5月基礎講座を開催オンラインフィールドワーク
「原民喜の『夏の花』を歩く」

5月つたえる講座ー原民喜オンラインフィールドワーク本日無事に、WFC Hiroshimaをつ・た・え・る基礎講座5月
『原民喜「夏の花」を歩く』オンラインフィールドワークを開催いたしました。
 
講師は、竹原陽子さん(原民喜文学研究者)
 
今回はコロナによる緊急事態宣言が出された事もあり、初めてのオンラインでのフィールドワークを開催いたしました。
 
竹原さんには、私たちの初めてのチャレンジにご賛同下さり、会の開催に向けて、沢山の準備をしてくださいました。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
 
そして今日も沢山の方がご参加下さり、原民喜の「夏の花」に描かれているあの日を、一緒に辿って下さいました。
原民喜が1945年8月6日のあの日歩いた道(あらかじめ撮影した動画)に、竹原さんが立ち止まりながら(動画を止めながら)、解説と・詩の朗読・場面の朗読を加えていきます。
 
本当のフィールドワークでは五感を最大限に使い現場に立つ事の大切さにふれます。
今回それをオンラインで行った時、いったい、どんな感覚になるのか?心配していましたが、風や匂いが無くとも、逆に想像力が膨らむ事に気がつきました。
 
想像力を働かせて、竹原さんの朗読に耳を傾けた時、あの日を感じることができたような気がします。
最後に竹原さんは「是非、本を片手にお一人で、今日辿った道をもう一度、歩いて頂けたらと思います。」とお話し下さいました。
 
コロナが明けた時には、必ず辿ってみたいと思います。
 
今回、本を読んだだけでは知り得ない沢山のお話しをお聞きすることができ、実りの多い時間となりました。
竹原さん、ありがとうございました。
 
来月も基礎講座がございます。詳細が決まりましたら、お知らせいたします。
沢山のご参加お待ちしています。