野さんの話がより具体的にイメージでき、話が一層ふかまりました。ありがとうございました。
 
(60代)
後世に広島被爆の実態を伝える上で最も効を奏するのは被爆者の体験を聴くことだと思います。
今日は特に被爆時の惨状をご自分が描かれた絵を提示しながら語られ、言葉のちからと共に実体験を下に描かれた絵がどれだけ伝える力をもっているかを知る事ができました。ご自分では、下手な絵と仰っていましたが、目にした実態を感情を超えて絵にされたことは惨状を伝えるにあたりこの上ない効力があると感じております。
 
(60代)
貴重なお話を聞く機会をいただきありがとうございました。
92歳の河野さんがパワーポイントを操作しながらお話をされるお姿に驚くとともに、証言者としてこれまでたくさん努力を重ねてこられたのだと感動しました。
これからもお元気で、たくさんお話を聞かせていただきたいです。
 
(50代)
本日はありがとうございました。
私は12期の伝承者研修生で先日から研修が始まったばかりです。私の祖父も入市被爆者で河野さんが見られた市電の内部の光景を母から聞いたことがありました。たくさんのお話しを聞いて河野さんが絵を描くまでに至る思いや、描かれている時の苦しみや悲しさ、実相、体験全てを老若男女多くの人たちに届けられるようこれから背負って歩いていきます。
言葉には人を動かす力があるというお言葉も心に残りました。通訳ガイドの資格もあるので世界中に伝えていきたいです。
河野さんのとてもお若いお姿にパワーをいただきました!また機会があればお話し聞きたいです。
どうぞお身体にお気をつけてお元気にお過ごしください。
 
(70代)
これまで追悼祈念館で被爆体験記朗読ボランティア、平和記念資料館で平和学習講座講師の活動をしています。
けれども被爆者お一人おひとりに人生、想いがある事を考え、3年前から研修を受け、今年それらを伝える伝承者としてデビュー致しました。
今回、14歳で入市被爆された河野キヨ美さんのお話はまた衝撃でした。日赤で見た中学生の沢山の死体、芸備線志和口駅から電車を乗り継ぎ、市内へ歩いて入ったこと、軍国少女として薙刀、竹槍の稽古の日々など、これまで聞いた被爆者の方々とはまた違う体験でした。
絵本は書店で手に入りますか。
ご自分で描かれた絵で伝える実体験、是非拝読させていただきます。
ありがとうございました。
 
(50代)
河野さんの被爆体験伝承者です。
河野さんは常にお話の内容がアップデートされており、立派で美しいお姿でまさに平和を体現されており、いつも深い感動とともに、自らの姿勢を顧み決意をあらたにします。
師であり、目標であり、同志だと思っています。
私もたゆまず努力し前進していきます。
 
(50代)
被爆者が高齢化し証言できる方が激減しているなか貴重な機会をいただき心より感謝申し上げます。
私は広島市出身で伯母は学徒動員で亡くなっております。父のきょうだいや祖母も被爆者です。そのため原爆関連の本や絵をたくさん読んだり観たりしてきました。
それでもNHKスペシャルだったと思いますが河野さんの絵を初めて見て大変な衝撃を受けました。ちょうど旧制広島一中の保護者子どもへの想いを綴り、編纂した「星は見ている」を読んだせいもあると思います。
花壇にきれいに並べられた中学生の遺体。
最初は数人が倒れこんで亡くなっていたのかも知れません。当時一中や二中の生徒は市民にも一目置かれる存在であったので親が探しに来るだろうと丁寧に扱われたのではと思います。死者が増え遺体を安置するスペースもなく延々と続く凄惨な場面のなかで涙も枯れ黙々と遺体を並べた人が見える気がしました。
ここまで絵に対して想いを馳せることができたのは河野さんのお話を直接聴けたからです。入市被爆だからとお話の中で何度も言われていたけれど入市被爆だから目に焼き付けることができたものも多いと思います
ありがとうございました
 

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー7月

7月基礎講座_チラシ

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

お知らせが遅くなりましたが、7月17日(月・祝)につたえる講座を開催いたします。

詳細はチラシをご覧ください。


お知らせが遅くなってしまったことを、お詫び申し上げます。

 

7月のチラシをダウンロードする>>


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WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー7月

「被爆証言を聞くー河野キヨ美さんー」

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「広島赤十字・原爆病院メモリアルパーク」そこに1枚の絵碑があります。
丸い花壇に積み上げられた広島二中の生徒たちの遺体がありました」(略)。
悲しみが溢れ、言葉を失う絵です。
この絵を描いたのが河野キヨ美さんです。
家族を探しに来た時に見た同学年くらいの子たちの姿でした。

