2025年度Hiroshimaを つ・た・え・る 基礎講座 第1回を開催 「”つたえる”ということ-杉浦圭子」

猛暑の中、2025年度Hiroshimaを つ・た・え・る 基礎講座 第1回「”つたえる”ということ-杉浦圭子」にご参加いただきありがとうございました。

また、講師の杉浦圭子さんには、NHKのアナウンサーとして長い間、被爆者の方々の声に耳を傾け、ヒロシマのメッセージを発信されてきたご経験、現在のお父様の家族伝承者として、新たな歩みについて、優しく、穏やかに、語っていただき、感謝いたします。

沢山の方にお手伝いいただき、ありがとうございました。

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【アンケートにお答えくださりありがとうございます】

講座にご参加頂きました方のアンケートを共有させて頂きます。
(共有可能とお答え下さいました方のみ)

80代

杉浦圭子さんについて、初めてお話をお聞きしました。アナウンサーの立場からの表現の制約での悩みがわかりました。

NHKを離れて自由に活動を開始されて以後の益々の御発展・御研究をお祈りいたしております。

10代

杉浦さんが被爆体験伝承者として活動される前のお話や、アナウンサーの活動を通して学ばれたことなど様々なお話を聞くことができてよかったです。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

10代

「ヒロシマの羅針盤」という言葉を初めて聞いたが、とても良いスローガンだと思った。被爆二世の方のお話を聞く機会はあまりなかったので、今日話を聞けて良かった。

10代

杉浦さんのお父様の話が特に印象に残りました。黒い雨の話は比較的最近で自分でも少し知っている話だったということもありよりスっと理解できた話の内容だったと思いました。

10代

今まで知らなかったお話を沢山聞くことが出来てとても面白かったです。今日の講義を聞いて高校生の私でも平和のためにできることがあると分かったのでこれから色んな平和の取り組みに参加したりなどして自分なりに取り組んでいきたいと思いました。

10代
杉浦圭子さんのお話を聞いて、アナウンサーから家族伝承者になるまでの出来事や思いを知ることができて良かったです。アナウンサーは確かに原稿通り正しく読むというイメージあるのですが、それではいけないのだと言われていたことに驚きました。そして、広島に来て伝承者となって、平和と向き合っていくようになったのだと分かりました。あくまでも父の伝承者だということを忘れずに活動しているというのが印象的でした。私も平和活動を行っていくときの自分たちに出来ることを教えていただいたので、それを実践していきたいと思いました。ありがとうございました!

60代
ありがとうございました。とても勉強になりました

70代
杉浦圭子さんが広島に戻られ、家族伝承者になられて活躍されてるのを、とても嬉しく思いました。元アナウンサーなので、人に伝えるのには、説得力があり、こころに響いていること間違いないですね。
私は、平和公園を案内する時に、アオギリの所で、沼田鈴子さんの事を話しています。韓国や中国に行かれた時に自分の被爆体験を語られる前に、日本の加害を謝罪されていたことを、改めて思い起こしました。
以前、英語での朗読をグループに入っていたのですが、坂本はつみの「原子爆弾が落ちると、昼が夜になって、人はお化けになる」というのを英語で読んでいました。私の好きな詩を紹介してくださり、嬉しかったです。

60代
1時間半のお話はあっという間に感じました。
江口保さんのことは全く知りませんでした。修学旅行生と被爆者を繋いで証言が聞けるようにたった一人でそれを始めたその信念と行動力に心から感動しました。私は、今自分にできることをしっかりやりなさいと杉浦さんのお話を通して、江口さんに言われている気持ちになりました。
「みんな、大切なひとり」という言葉を肝に銘じ、私にできることは小さくても非人道的な核兵器が決して使用されることのない世界のために学び続けたいし、学んだことを伝えていきたいという思いを強くしました。
この講座に参加して本当に良かったと思います。
ありがとうございました。

60代

若い方の質問を聞くことができて良かった。

杉浦圭子さんの何故、語り部の活動をされるようになったのかが良くわかりました。

杉浦さんがアナウンサー時代に被爆者の状況を取材された際に、差別の実態や健康不安とかの話を聞かれたことがあれば、聞いてみたかったです。

戦争を知らない世代が世の中の中心になってきているからこそ、危うさを感じます。被爆者の方の実相に学ぶことが必要だと強く思いました。

50代

杉浦さんが語った父親のことと杉浦さん自身の思いが印象的でした。私の88歳の父は被爆者ではないが両親がおらず、戦中戦後大変だったはずなのに、とても前向きな性格なので「苦労なんかしてない、親がいなかったから沢山の人との出会いもあった」と笑って言い、苦労話は聞いたことがありません。先日、初めて「きのこ雲を島から見て、その後、大人たちと誰かを探しに行って、川岸に待たされ焼け野原の町を見た。近所の人が焼けただれて帰ってきて、その顔を見てから3日間ご飯は食べられなかった。その時の記憶から原爆資料館は怖くて行ったことがない。」と言うのを聞いて驚きました。ステレオタイプではない、表面だけでは分からない、人それぞれ色んな複雑な思いをそのまま、受け取らなければといけないと感じながら、杉浦さんの話お聞きしました。

