WFCからのお知らせ

WFC対面での活動を徐々に再開いたします

02/16/2021

いつもWFCへのご支援・ご協力を賜り、大変ありがとうございます。
さて、皆様ご承知の通り、広島県・広島市の新型コロナ感染症拡大防止集中対策の結果、広島市内の状況はステージ2まで改善されました。

WFCも、昨年末より閉館しオンライン開催での行事のみとしておりましたが、今後は徐々に再開することといたしましたので、皆様にご案内申しあげます。

英会話クラスは先週より対面参加が再開されましたが、オンライン参加の方もおられます。行事によりましてはオンライン開催を継続するものもございます。ご不明な場合はWFCまでお問合せください。

2月21日までは広島県・広島市の第3次集中対策期間となっており、ステージ1までの改善を目指す、とされております。

WFCご来館の際には、引続き、以下の感染拡大防止対策を徹底していただきますよう、皆様のご協力をお願いいたします。

感染拡大防止対策
1.マスク
会話中を含めマスクの着用をお願いします。

2.検温
ご来館の際には検温をお願いします。37度以上又は本人の平熱より5分以上高い場合は、入館できません。また、体調の悪い方は来館を控えてください。

3.消毒
母屋の玄関・英会話クラスに、アルコール消毒液を用意しますので、来館、退館の際は、ご使用ください。館内の会合、英会話クラス終了後には、テーブル、椅子、ドアノブ等、アルコール消毒をお願いします。

4.トイレ
母屋、英会話ルームのトイレのタオルは当面撤去し、ペーパータオルを備えます。

5.三密の回避

6.軽食
複数人が集う英会話クラス、会合、活動中に軽食を取ることは避けるようお願いします。

7.首都圏など、緊急事態宣言継続中の地域へ2週間以内に往来のある方は、各活動への参加を自粛していただきますようお願いします。当該地域から広島に来られた方と2週間以内に接触のある方の参加も自粛を合わせてお願いいたします。

皆様、どうぞよろしくお願い申しあげます。

基礎講座を開催しました
『「生きて、繋いで」被爆三世の家族写真』

02/02/2021


写真家堂畝紘子さん

1月23日(土)WFC Hiroshima を つ・た・え・る 基礎講座をオンラインで開催しました。

前日の22日。被爆者、そして広島・長崎で亡くなった沢山の方々の悲願である核兵器禁止条約が発効となり、喜びの一日となりました。
今回、基礎講座の講師を務めてくださったのは、写真家の堂畝紘子(どううねひろこ)さん。

この基礎講座も3期目入っておりますが、最年少の講師の方を今回お迎えいたしました。
テーマは『「生きて、繋いで」被爆三世の家族写真』
広島で生まれ、広島で平和教育を受けて育った堂畝さん。

銀塩写真に出会い、カメラマンとしての道を歩くに至るまでの人生と、現在の活動への思いを、私達に率直に語って下さいました。
38年と言う人生の中で、東日本大震災を東京で経験された事や、戻った広島で土砂災害で被災者となった経験が、写真家の堂畝さんに何をもたらしたのか?
また、写真家として何かできることはないだろうかと、悩みながらも辿り着いた「被爆三世」の家族写真。たった一人の被爆者が生きていて下さった事で繋がった命。

撮影、現像、展示するなかで、出会った人達とのお話も聞かせて下さいました。
講座の打ち合わせの時、土砂災害のお話になり、実は作品は展示会が控えていたため、全て泥に浸かってしまい、「家族写真が泥まみれでは可哀想だ」と、一枚を残して破棄することになってしまった事を話して下さいました。その残した一枚を今回展示下さいました。良く見ると、泥が少し残っていました。破棄せざるを得なかった写真にも、泥が少し残ったままの写真にも、写真家としての堂畝さんの被写体への優しさを感じました。

新型コロナ感染拡大防止対策−12/14より休館のお知らせ

12/13/2020

いつもWFCへの温かいご支援・ご協力を賜り、大変ありがとうございます。

さて、7月1日より活動を再開していたところですが、皆様ご存知のように、広島市内でも新型コロナウィルスの陽性者数が急増し、一昨日、広島県・広島市から「新型コロナ感染拡大防止集中対策」の実施が発表されました。

WFCの対策としまして、明日14日よりWFCを閉館することになりましたので、皆様にお知らせいたします。

英会話クラス・行事・活動の全てをオンライン開催のみといたします。
期間は、広島での感染者数が減少傾向になり安全が確認されるまで、とさせていただきます。
WFCへの来館は控えていただき、ご用件はメールでお送り下さいますようお願いいたします。

皆様のご理解とご協力を、どうぞよろしくお願い申しあげます。
新しい年に向け、新型コロナウィルスの一日も早い収束を願いますとともに、皆様のご安全とご健康を心よりお祈り申しあげます。

基礎講座を開催しました−「WFCのアーカイブズ—資料は語る-」

11/30/2020


11月28日(土)、WFC Hiroshima を つ・た・え・る 基礎講座をオンラインで開催しました。

講師は、筒井弥生さん、服部淳子さん、立花志瑞雄でした。
テーマは、「WFCのアーカイブズ—資料は語る-」  

アーカイブズというものについて、詳しくお聞きするよい機会になりました。東京やアメリカからの参加もありオンラインにより世界の人たちと繋がっていける可能性を感じました。

WFCでは、WFCに保存されている資料の整理をはじめ、WFCアーカイブズをつくりたいと考えています。息の長いプロジェクトとなります。
関心をお持ちの方、お手伝いしていただける方は、ご連絡ください。

第3期講座を開催しました−「空白の学籍簿」のその後 

07/27/2020


空白の学籍簿の発表

7月25日(土)、新型コロナウイルスの影響で5か月ぶりに、WFC Hiroshima を つ・た・え・る 基礎講座を開催しました。はじめてのオンライン講座でした。発表者は、中澤晶子さん、山根美智子さん、茂津目恵さん、立花志瑞雄。

テーマは、「空白の学籍簿」のその後 
基礎講座の講師渡辺茂美さんが、地元の放送局中国放送で、1978年製作された「空白の学籍簿」“翠町中学校生徒会の被爆調査を追う”に触発され、プロジェクトを立ち上げ、10人のメンバーが一年以上をかけて、学んでいった内容を発表させていただきました。翠町中学校の平和学習・慰霊祭、被爆調査に関わられた松井久治先生、満蒙開拓青少年義勇軍について、発表させていただきました。

「空白の学籍簿」とは。広島市立翠町中学校ホームページより。
原爆で亡くなった本校(当時は第三国民学校)の教職員・生徒の方々を追悼するため、本校では毎年8月4日に「校内慰霊祭」を実施しています。
また、今から30年ほど前の生徒会が、戦災死された方の遺族の方々をさがし、被爆当時の状況と実態を明らかにする活動を続け、その経過を「空白の学籍簿」という1冊の本にまとめました。