1945年8月6日以後。広島市内に家族を探しに入ったたくさんの人たち。
その中に、大人の後ろについて家族を探した子どもたちの目線を、決して忘れてはいけない。
大人の高さでは感じない、地面から伝わる熱気や匂い・・・。
被爆された方々を見たであろう目線は低い。
河野さんは、草履を履き市内を歩いたその時の悲惨な状況を忘れないために
草履のブローチを手作りされてきました。
思い出したくない状況を尚も心に刻み、証言を続ける河野さんの思いをお聞きします。

沢山のご参加お待ちしております。

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日時:7月17日(月・祝)午前10:30~12:30(10:00開場)

会場:エソール広島(おりづるタワー10階)

定員:60名(要予約・先着順)

参加費:1,000円(当日会場・後日視聴)

申し込み方法:お申し込みフォーム


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【お支払い方法】※講座開催前日までにお支払いください。

クレジットカード決済 

★講座当日現金でお支払い

★銀行振り込み

広島銀行 
皆実町支店 
普通預金 No.0098421       
口座名義人  特定非営利活動法人ワールド・フレンドシップ・センター 

ゆうちょ銀行
記号 15150
番号 24468111

他金融機関からゆうちょ銀行
店名 五一八 店番 518
預金種目 普通預金
口座番号 2446811

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※止むを得ず中止させていただく可能性もあります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

4月基礎講座を開催
フィールドワーク「被爆作家の碑をたずねて—峠三吉、原民喜、大田洋子、栗原貞子」

4月基礎講座_被爆作家の碑をたずねるWFC 基礎講座4月フィールドワーク
「被爆作家の碑をたずねて—峠三吉、原民喜、大田洋子、栗原貞子」
ご参加くださったみなさまから感想が届きました。ありがとうございました。共有可能の方の感想をシェアさせて頂きます。
【共有可能】
(70代)
今日のフィールドワークは、原民喜の詩の言葉にあったように、まさに緑したたる良き日であった。
広島に来た頃は、ヒロシマ文学に関心を寄せ、栗原真理子さん呼びかけの会にも一度参加したことがあった。広島文学館建設の呼びかけをされた。あれから30年ほどが経っているが、今だ実現していない。
今回の広島市立図書館移転問題にしても、文学・文化への行政・議会人の認識の薄さは嘆かわしい。
市民の皆さんもカープに寄せる思いの何分の1かでも興味を持ってほしいものである。文学への関心が減ってきている自分への自戒の日でもあったのだが。
原民喜の碑文が原爆ドームの反対側を向いているからか、多くの人たちが通り過ぎていくのを残念に思っていたが、原爆ドームを背に、碑文に向き合うと、「一輪の花の幻」をまさに眼前に見る思いがして、これでいいのだと納得した。
(70代)
大変勉強になり、ありがとうございました。資料の内容はほとんど知っていることでしたが、栗原貞子詩碑の場所は、初めて知ることができて良かったです。
道すがら、川口さんに、これまで疑問に思うことなどを質問すると、全て教えて頂き、ありがたかったです。ありがとうございます。
土屋時子さんの朗読もとても良かったです。ありがとうございました。
フィールドワークは、とにかく時間がないので、別の日に、勉強会があれば、さらに理解が深まると思いました。その時はまた是非参加したいです。よろしくお願いします。
(70代)
土屋さん、峠三吉の詩の手話をしてくださってありがとうございました。とても分かりやすくて、感銘を受けました。原民喜、太田洋子、栗原貞子の碑は、初めて訪れました。詩人たちが傷つきながら伝えてくれた平和へのメッセージを次世代に受け継ぎ、また世界中の人々に知っていただきたいと思います。世界の記憶に登録されますように!
今日は大変お世話になりました。ありがとうございました。
(60代)
天気も良く、説明を聞き入っていた皆さんの知識欲に感服します。
原爆投下から79年もたっても証として生きていく被爆樹とともに、碑に刻まれた言葉が訴える思いの重さを改めて学び取ることができる日でした。
※後日視聴は以下より、いつでもお申し込みができます。
申し込み方法:https://bit.ly/3nGb6iM
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【広島文学保全の会様よりお知らせとお願いです】
「広島文学資料保全の会」は、ユネスコ「世界の記憶」(国際登録)に、「広島の被爆作家による被災直後の資料」を申請します。
これにともない、「世界の記憶」登録実現のため、署名を集めています。
署名・拡散のご協力のほど、よろしくお願いいたします。
【お知らせとお願い】