60代

杉浦さんの透き通る声に、心地よく魅了されました。

ご自身のこれまでのキャリア含めて興味深い話がいくつかありました。

東京から広島への転勤になられた時の人生のターニングポイント、広島放送局でヒロシマを改めて学び、多くの先人の方々とつながり、より深く理解し、情報を得る。2回目の広島勤務ではさらにその幅を広げられ、その知識が杉浦さんの語りにちりばめられていました。

そして3回目の広島勤務で、第二の人生はこれだと述べられた家族伝承者へのトライは素晴らしいことだと思います。お父様のこと、改めて知ったこと、気づかされたことなど、なかなか身内から歩んできた道を聞くことは難しいですよね。

私も自分の人生と重ね合わせて聞かせていただきました。私自身も第二の人生でこれで良かったって言えるようなことを模索しています。「みんな、大切なひとり」この言葉を常に持ち続けていきたいと思います。

60代

杉浦さんの貴重なお話を聴かせていただきありがとうございました。優しい口調で心に深く入りました。きっとお父さまとお母さまに大切に育ててもらったのですね、お話でそう思いました。私の両親は被爆者で被爆体験を聞かずに亡くなってしまい家族伝承者にはなれませんでした。しかし、被爆体験伝承者として伝えることの意味を確認できるお話でした。「みんな、大切なひとり」世界中のすべての人が幸せに暮らすことができますように!

80代

アナウンサーだけに与えられた時間いっぱいに話され、さすがと思いました。杉浦圭子さんのアナウンサー時代の様々な裏話がありとても良かったです。

被爆2世ということからNHKでも用いられ、退職しても家族伝承者として「伝えるということ」、杉浦圭子さんの造語「ヒロシマの羅針盤」として揺るぎない精神を語って下さり、私も手本にしなければと思います。

色々多岐にわたり話されそれぞれ感動しながら聞きました。

有難うございました。

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る 基礎講座のお知らせ

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

2年振りに基礎講座を開催します。長らくお待たせいたしました。再開が遅くなりましたことを、お詫び申し上げます。

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基礎講座のお知らせー7月

「“つたえる”ということ-杉浦圭子」

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13歳で被爆した父の体験を受け継ぎ、広島市の「家族伝承者」として活動中の杉浦圭子さんを講師にお迎えして、講座を開きます。

アナウンサー時代に被爆者から教わった「すべての人の命の重さに違いはない」という「ヒロシマの羅針盤」とも言えるメッセージを聞き手、特に子どもたちに伝えていきたいと活動を続ける杉浦圭子さん ー「つたえる」プロフェッショナルとして、私たちに様々なメッセージを伝えて来られた杉浦さんが、どのようにして家族伝承者として歩む道を選んでいかれたのでしょうか。「つたえる」旅路を通して、どのような気づきや学びを見いだして来られたのでしょうか。

被爆80年の夏、杉浦圭子さんからお話をご一緒に伺い、皆様と共に学びたいと思います。

どうぞぜひお出かけください。

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日時:7月26日(土)午前10:00~12:00(9:30開場)

会場:広島市中央公民館 3階 大集会室2

講師:被爆体験 家族伝承者 杉浦圭子さん

参加費:1000円(資料代含む)当日会場(受付)にてお支払いください。高校生以下無料

定員:60名(要予約・先着順)

申し込み方法:お申し込みフォームからどうぞ。https://forms.gle/Nh4gUSniAAvcifJ3A                                           このたびは録画は行いませんので、録画視聴はありません。 

7月のチラシをダウンロードする>>

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7月基礎講座を開催
「被爆証言を聞くー河野キヨ美さんー」

7月基礎講座_写真本日は暑い中、WFC Hiroshimaを つ・た・え・る基礎講座7月「被爆証言を聞くー河野キヨ美さんー」にご参加頂きありがとうございました。
 
また、講師の河野キヨ美さん。
話すのも辛い被爆体験をお話下さいました事、心から感謝申し上げます。
 
ヒロシマに入りお姉さん達を探して歩いた道のり…。わら草履で様々なものを踏みながら…子どもの足でどんなに大変な道のりだった事でしょうか…。 
 
「亡くなっていった子ども達には夢がありました。やりたい事が沢山ありました。」と亡くなっていった子ども達に代わって話される河野さん。
その思いが伝わり、涙が出ました。
 
本日、沢山の方々にお手伝いいただきました。改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
 
後日視聴の申し込みはいつでも、受け付けております。
 
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【アンケートにお答えくださりありがとうございます】
 
講座ににご参加頂きました方のアンケートを共有させて頂きます。
(共有可能とお答え下さいました方のみ)
 
(50代)
当時の様子がよく分かり、想像することができました。絵が上手ではないとおっしゃっていましたが、実際に見られたからこその状態が伝わってきて、原爆のことは芸術としてではなく、実態を伝えることが大切なのだと実感しました。
小さいことかもしれませんが、一歩を踏み出さないと前には進まないと思うので、今日伺ったことを活かしていきたいと思います。
(被爆伝承者養成講座に通い始めました。2023年より)
 
(40代)
ご自身の辛い体験を、使命をもって伝えて下さりありがとうございました。とても心うたれ、1つ1つの河野さんの行動が、大きな平和の輪となってつながっていると思います。これからもお身体に気をつけて活動してください。応援しています。
 
(50代)
被爆の実相に学ぶというところで参加さていただきました。
河野さんの言葉の一つひとつに重みがあり当時の(被爆時)リアルな状況が理解できました.被爆体験者の方の話を聴くことは本当に大切にしていかないと心より思う時間でした。
ありがとうございました。
 
(50代)
ご自分は直接の被害を受けてなくとも入市被爆の生々しい実体験は今の時代非常に貴重な話が聞けて勉強になります。ご高齢ながら元気に積極的に活動されているのは頭が下がります。
 
(70代)
私は河野さんの被爆体験伝承しております。今日は久しぶりに河野さんのお話が聞けて良かったです。お元気な 姿 声。あぁ良かったともかく安心しました。パワポイントがたいへんわかり易く良かったです。見習います。ミーティングの時には聞けてなかった事がありましたが今日聞けて理解出来ました。
似島、家族の病気の事、三方文子さんのお話詳しく教えて頂きました。
短歌 詩 あらゆる表現の、大切さをつくづく感じました。ありがとうございました。
またお会いしましょう。楽しみにしています。
 
(50代)
本日は河野さんにお会いしたいと思い、講座には初めて参加しました。
私は河野さんの被爆体験を伝承させて頂いております。コロナと子育てや仕事の忙しさで伝承活動も休みがちでしたが、河野さんも戦後子育てやお仕事に忙しい時期を過ごされたとのことで、自分も時がきたらもっと頑張りたいと思いました。
河野さんのお話はいつも人への思いやりが伝わります。私もしっかりと思いの伝えられる伝承者を目指します。
今日はどうもありがとうございました。
 
(60代)
河野さんの体験された事と思いが、とても分かりやすく、しかも深く、心に刻まれていきます。
核兵器廃絶に関するゴールは、皆同じ思いに違いありませんが、今だその道半ばである今、この現状に対する考えは、色々。目指す道が同じ者同士もお互いの考えは尊重して、手を携えていきたいと思いました。
 
(70代)
河野さんのお話はいつ聞いても心をうちます。河野さんの体験が、河野さんの語り口―想いを振り絞るような、お気持ちそのままを語るーで聞く者にすーっと入ってきます。ヒロシマに入られた7日、矢賀・比治山橋・御幸橋・遺体を片づける兵士・被爆した電車、一場面一場面、河野さんの絵とともに迫ってきます。
福屋の場面で放射線のことに言及されていることは原爆のことを知るうえでとても大切なことだと思います。そのころは知らされていなかった、今は「放射線」の影響と考えられると。
広島から35キロも離れている場所でも原爆の影響は たくさんあったのだと改めて心にしました。
河野さんに、これからもお元気で語り続けて頂きたいと思いました。
 
(70代)
①開始、15分前につきましたら、河野さんは既に着席されておられました。前回の平岡さんの時も同様でした。申し訳ございません。
②質問される方は、気をつけましょう。「二中の生徒が日赤病院まで行っていたのは知らなかった」河野さんが書かれた絵の胸に二中とあるのは有名な話ですし、河野さんんのお話をお聞きするのであれば、事前にその程度は学習しておくべきです。ましてや、ご自分が二中の生徒だった人の伝承をしていると自己紹介をするのであれば!
河野さんに対して失礼だと思います。
③江口保さんの「いいたかことのいっぱいあっと」を最近よまさせて頂いて、反省しております。
今日は、有難うございました。
 
(50代)
被爆体験談の受講は、興味深かかった。
今回の被爆者の方は、実際のお年より、お若くいらっしゃいました。びっくりしました。
入所被爆された方なので、あと障害が、気になりました。何事もなかったようなので、良かったです。
 
(70代)
被爆者の経験した生の声は心に響きます。
円形に被爆して亡くなった子を並べた絵はずーっと心に残っていたので、直接体験者の話が聞けて本当に良かったです。絵からは多くのストーリーが少しの時間で読み取れるので河野さんの話がより具体的にイメージでき、話が一層ふかまりました。ありがとうございました。
 
(60代)
後世に広島被爆の実態を伝える上で最も効を奏するのは被爆者の体験を聴くことだと思います。
今日は特に被爆時の惨状をご自分が描かれた絵を提示しながら語られ、言葉のちからと共に実体験を下に描かれた絵がどれだけ伝える力をもっているかを知る事ができました。ご自分では、下手な絵と仰っていましたが、目にした実態を感情を超えて絵にされたことは惨状を伝えるにあたりこの上ない効力があると感じております。
 