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー4月

4月基礎講座_チラシ
WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー4月

フィールドワーク
「被爆作家の碑をたずねて
—峠三吉、原民喜、大田洋子、栗原貞子」

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1945年8月6日午前8時15分。
峠三吉は翠町で被爆、当時28歳。
原民喜は幟町で被爆、当時39歳。
大田洋子は白島九軒町で被爆、当時38歳。
栗原貞子は祇園町長束で被爆、当時32歳。

既に大人であった彼らにとって、その光景は、目にも心にも焼き付いたに違いない。
原爆におうて尚、筆舌に尽くしがたいその出来事を書き残そうとした作家たちの声に、心から耳を澄ます。
後世に生きる私たちに残してくれたその“言霊”は、今の世界に何を思い、何を訴えるのか。
「ちちをかえせ ははをかえせ としよりをかえせ こどもをかえせ・・・」
この叫びが、今も聞こえてくるこの世の中で・・・。

2月に引き続き講師に、広島文学資料保全の会 土屋時子 (つちや ときこ) さんと、河口悠介 (かわぐち ゆうすけ) さんをお迎えし、文学碑をめぐります。碑や作家の説明を頂きながら、それぞれの文学碑の前で、土屋時子さんに一遍の詩を読んで頂きます。

【当日のルート予定】

峠三吉詩碑 → 原民喜詩碑 → 大田洋子文学碑(予定地) → 栗原貞子詩碑 (合計約3.2km)

今月のチラシをダウンロードする>

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日 時:2023年 4⽉22⽇(土) 10:00〜12:00 (集合9:45)

小雨決行 雨天予備日 4月29日(土)

定 員:20名先着順

参加費:1,100円 (保険100円を含む)