(60代)
貴重なお話を聞く機会をいただきありがとうございました。
92歳の河野さんがパワーポイントを操作しながらお話をされるお姿に驚くとともに、証言者としてこれまでたくさん努力を重ねてこられたのだと感動しました。
これからもお元気で、たくさんお話を聞かせていただきたいです。
 
(50代)
本日はありがとうございました。
私は12期の伝承者研修生で先日から研修が始まったばかりです。私の祖父も入市被爆者で河野さんが見られた市電の内部の光景を母から聞いたことがありました。たくさんのお話しを聞いて河野さんが絵を描くまでに至る思いや、描かれている時の苦しみや悲しさ、実相、体験全てを老若男女多くの人たちに届けられるようこれから背負って歩いていきます。
言葉には人を動かす力があるというお言葉も心に残りました。通訳ガイドの資格もあるので世界中に伝えていきたいです。
河野さんのとてもお若いお姿にパワーをいただきました!また機会があればお話し聞きたいです。
どうぞお身体にお気をつけてお元気にお過ごしください。
 
(70代)
これまで追悼祈念館で被爆体験記朗読ボランティア、平和記念資料館で平和学習講座講師の活動をしています。
けれども被爆者お一人おひとりに人生、想いがある事を考え、3年前から研修を受け、今年それらを伝える伝承者としてデビュー致しました。
今回、14歳で入市被爆された河野キヨ美さんのお話はまた衝撃でした。日赤で見た中学生の沢山の死体、芸備線志和口駅から電車を乗り継ぎ、市内へ歩いて入ったこと、軍国少女として薙刀、竹槍の稽古の日々など、これまで聞いた被爆者の方々とはまた違う体験でした。
絵本は書店で手に入りますか。
ご自分で描かれた絵で伝える実体験、是非拝読させていただきます。
ありがとうございました。
 
(50代)
河野さんの被爆体験伝承者です。
河野さんは常にお話の内容がアップデートされており、立派で美しいお姿でまさに平和を体現されており、いつも深い感動とともに、自らの姿勢を顧み決意をあらたにします。
師であり、目標であり、同志だと思っています。
私もたゆまず努力し前進していきます。
 
(50代)
被爆者が高齢化し証言できる方が激減しているなか貴重な機会をいただき心より感謝申し上げます。
私は広島市出身で伯母は学徒動員で亡くなっております。父のきょうだいや祖母も被爆者です。そのため原爆関連の本や絵をたくさん読んだり観たりしてきました。
それでもNHKスペシャルだったと思いますが河野さんの絵を初めて見て大変な衝撃を受けました。ちょうど旧制広島一中の保護者子どもへの想いを綴り、編纂した「星は見ている」を読んだせいもあると思います。
花壇にきれいに並べられた中学生の遺体。
最初は数人が倒れこんで亡くなっていたのかも知れません。当時一中や二中の生徒は市民にも一目置かれる存在であったので親が探しに来るだろうと丁寧に扱われたのではと思います。死者が増え遺体を安置するスペースもなく延々と続く凄惨な場面のなかで涙も枯れ黙々と遺体を並べた人が見える気がしました。
ここまで絵に対して想いを馳せることができたのは河野さんのお話を直接聴けたからです。入市被爆だからとお話の中で何度も言われていたけれど入市被爆だから目に焼き付けることができたものも多いと思います
ありがとうございました
 

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー7月

7月基礎講座_チラシ

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

お知らせが遅くなりましたが、7月17日(月・祝)につたえる講座を開催いたします。

詳細はチラシをご覧ください。


お知らせが遅くなってしまったことを、お詫び申し上げます。

 

7月のチラシをダウンロードする>>


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WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー7月

「被爆証言を聞くー河野キヨ美さんー」

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「広島赤十字・原爆病院メモリアルパーク」そこに1枚の絵碑があります。
丸い花壇に積み上げられた広島二中の生徒たちの遺体がありました」(略)。
悲しみが溢れ、言葉を失う絵です。
この絵を描いたのが河野キヨ美さんです。
家族を探しに来た時に見た同学年くらいの子たちの姿でした。

1945年8月6日以後。広島市内に家族を探しに入ったたくさんの人たち。
その中に、大人の後ろについて家族を探した子どもたちの目線を、決して忘れてはいけない。
大人の高さでは感じない、地面から伝わる熱気や匂い・・・。
被爆された方々を見たであろう目線は低い。
河野さんは、草履を履き市内を歩いたその時の悲惨な状況を忘れないために
草履のブローチを手作りされてきました。
思い出したくない状況を尚も心に刻み、証言を続ける河野さんの思いをお聞きします。

沢山のご参加お待ちしております。

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日時:7月17日(月・祝)午前10:30~12:30(10:00開場)

会場:エソール広島(おりづるタワー10階)

定員:60名(要予約・先着順)

参加費:1,000円(当日会場・後日視聴)

申し込み方法:お申し込みフォーム


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【お支払い方法】※講座開催前日までにお支払いください。

クレジットカード決済 

★講座当日現金でお支払い

★銀行振り込み

広島銀行 
皆実町支店 
普通預金 No.0098421       
口座名義人  特定非営利活動法人ワールド・フレンドシップ・センター 

ゆうちょ銀行
記号 15150
番号 24468111

他金融機関からゆうちょ銀行
店名 五一八 店番 518
預金種目 普通預金
口座番号 2446811

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※止むを得ず中止させていただく可能性もあります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

4月基礎講座を開催
フィールドワーク「被爆作家の碑をたずねて—峠三吉、原民喜、大田洋子、栗原貞子」

4月基礎講座_被爆作家の碑をたずねるWFC 基礎講座4月フィールドワーク
「被爆作家の碑をたずねて—峠三吉、原民喜、大田洋子、栗原貞子」
ご参加くださったみなさまから感想が届きました。ありがとうございました。共有可能の方の感想をシェアさせて頂きます。
【共有可能】
(70代)
今日のフィールドワークは、原民喜の詩の言葉にあったように、まさに緑したたる良き日であった。
広島に来た頃は、ヒロシマ文学に関心を寄せ、栗原真理子さん呼びかけの会にも一度参加したことがあった。広島文学館建設の呼びかけをされた。あれから30年ほどが経っているが、今だ実現していない。
今回の広島市立図書館移転問題にしても、文学・文化への行政・議会人の認識の薄さは嘆かわしい。
市民の皆さんもカープに寄せる思いの何分の1かでも興味を持ってほしいものである。文学への関心が減ってきている自分への自戒の日でもあったのだが。
原民喜の碑文が原爆ドームの反対側を向いているからか、多くの人たちが通り過ぎていくのを残念に思っていたが、原爆ドームを背に、碑文に向き合うと、「一輪の花の幻」をまさに眼前に見る思いがして、これでいいのだと納得した。
(70代)
大変勉強になり、ありがとうございました。資料の内容はほとんど知っていることでしたが、栗原貞子詩碑の場所は、初めて知ることができて良かったです。
道すがら、川口さんに、これまで疑問に思うことなどを質問すると、全て教えて頂き、ありがたかったです。ありがとうございます。
土屋時子さんの朗読もとても良かったです。ありがとうございました。
フィールドワークは、とにかく時間がないので、別の日に、勉強会があれば、さらに理解が深まると思いました。その時はまた是非参加したいです。よろしくお願いします。
(70代)
土屋さん、峠三吉の詩の手話をしてくださってありがとうございました。とても分かりやすくて、感銘を受けました。原民喜、太田洋子、栗原貞子の碑は、初めて訪れました。詩人たちが傷つきながら伝えてくれた平和へのメッセージを次世代に受け継ぎ、また世界中の人々に知っていただきたいと思います。世界の記憶に登録されますように!
今日は大変お世話になりました。ありがとうございました。
(60代)
天気も良く、説明を聞き入っていた皆さんの知識欲に感服します。
原爆投下から79年もたっても証として生きていく被爆樹とともに、碑に刻まれた言葉が訴える思いの重さを改めて学び取ることができる日でした。
※後日視聴は以下より、いつでもお申し込みができます。
申し込み方法:https://bit.ly/3nGb6iM
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【広島文学保全の会様よりお知らせとお願いです】
「広島文学資料保全の会」は、ユネスコ「世界の記憶」(国際登録)に、「広島の被爆作家による被災直後の資料」を申請します。
これにともない、「世界の記憶」登録実現のため、署名を集めています。
署名・拡散のご協力のほど、よろしくお願いいたします。
【お知らせとお願い】

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー4月

4月基礎講座_チラシ
WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー4月

フィールドワーク
「被爆作家の碑をたずねて
—峠三吉、原民喜、大田洋子、栗原貞子」

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1945年8月6日午前8時15分。
峠三吉は翠町で被爆、当時28歳。
原民喜は幟町で被爆、当時39歳。
大田洋子は白島九軒町で被爆、当時38歳。
栗原貞子は祇園町長束で被爆、当時32歳。

既に大人であった彼らにとって、その光景は、目にも心にも焼き付いたに違いない。
原爆におうて尚、筆舌に尽くしがたいその出来事を書き残そうとした作家たちの声に、心から耳を澄ます。
後世に生きる私たちに残してくれたその“言霊”は、今の世界に何を思い、何を訴えるのか。
「ちちをかえせ ははをかえせ としよりをかえせ こどもをかえせ・・・」
この叫びが、今も聞こえてくるこの世の中で・・・。

2月に引き続き講師に、広島文学資料保全の会 土屋時子 (つちや ときこ) さんと、河口悠介 (かわぐち ゆうすけ) さんをお迎えし、文学碑をめぐります。碑や作家の説明を頂きながら、それぞれの文学碑の前で、土屋時子さんに一遍の詩を読んで頂きます。

【当日のルート予定】

峠三吉詩碑 → 原民喜詩碑 → 大田洋子文学碑(予定地) → 栗原貞子詩碑 (合計約3.2km)