集合場所:広島平和記念資料館北側

申し込み方法:お申し込みフォーム
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【お支払い方法】

★講座当日現金でお支払い

クレジットカード決済
※講座開催前日までにお支払いください。

【お知らせ】

  • 体調がすぐれない方はご参加をお控え願います。
  • 止むを得ず中止させていただく可能性もあります。
    ご理解のほどよろしくお願いいたします。

3月基礎講座を開催
「97歳が語る満州——末広一郎さんのお話を聞く会」

3月基礎講座_末広一郎さんWFC基礎講座3月Hiroshimaを つ・た・え・る基礎講座「97歳が語る満州——末広一郎さんのお話を聞く会」を無事に開催することができました。ありがとうございました。
末広一郎さん、そして大阪からお越しくださったご友人の野田邦雄さんにも心から感謝申し上げます。
ご参加下さった皆様からのアンケート(共有可能)をシェアさせて頂きます。
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(50代)
大変貴重な体験談が聴けて、勉強になりました。改めて日本の蛮行の事実も分かり、加害の反省も伝えて行きたいと思います。
(70代)
1,97歳が語る満州、お元気で感情の籠った迫力あるお話に圧倒されました。
2,戦争体験者の言葉は真実・真摯で、直接お聞き出来たことが大きな成果です。私の生き方の手本にもなりました。
3,最も衝撃を受けた写真は「銃剣による刺殺練習に生きた青年を使う」です。戦争になれば人間はこのような残虐行為を出来るのだ。
4,未だに世界で内戦・侵略・虐殺が続いている、人間は本質的に愚かなのだ。政治がダメ、宗教がダメ、私たちは何を子供たちの残すことが出来るのだろうか?
5,戦争、戦いを起こすのは昔から男だ。今日の聴講者の7割以上が女性だ。逆に男性参加者が7割以上でないと、日本の国は昔と変わらない。
(70代)
末広一郎さんの貴重なお話しには圧倒され、随所に感動と共に賛意を覚えました。
例えば、「旧日本軍が満州で行ったことは強盗である。これは開拓団についても同様だ。」との表明は、国に裏切られた自らの苦しい経験にもかかわらず、自己反省と客観的な歴史観に感動しました。また、「敗戦が自明な昭和20年になっても満州に開拓団を送るとは人間ができることではない。」との怒りはもっともで、戦争は鬼の仕業と同じです。昭20年4月19日付の「次官会議決定事項」の国の責任は現時点であっても糺すべきだと思います。
一方、満州開拓は関東軍や一部の政治家の責任のみならず、多くの国民の賛意や扇動もあったのではないかと思います。これらは現在日本の悪弊にも通じることで、同調圧力の酷さ(ポピュリズム)や過去を反省する能力の欠如、また過去の悪事をすぐに忘れる点です。
我々の過去の加害も忘れずに平和を語りたい、と思いを新たにしました。
ご講演に感謝です。ありがとうございました。
(60代)
これまでに満蒙開拓団関連の講演には4,5回参加していますが、今回ほどまとまった資料を基に拝聴したのは初めてです。体験者の生の声、胸中に深く刻まれました。
私の住む安芸高田市からも、たくさんの人々が満蒙開拓団として渡満されました。父にも誘いがありましたが、賢い祖母は断固反対しました。
97歳にして記憶力の確かさに驚きました。本日拝聴できましたこと、ありがたく感じております。
地元の満蒙開拓団関連のことを調べてみたいです。また、シベリア抑留、峠三吉との話など、機会があれば再度拝聴したいです。
お体に気を付けて健康にお過ごしください。
本日はありがとうございました。
(60代)
御歳97歳の末広一郎さん、94歳の野田邦雄さんのお二人から、非常に貴重なご体験とご思索を直接聴くことができ、この講座に参加できたことを非常に有意義に感じ、深く感謝いたします。それとともに、末広さんと野田さんから直接、戦争にまつわる残虐な現実、戦争と侵略がどのように人を変えるのか、人をどう扱うのか、伝えられ、聴いた者・知った者の責任として、どうこの重要な課題に日々対峙し、情報をよく知り、どう戦争・武力紛争・侵略・人権侵害を繰り返さない社会を築いていくのか、さらに真剣に取り組んで行く必要を痛切に感じました。
(60代)
映画「ラストエンペラー」では見えなかった満州のお話を聞いた。いただいた資料も全て読んだ。
25年前に亡くなった伯母が、夫と子ども全てを亡くし満州から引き上げてきたことを、妹である母から聞いていた。最近になって、ソビエトで保母をしていたこと、帰ってきた当時、思想洗脳を受けていたことを聞いた。
しかし、私は、開拓団については何も知らなかった。末広さんは、自分の土地が持てる、徴兵を逃れることができると考えて、希望を持って志願した満蒙開拓青少年義勇隊だったのに、戦争に巻き込まれ、敗戦後シベリアに抑留され、大変な思いをされたのですね。シベリアのお話も,機会があれば聞きたいと思いました。
終戦間際、送り出された義勇隊の話
特攻隊のことを思った。計画を進めた人は、最後まで正しいと信じていたのだろうか。うすうす分かっていても見ない振りをしていたのだろうか。先行きのことが分かっていた人もいたのではないか。分かっていても意見できなかったのか。誰が決断すべきだったのだろう。
渡満しなかった義勇隊のこと
元隊員の方からの証言が出てこないのは、直前に満州に渡り、命を落とした人たちに対して、生き残ってしまった負い目があるからかもしれない。原爆で生き残った人も、助けを求める人を置いて逃げた自分を悔い、恥じて、被爆体験を語れないことがあると聞く。
「万人抗」の話
日本人ではなく、相手が中国人だったから、こんな事ができたのだろうか?大陸で、いくらでも代わりが補充できたからか?人を使い捨てるなど、とんでもないことだ。命が大切にされる世の中であって欲しい。
ロシアとウクライナの戦争。ウクライナ人が死んでいる。ロシアの人も死んでいる。自分が、家族が死ぬ戦争なんて、誰もしたくはないはずなのに。どうすれば、戦争をやめさせることができるのだろう。
まとまりませんが、色々なことを考えました。
機会をいただけたことを感謝します。
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※後日視聴はいつでも受け付けております。
参加費:後日視聴1000円+資料送料代 370円
(資料の在庫がまだございます3/27現在)
申し込み方法:https://bit.ly/3T5kO9E
【お支払い方法】
★クレジットカード決済

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー3月

3月基礎講座_チラシ
WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー3月

「97歳が語る満州——末広一郎さんのお話を聞く会」

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「満州で日本人が何をやったか、語らなければいけんことがまだある。

皆さんは、“万人坑”を知っておられるだろうか?