今月のチラシをダウンロードする>

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日 時:2023年 4⽉22⽇(土) 10:00〜12:00 (集合9:45)

小雨決行 雨天予備日 4月29日(土)

定 員:20名先着順

参加費:1,100円 (保険100円を含む)

集合場所:広島平和記念資料館北側

申し込み方法:お申し込みフォーム
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【お支払い方法】

★講座当日現金でお支払い

クレジットカード決済
※講座開催前日までにお支払いください。

【お知らせ】

  • 体調がすぐれない方はご参加をお控え願います。
  • 止むを得ず中止させていただく可能性もあります。
    ご理解のほどよろしくお願いいたします。

3月基礎講座を開催
「97歳が語る満州——末広一郎さんのお話を聞く会」

3月基礎講座_末広一郎さんWFC基礎講座3月Hiroshimaを つ・た・え・る基礎講座「97歳が語る満州——末広一郎さんのお話を聞く会」を無事に開催することができました。ありがとうございました。
末広一郎さん、そして大阪からお越しくださったご友人の野田邦雄さんにも心から感謝申し上げます。
ご参加下さった皆様からのアンケート(共有可能)をシェアさせて頂きます。
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(50代)
大変貴重な体験談が聴けて、勉強になりました。改めて日本の蛮行の事実も分かり、加害の反省も伝えて行きたいと思います。
(70代)
1,97歳が語る満州、お元気で感情の籠った迫力あるお話に圧倒されました。
2,戦争体験者の言葉は真実・真摯で、直接お聞き出来たことが大きな成果です。私の生き方の手本にもなりました。
3,最も衝撃を受けた写真は「銃剣による刺殺練習に生きた青年を使う」です。戦争になれば人間はこのような残虐行為を出来るのだ。
4,未だに世界で内戦・侵略・虐殺が続いている、人間は本質的に愚かなのだ。政治がダメ、宗教がダメ、私たちは何を子供たちの残すことが出来るのだろうか?
5,戦争、戦いを起こすのは昔から男だ。今日の聴講者の7割以上が女性だ。逆に男性参加者が7割以上でないと、日本の国は昔と変わらない。
(70代)
末広一郎さんの貴重なお話しには圧倒され、随所に感動と共に賛意を覚えました。
例えば、「旧日本軍が満州で行ったことは強盗である。これは開拓団についても同様だ。」との表明は、国に裏切られた自らの苦しい経験にもかかわらず、自己反省と客観的な歴史観に感動しました。また、「敗戦が自明な昭和20年になっても満州に開拓団を送るとは人間ができることではない。」との怒りはもっともで、戦争は鬼の仕業と同じです。昭20年4月19日付の「次官会議決定事項」の国の責任は現時点であっても糺すべきだと思います。
一方、満州開拓は関東軍や一部の政治家の責任のみならず、多くの国民の賛意や扇動もあったのではないかと思います。これらは現在日本の悪弊にも通じることで、同調圧力の酷さ(ポピュリズム)や過去を反省する能力の欠如、また過去の悪事をすぐに忘れる点です。
我々の過去の加害も忘れずに平和を語りたい、と思いを新たにしました。
ご講演に感謝です。ありがとうございました。
(60代)
これまでに満蒙開拓団関連の講演には4,5回参加していますが、今回ほどまとまった資料を基に拝聴したのは初めてです。体験者の生の声、胸中に深く刻まれました。
私の住む安芸高田市からも、たくさんの人々が満蒙開拓団として渡満されました。父にも誘いがありましたが、賢い祖母は断固反対しました。
97歳にして記憶力の確かさに驚きました。本日拝聴できましたこと、ありがたく感じております。
地元の満蒙開拓団関連のことを調べてみたいです。また、シベリア抑留、峠三吉との話など、機会があれば再度拝聴したいです。
お体に気を付けて健康にお過ごしください。
本日はありがとうございました。
(60代)
御歳97歳の末広一郎さん、94歳の野田邦雄さんのお二人から、非常に貴重なご体験とご思索を直接聴くことができ、この講座に参加できたことを非常に有意義に感じ、深く感謝いたします。それとともに、末広さんと野田さんから直接、戦争にまつわる残虐な現実、戦争と侵略がどのように人を変えるのか、人をどう扱うのか、伝えられ、聴いた者・知った者の責任として、どうこの重要な課題に日々対峙し、情報をよく知り、どう戦争・武力紛争・侵略・人権侵害を繰り返さない社会を築いていくのか、さらに真剣に取り組んで行く必要を痛切に感じました。
(60代)
映画「ラストエンペラー」では見えなかった満州のお話を聞いた。いただいた資料も全て読んだ。
25年前に亡くなった伯母が、夫と子ども全てを亡くし満州から引き上げてきたことを、妹である母から聞いていた。最近になって、ソビエトで保母をしていたこと、帰ってきた当時、思想洗脳を受けていたことを聞いた。
しかし、私は、開拓団については何も知らなかった。末広さんは、自分の土地が持てる、徴兵を逃れることができると考えて、希望を持って志願した満蒙開拓青少年義勇隊だったのに、戦争に巻き込まれ、敗戦後シベリアに抑留され、大変な思いをされたのですね。シベリアのお話も,機会があれば聞きたいと思いました。
終戦間際、送り出された義勇隊の話
特攻隊のことを思った。計画を進めた人は、最後まで正しいと信じていたのだろうか。うすうす分かっていても見ない振りをしていたのだろうか。先行きのことが分かっていた人もいたのではないか。分かっていても意見できなかったのか。誰が決断すべきだったのだろう。
渡満しなかった義勇隊のこと
元隊員の方からの証言が出てこないのは、直前に満州に渡り、命を落とした人たちに対して、生き残ってしまった負い目があるからかもしれない。原爆で生き残った人も、助けを求める人を置いて逃げた自分を悔い、恥じて、被爆体験を語れないことがあると聞く。
「万人抗」の話
日本人ではなく、相手が中国人だったから、こんな事ができたのだろうか?大陸で、いくらでも代わりが補充できたからか?人を使い捨てるなど、とんでもないことだ。命が大切にされる世の中であって欲しい。
ロシアとウクライナの戦争。ウクライナ人が死んでいる。ロシアの人も死んでいる。自分が、家族が死ぬ戦争なんて、誰もしたくはないはずなのに。どうすれば、戦争をやめさせることができるのだろう。
まとまりませんが、色々なことを考えました。
機会をいただけたことを感謝します。
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※後日視聴はいつでも受け付けております。
参加費:後日視聴1000円+資料送料代 370円
(資料の在庫がまだございます3/27現在)
申し込み方法:https://bit.ly/3T5kO9E
【お支払い方法】
★クレジットカード決済