あんな酷いことを日本人がしたということ。

同じ日本人でありながら、語るのが嫌んなるよのう~。

戦争は恐ろしいよのう~。

戦争は人間を鬼にする・・・。

戦争はしたらいけん。」

 

14歳の時、広島県世羅郡の吉川尋常高等小学校から、たった一人志願して行くことになった満蒙開拓青少年義勇隊。茨城県内原訓練所で3か月間厳しい訓練を受け、ラッパ鼓隊員となり、満州の北方の嫩江(のんこう)訓練所へ。そこから敗戦までの日々、そして、97歳の今の思いを語っていただきます。

また今回は、末広さんのご友人・野田邦雄(のだくにお)さんにも大阪からお越しいただき、満州での経験を併せてうかがいます。

3月の講座チラシをダウンロードする>

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日 時:2023年 3⽉21⽇(火・祝) 10:30〜13:00 (10:00 開場)

定 員:100名先着順

参加費:会場 1,000円 / 後日視聴+資料送料代 1,370円

参加方法:会場・後日視聴

会 場:JMSアステールプラザ 広島市国際青年会館7階研修室

申し込み方法:お申し込みフォーム
 
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【お支払い方法】

★講座当日現金でお支払い

クレジットカード決済 
※講座開催前日までにお支払いください。

【お知らせ】

  • 講座資料は、当日ご来場時にお渡しいたします。
  • 新型コロナウイルス感染拡大防止策にご協力ください。
  • 止むを得ず中止させていただく可能性もあります。
    ご理解のほどよろしくお願いいたします。

2月基礎講座を開催
『グラウンド・ゼロを書く』とユネスコ「世界の記憶」

2月基礎講座
WFC基礎講座2月『グラウンド・ゼロを書く』とユネスコ「世界の記憶」にご参加下さりありがとうございました。
 
最近の広島における文化周辺の一連の動き…。その中でも大切なものの一つが“原爆文学”ではないかと私は思います。図書館移転…街の木々の伐採…図書の廃棄…そして、はだしのゲン…。様々な動きが慌しさの中に埋もれ、こぼれ落ちることがないようにと今講座では“原爆文学”にフォーカスを当てるため、広島原爆文学資料保全の会様にお願いし、当日を迎えました。
 
講師の成定薫さん、土屋時子さん、広島文学資料保全の会の皆様には、打ち合わせの段階から色々とお力添えいただきました事、心から感謝申し上げます。
 
会の終了後、参加された方からアンケートと共に励ましのお言葉も頂きました、ありがとうございました。ご参加下さった皆様から、アンケート(共有可能)をシェアさせて頂きます。
 
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(70代)
とても良かった 頑張って下さい
今、ウクライナなど原爆を使用されるかも?
世界に広島を訴えましょう
 
(70代)
〇原爆文学作品についての全体像を知ることができました。正田篠枝・太田洋子・竹西寛子なども読み直してみたいと思いました。
〇広島でしか生まれ得ない稀少文学を、保存する文学館も広島にはない、ユネスコ遺産申請にも取り上げようとする姿勢がないという、関係者の関心の薄さに衝撃を受けました。一人一人が声を出し、当局を揺さぶることの重要性を切実に感じます。
 
(60代)
ユネスコの世界の記憶、どのように申請されているか、最近の日本の動きなど、知らないことばかりでした。ずっと前に、広島に文学館を、と願っていた方から、原民喜さんの手帳を実際に見せていただいたことがあります。ぜひ登録されることを願っています。
 
(60代)
成定先生のお話から、日本の文壇における原爆文学の立ち位置を教えられ結構ショックでした。広島にいると、原爆について語ったり、作品を読んだりするのは当たり前。また原爆をあつかった文学作品は日本の誇りと思っていただけに寂しい気持ちです。広島文学館がないのは、広島に自然史博物館がないのと同じく、行政の責任と思います。行政、特に広島市役所(市長を筆頭に)文化度が低いのではないかと思います。なかなか良い講演会でした。ありがとうございました。
追伸:PCのトラブルは全く気になりませんでした。ズームがある場合はどの講演会もトラブル多発ですので。一番良いのは、リンクではなく、最初からパワーポイントだけで資料を並べられると良かったと思います。
 
(60代)
「グラウンド・ゼロを書く」の本を読んだだけではわからなかったエピソードがお聞きできて良かったです。広島に住んでいながら、原爆文学をちゃんと読み込んで来なかったことも思い知らされました。広島に文学館は絶対に必要だと常々思っていましたが、そのためにも、ユネスコ「世界の記憶」登録に向けて、署名集めなど微力ながら協力させて頂きたいと思いました。
 
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今回、お力添えいただきました広島文学資料保全の会のHPより、「世界の記憶」オンライン署名のページをお借りしました。
ユネスコ「世界の記憶」(国際登録)に、「広島の被爆作家による被災直後の資料」を申請します。
これにともない、「世界の記憶」登録実現のため、署名を集めています。また、より多くの方々に知っていただきたい、そして応援していただきたい、という思いから、オンライン署名(@change_jp)も始めました。
 
皆様、署名・拡散のご協力のほど、よろしくお願いいたします。
 
【署名用紙ダウンロード】
 
【オンライン署名ページ】@change_jp

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー2月

2月基礎講座_チラシ皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
来年1月のつたえる講座のお知らせです。