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基礎講座のお知らせー3月

3月基礎講座_チラシ
WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー3月

「97歳が語る満州——末広一郎さんのお話を聞く会」

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「満州で日本人が何をやったか、語らなければいけんことがまだある。

皆さんは、“万人坑”を知っておられるだろうか?

あんな酷いことを日本人がしたということ。

同じ日本人でありながら、語るのが嫌んなるよのう~。

戦争は恐ろしいよのう~。

戦争は人間を鬼にする・・・。

戦争はしたらいけん。」

 

14歳の時、広島県世羅郡の吉川尋常高等小学校から、たった一人志願して行くことになった満蒙開拓青少年義勇隊。茨城県内原訓練所で3か月間厳しい訓練を受け、ラッパ鼓隊員となり、満州の北方の嫩江(のんこう)訓練所へ。そこから敗戦までの日々、そして、97歳の今の思いを語っていただきます。

また今回は、末広さんのご友人・野田邦雄(のだくにお)さんにも大阪からお越しいただき、満州での経験を併せてうかがいます。

3月の講座チラシをダウンロードする>

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日 時:2023年 3⽉21⽇(火・祝) 10:30〜13:00 (10:00 開場)

定 員:100名先着順

参加費:会場 1,000円 / 後日視聴+資料送料代 1,370円

参加方法:会場・後日視聴

会 場:JMSアステールプラザ 広島市国際青年会館7階研修室

申し込み方法:お申し込みフォーム
 
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【お支払い方法】

★講座当日現金でお支払い

クレジットカード決済 
※講座開催前日までにお支払いください。

【お知らせ】

  • 講座資料は、当日ご来場時にお渡しいたします。
  • 新型コロナウイルス感染拡大防止策にご協力ください。
  • 止むを得ず中止させていただく可能性もあります。
    ご理解のほどよろしくお願いいたします。

2月基礎講座を開催
『グラウンド・ゼロを書く』とユネスコ「世界の記憶」

2月基礎講座
WFC基礎講座2月『グラウンド・ゼロを書く』とユネスコ「世界の記憶」にご参加下さりありがとうございました。
 
最近の広島における文化周辺の一連の動き…。その中でも大切なものの一つが“原爆文学”ではないかと私は思います。図書館移転…街の木々の伐採…図書の廃棄…そして、はだしのゲン…。様々な動きが慌しさの中に埋もれ、こぼれ落ちることがないようにと今講座では“原爆文学”にフォーカスを当てるため、広島原爆文学資料保全の会様にお願いし、当日を迎えました。
 
講師の成定薫さん、土屋時子さん、広島文学資料保全の会の皆様には、打ち合わせの段階から色々とお力添えいただきました事、心から感謝申し上げます。
 
会の終了後、参加された方からアンケートと共に励ましのお言葉も頂きました、ありがとうございました。ご参加下さった皆様から、アンケート(共有可能)をシェアさせて頂きます。
 
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(70代)
とても良かった 頑張って下さい
今、ウクライナなど原爆を使用されるかも?
世界に広島を訴えましょう
 
(70代)
〇原爆文学作品についての全体像を知ることができました。正田篠枝・太田洋子・竹西寛子なども読み直してみたいと思いました。
〇広島でしか生まれ得ない稀少文学を、保存する文学館も広島にはない、ユネスコ遺産申請にも取り上げようとする姿勢がないという、関係者の関心の薄さに衝撃を受けました。一人一人が声を出し、当局を揺さぶることの重要性を切実に感じます。
 