お知らせが遅くなってしまったことを、お詫び申し上げます。
皆さま、どうぞ体調をお大事にお過ごしください。

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WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー2月

『グラウンド・ゼロを書く』とユネスコ「世界の記憶」

広島大学名誉教授・広島文学資料保全の会幹事の、成定薫(なりさだかおる)さん にお話しいただきます。

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「原爆文学」はヒロシマにとって大切な遺産である。

そう私たちが今心に決めなければ、
「国際平和文化都市」としての名を、返上しなければならない。

78年前の筆舌に尽くしがたいあの惨状を、文として、詩として、絵として、時には音に乗せて、
市井の人々が体から絞り出すように紡ぎだしたそれらすべてが、
平和を永遠に希求すると誓ったヒロシマにとっての、かけがえのない財産なのです。

「原爆文学」を今大切にしなければ、
未来の子どもたちが、何をもってあの言葉にならない惨状を知るのでしょうか。

「原爆文学」を今大切にしなければ、
ヒロシマに生きる私たちの足元に眠る人々の叫びが聞こえなくなるのではないでしょうか。

グラウンド・ゼロ(爆心地)に生きる私たちのなすべきことを、
もう一度「原爆文学」から紐解きます。

今回講師に、広島文学資料保全の会・幹事の成定薫さんをお迎えし、ご自身が翻訳に参加された本『グラウンド・ゼロを書くー日本文学と原爆』についてお話しいただきます。

そして、講座の後半には、同会の土屋時子さんをお招きし、「ユネスコ世界の記憶(国際登録)の申請」についてもお話いただきます。

沢山のご参加お待ちしております。

 

2月の講座チラシをダウンロードする>

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日時:2月25日(土)午後2:00~4:00(1:30開場)

会場:エソール広島(おりづるタワー10階)

参加費:1,000円(当日会場にて、またはクレジットカード払い)

※参加費値上げのお知らせ
WFC基礎講座では、ヒロシマを様々な角度から学び伝え続けるため、講師の皆様にお力添え頂きながら、また、皆様にご参加頂きながら、コロナ禍も開催してまいりました。     
大変心苦しいのですが、今月から参加費を1,000円に値上げさせて頂くことになりました。
急な値上げで皆様にご負担を頂く事になりご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。
 
参加方法:当日会場参加・当日オンライン配信・後日視聴
※お申し込みいただいた方全員に後日視聴のリンクをお送りします。
 
申し込み方法:お申し込みフォーム
 

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1月基礎講座を開催
「記憶と継承」

1月講座ー平岡敬さん
1月のWFC基礎講座「記憶と継承」平岡敬さんにお越しくださった皆様から、沢山のご感想をお寄せ頂きました。ありがとうございました。
 
共有可能の方の感想をシェアさせて頂きます。
 
尚、後日視聴は下記よりお申し込み頂けます。よろしくお願いします。
 
これまでに開催した講座のリストはこちらのページからご覧になれます。
 
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(50代)
日本政府への意見、核兵器廃絶への方法論、アメリカへの責任追及等 皆がいつも葛藤する内容をはっきりと話して頂いて胸のすく思いがしました。
元広島市長の貴重な生の声を聞けて良かったです。
 
(60代)
いくつもの珠玉の言葉に出会えました。
「広島は戦争をやめろというべき。核兵器を使わないためには戦争をしないことだ」
「人間の理性を狂わせ、生きるためには何でもやらせてしまう。それが戦争です」
「戦争は人間の理性を狂わせる。戦争をしないと誓った以上、敵をつくってはならない」
いつまでも胸に刻みます。ありがとうございました。
 
(70代)
今日は昨年の8月6日、弁護士会館での「核戦争をいかに防ぐかヒロシマで考える」に続いて、95歳の平岡さんのお話を聞くことができ、いつもながら平和への強い思い、メッセージに打たれました。
私が広島に来たのは1991年で平岡さんが市長になられたころでした。1994年アジア大会につたない英語で語学ボランティアとして参加したのが、懐かしく思い出されます。公民館の講師に呼ばれるようになり、各公民館に残るアジア大会での1館1国交流事業に、アジアの人々とのヒロシマらしい交流だと思いました。
戦争を防ぐために市民にできることは、世界の人々との人間同士のつながりだと平岡さんが言われることに、まったく同感です。今日の「記憶と継承」においても、各自が自分のできることをやっていくことが大事との言葉に背中を押されました。
私がWFCなどで学ばせていただきながら、自分らしい伝え方として「和子の平和語り」を進めようとしていることに、気合を入れなおす思いでした。
質問の時に申しました北朝鮮からの日本人難民を救った松村義士男のことは、昨年9月号の「文藝春秋」にジャーナリストの城内康伸氏が書いておられるものでした。平岡さんには、後日お送りしたいと思います。
平岡さん、今日はありがとうございました。どうぞお元気で、またマスコミ9条の会の総会で元気なお話が聞けるのを心待ちにしております。
 
(70代)
今日の講座を開いてくださってありがとうございました。
「今、意見を言える時に批判をしなければ、取り返しがつかない時代が来る。」取り返しがつかない時代を迎える事がないよう自分の出来る事をしたいと思いました。
 沖縄の戦場を体験された方が「ウクライナが徹底抗戦を唱えている今の状態は、沖縄の人々を最後まで戦わせた徹底抗戦の状態と同じだ。直ぐに戦争をやめさせないと、殺されるのは住民だ。」と言われました。私はでも戦争をやめたらウクライナはどうなる?と思いました。殺される人間、住民の目線で戦争を見ていなかった事に今日気付かされました。殺されのは私。私を含める一般の人々なのに。
 
(60代)
戦前の時代を生きた方々が高齢になられ(被爆者もそうですね)、リアルな記憶を感じにくい時代にあって、過去の歴史としてではなく生の声をお聞きできたのは貴重だと思いました。
戦前の軍国主義教育や大本営発表など、知識として知っていますが、現在の政治状況と比べてみるとよく似ていて既視感を覚えます。ゆえに「新しい戦前」とタモリさんが言われたのですね。
今も昔も、ほんの一握りの政治家や大企業がクニを動かし、民衆のことはちっとも考えない政治が続いている現実があります。クニは民衆を守らないということを過去の歴史から学ばなければ、同じことを繰り返すしかありません。
いかに過去から学び現実を直視して、私たちがどう行動するのか、が問われていると思います。
平岡さんのお話を伺うことができて大変よかったと思います。
 
(70代)
素晴らしい企画で感謝致します。元広島市長の平岡敬さんのお話は、分かりやすく、的確に伝えて頂き心に届きました。またも質問にも丁寧にお答え下さって、とても元気を頂きました。お元気でまた、平岡さんのお話をお聞きしたいです。
ありがとうございました。
 
(60代)
新年を迎えても、ウクライナのこと、岸田さんの言動などを見るにつけ、祝う気にもならないとおっしゃる平岡さん。私自身、今年は本当に年賀状を出しませんでしたし、所属しているグループのメイルの挨拶も、平岡さんと同じような出だしの文面でした。自分で持ち抱いていたモヤモヤした憂鬱な感じが、平岡さんの90歳を超えてもさえた頭脳での解説で晴れたように思いました。
メディアと教育がしっかりとしなくてはならないとの平岡さんの言葉も、長年教員をしてきた自身を振り返って、身に染むものがありました。
最近、動物の行動についての本を数冊読んでみて思うことですが、人間はつくづくおろかな動物です。もっと互いの主張を聴きあい、平和的に、争うことなく課題を解決できないものか?
そのためにも、一部の権力者たちの勝手な行動に目を光らせることのできる民衆の一員になりたいと思いました。
当日、会場に高校生や大学生が参加していて、盛んに平岡さんに質問を投げかけていました。若い人たちが、仲間を広げていけば、良い社会が築けると、心強い思いも抱くことができました。
 
(60代)
平岡敬さんのお話はいつも本質ズバリとついて、わかりやすいお話で共感がもてます。岸田政権の防衛政策をアメリカの「走狗」と言い切ったところはとても爽快でした!
「その通り!」と私も答えたいところです。また泥沼化したウクライナ戦争での核兵器使用の示唆もアメリカの最初の原爆投下の謝罪があってこそロシアへの批判の説得力を持つという話もとても納得できました。
最後に市民ができることへのアドバイスは、周りの人に話をする、仲間を作ることなど具体的で身近に出来ることばかりでした。私も微力ながら、周りの人と対話すること、仲間を作っていくことを心がけたいと思います。平岡敬さん、WFCの皆様、ありがとうございました。
 