(60代)
ユネスコの世界の記憶、どのように申請されているか、最近の日本の動きなど、知らないことばかりでした。ずっと前に、広島に文学館を、と願っていた方から、原民喜さんの手帳を実際に見せていただいたことがあります。ぜひ登録されることを願っています。
 
(60代)
成定先生のお話から、日本の文壇における原爆文学の立ち位置を教えられ結構ショックでした。広島にいると、原爆について語ったり、作品を読んだりするのは当たり前。また原爆をあつかった文学作品は日本の誇りと思っていただけに寂しい気持ちです。広島文学館がないのは、広島に自然史博物館がないのと同じく、行政の責任と思います。行政、特に広島市役所(市長を筆頭に)文化度が低いのではないかと思います。なかなか良い講演会でした。ありがとうございました。
追伸:PCのトラブルは全く気になりませんでした。ズームがある場合はどの講演会もトラブル多発ですので。一番良いのは、リンクではなく、最初からパワーポイントだけで資料を並べられると良かったと思います。
 
(60代)
「グラウンド・ゼロを書く」の本を読んだだけではわからなかったエピソードがお聞きできて良かったです。広島に住んでいながら、原爆文学をちゃんと読み込んで来なかったことも思い知らされました。広島に文学館は絶対に必要だと常々思っていましたが、そのためにも、ユネスコ「世界の記憶」登録に向けて、署名集めなど微力ながら協力させて頂きたいと思いました。
 
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今回、お力添えいただきました広島文学資料保全の会のHPより、「世界の記憶」オンライン署名のページをお借りしました。
ユネスコ「世界の記憶」(国際登録)に、「広島の被爆作家による被災直後の資料」を申請します。
これにともない、「世界の記憶」登録実現のため、署名を集めています。また、より多くの方々に知っていただきたい、そして応援していただきたい、という思いから、オンライン署名(@change_jp)も始めました。
 
皆様、署名・拡散のご協力のほど、よろしくお願いいたします。
 
【署名用紙ダウンロード】
 
【オンライン署名ページ】@change_jp

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー2月

2月基礎講座_チラシ皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
来年1月のつたえる講座のお知らせです。

お知らせが遅くなってしまったことを、お詫び申し上げます。
皆さま、どうぞ体調をお大事にお過ごしください。

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WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー2月

『グラウンド・ゼロを書く』とユネスコ「世界の記憶」

広島大学名誉教授・広島文学資料保全の会幹事の、成定薫(なりさだかおる)さん にお話しいただきます。

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「原爆文学」はヒロシマにとって大切な遺産である。

そう私たちが今心に決めなければ、
「国際平和文化都市」としての名を、返上しなければならない。

78年前の筆舌に尽くしがたいあの惨状を、文として、詩として、絵として、時には音に乗せて、
市井の人々が体から絞り出すように紡ぎだしたそれらすべてが、
平和を永遠に希求すると誓ったヒロシマにとっての、かけがえのない財産なのです。

「原爆文学」を今大切にしなければ、
未来の子どもたちが、何をもってあの言葉にならない惨状を知るのでしょうか。

「原爆文学」を今大切にしなければ、
ヒロシマに生きる私たちの足元に眠る人々の叫びが聞こえなくなるのではないでしょうか。

グラウンド・ゼロ(爆心地)に生きる私たちのなすべきことを、
もう一度「原爆文学」から紐解きます。

今回講師に、広島文学資料保全の会・幹事の成定薫さんをお迎えし、ご自身が翻訳に参加された本『グラウンド・ゼロを書くー日本文学と原爆』についてお話しいただきます。

そして、講座の後半には、同会の土屋時子さんをお招きし、「ユネスコ世界の記憶(国際登録)の申請」についてもお話いただきます。

沢山のご参加お待ちしております。

 

2月の講座チラシをダウンロードする>

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日時:2月25日(土)午後2:00~4:00(1:30開場)

会場:エソール広島(おりづるタワー10階)

参加費:1,000円(当日会場にて、またはクレジットカード払い)

※参加費値上げのお知らせ
WFC基礎講座では、ヒロシマを様々な角度から学び伝え続けるため、講師の皆様にお力添え頂きながら、また、皆様にご参加頂きながら、コロナ禍も開催してまいりました。     
大変心苦しいのですが、今月から参加費を1,000円に値上げさせて頂くことになりました。
急な値上げで皆様にご負担を頂く事になりご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。
 
参加方法:当日会場参加・当日オンライン配信・後日視聴
※お申し込みいただいた方全員に後日視聴のリンクをお送りします。
 
申し込み方法:お申し込みフォーム
 

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【お支払い方法】

クレジットカード決済 

★講座当日現金でお支払い


【お知らせ】

・新型コロナウイルス感染拡大防止策にご協力ください(検温、マスクの着用、手指消毒等)
・止むを得ず中止させていただく可能性もあります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。