(70代)
核戦争を抑止するための最善の方法は、平岡元市長が言われるように核兵器の残虐さ、非人間性を継承することだと思います。
岸田政権の防衛局強化政策に対して保身を考えず反対しておられる姿勢は立派です。国民は戦争反対の声を挙げなければいけません。中国も核保有国ですが、中国の人たちにも平和公園を訪れて欲しいです。
原発反対については、広島市長の消極的な姿勢を見逃していますが、日本の20倍の国土で人口は3倍のアメリカが危険な核廃棄物の再処理をせず密かに埋設処分をしながら、国土が狭く地震も多発する日本に原発推進を呼びかけるのは非常識なのだから、安易に同調してはいけないと考えます。太陽光発電のバッテリーを普及させ、洋上風力発電の貿易バリアを取り除いて発展させるべきです。
ウクライナとロシアのミンスク合意は、ロシア側に有利な合意でゼレンスキー大統領が反対していたようですが、戦争終結のためには自治権を認めた方が良いのか、考えさせられました。しかし、ロシアは戦争しないとの約束でウクライナから核兵器を返還させたにも拘わらず多数のウクライナ人を虐殺した上で核の脅しをかけるので、ロシアは信用できません。ウクライナ支援を継続したいと思います。
 
(60代)
戦前の本川小学校に在校中に教わったことなどをもっと詳しく話していただくと、現在の教育との違いを知らせて頂けると思いました。
ロシアのプーチンには、戦争に対する彼の世界観を広島人に話してほしいのですが。
 
(30代)
平岡様、この度は御登壇いただき、誠にありがとうございました。個人的にお会いしたことはないのですが、いつか平岡様のお話をお聞きしたいと思っておりましたので、大変嬉しく拝聴いたしました。中でも、「いま(政権を)批判をしておかないと、取り返しがつかない時代が来るような気がしてならない」という御発言がとても印象的でした。戦前のメディアの失敗から得た教訓を踏まえての御発言と理解しました。私がお世話になっている中国新聞の西本さんも交えて、いつかお目にかかれますと幸いです。寒い日が続きますが、どうか御自愛の上お過ごしください。
 
(70代)
平岡さんの説得力のあるお話に感動しました。
WFC事務局の皆さまへ:貴重な講座を企画して頂きありがとうございました。
 
(60代)
「被爆者は本音を言っていないのではないか」
この視点が私には欠けていました。米国人の方に「広島の人はなぜ米国人にフレンドリーなのか」と聞かれた時、「罪を憎んで人を憎まず」とか言っていた自分がいかに浅い認識だったかを痛感しました。
どんなに苦しくて絶望的な状況であったか、どんなにおいがしたのか、どんな光景だったのか、想像することしかできません。伝承者として被爆者の方の思いをさらに学んでいきたいと思いました。
平岡さんのおっしゃっていたように、米国が広島と長崎に原爆を落としたことは間違いだった、日本も多くの過ちを犯した、戦争というものを絶対にしてはならないと訴えていきます。
このような機会をいただき、感謝します。
 
(60代)
とても良いお話を聞くことができました。ありがとうございました。戦争を起こさないため。戦争に子供を巻き込まないため、どうあるべきか、考えながら生活していきたいと思いました。
 
(60代)
戦前・戦中・戦後を実際に生きて、見て、感じてこられた平岡さんならではのお話は、とても実感しやすく、本当にありがたかったです。
近年の政治の腐敗を思うと、平岡さんに30歳若返っていただけて地方政治にかかわっていただく事が出来たなら、「ヒロシマ」からの発信力も方法も変わっていくのに!と叶わぬ思いを抱きながら、聴かせていただきました。
ただ後半の質疑応答では、若い方々が力強く活動されている様子も伝わってきて頼もしく思いました。
コロナ禍の中、オンライン参加をご配慮いただき、ありがとうございました。

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー1月

2023.01_基礎講座チラシ

 

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

来年1月のつたえる講座のお知らせです。

 
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WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー1月
 
「記憶と継承」 講師:平岡敬さん
 

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私たちの住む広島は
「希望のヒロシマ」の姿をしているでしょうか。

被爆後七十八年目の年の初めに、
平岡敬さんの人生を通して、その答えを探します。
「記憶」を伝え、「記憶」を知り、自分事に手繰り寄せる。
被爆者の、又は戦争体験者の人生を、
ただ伝えることだけが、「継承」ではない。
九十五歳を迎えられた平岡敬さんを講師にお迎えし、
「記憶と継承」についてお話しいただきます。

新年一回目の基礎講座、

皆様のご参加を心からお待ちしております。
 

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日時:1月28日(土)午前10:30-12:30(10:00開場)


定員:先着100名(要申込・先着順)

会場:合人社ウェンディひと・まちプラザ  (広島市まちづくり市民交流プラザ)
   北棟5階研修室AB


参加費:500円

申し込み方法: お申し込みフォーム

 
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