WFCからのお知らせ

6月基礎講座を開催
「旧陸軍被服支廠保存活動について」

06/28/2021
6月つたえる講座ー被服支廠保存活動WFC Hiroshimaをつ・た・え・る基礎講座6月『旧陸軍被服支廠保存活動について」を開催いたしました。
 
講師は、遊馬しいしさん(ペーパークラフト作家)と崇徳高校新聞部の皆さん。
緊急事態宣言が解除されてすぐの広島でしたが、講師の方以外はオンラインでの講座となりました。
 
沢山の皆さんにご参加頂き感謝しております。
 
 
6月つたえる講座ー被服支廠保存活動遊馬さん
 
遊馬(あそま)しいしさんは、ペーパークラフト作家として、様々な作品に携わって来られましたが、プロフィールを拝見すると、最近の作品は「ヒロシマ」への思いを強く感じます。
 
今回、被服支廠を子ども達に知って欲しいと言う思いから、学校へ被服支廠のペーパークラフト付きガイドブックを配布されました。子ども達がそれをきっかけにして、被服支廠について考えたりしてくれたら嬉しいことだと思います。そしてまた、1人の人が思いを行動に移す事の大切さを学びました。
 
6月つたえる講座ー被服支廠保存活動崇徳高校新聞部
 
崇徳高校新聞部の皆さんは、今回代表して三年生の部長の川上くん。副部長の松浦くんにお話し頂きました。
陸軍被服支廠に関する崇徳高校新聞部の皆さんの活躍は、本当に目を見張るものがあります。
 
特にコロナ禍に入り行動が制限される中、果敢に取材に挑む姿は、テレビや新聞を通じて伝わってきました。
今回パワーポイントを使い活動や思いを話してくれました。その姿は、平和活動に悩みながらも取り組み、自分なりの何かを模索しているようでした。
 
皆さんに頂いた沢山の質問にも、飾らず、高校生らしく、素直に答えてくれた姿が本当に印象的でした。
そしてまた、素晴らしい顧問の先生がいてくれてこその新聞部である事もまた、ひしひしと感じました。
 
6月つたえる講座ー被服支廠保存活動崇徳高校新聞部
 
講師の皆さん、本当にありがとうございました。
 
今回、広島県所有の3棟の保全が決まった事は、遊馬さんや、崇徳高校新聞部の皆さんを始め、沢山の皆さんの活動があっての事と思います。
講師にご登壇くださった皆さんの益々のご活躍をお祈りしております。
 

 
今回、基礎講座の後に新聞部の皆さんがWFCの館長のロジャーとキャシーに取材をしてくれました。
英語で話す館長夫妻に、必死に耳を澄まし英語を集中して聞き取ろうとする姿。そして、英語での質問もしてくれました。1時間に及ぶ取材。途中からWFCスタッフの田城さんに通訳に入って頂きディスカッション。新聞部の皆さんの真剣な眼差しに、館長夫妻も終始笑顔でした。沢山取材下さりありがとうございました。
 
6月つたえる講座ー被服支廠保存活動インタビュー
 

 
来月の基礎講座は7月24日(土)『頑張ってるぞ!ヒロシマの平和教育』松井久治さんを講師にお招きいたします。
詳細が決まりましたら、お知らせいたします。沢山のご参加お待ちしています。
 
WFCのFacebookの記事では、他の写真も見ていただけます。

「バーバラ・レイノルズとワールド・フレンドシップ・センター」冊子完成

06/28/2021
バーバラとWFC冊子この度、
「バーバラ・レイノルズとワールド・フレンドシップ・センター」
と言う冊子が完成いたしました。
 
平和記念公園に向かう時、必ず3つの記念碑の前を通ります。
「マルセル・ジュノー博士記念碑」
「ノーマン・カズンズ氏記念碑」 
そして、「バーバラ・レイノルズ氏記念碑」です。
 
バーバラの碑にはこう書いてあります。
『私もまた 被爆者です。』
 
アメリカ人の女性がなぜ、こうおっしゃるのか?
 
1965年8月7日にバーバラ・レイノルズによって創立されたWFCは今年、創立56年目を迎えました。
バーバラが被爆者と共に訴えてきた「核兵器廃絶」は2021年の現在も、未だに達成されていません。
 
しかし、2021年1月22日に世界中の様々な場所で核兵器廃絶を訴えられてきた人々のご尽力があり「核兵器禁止条約」が発効されました。本当に嬉しい事でした。
 
広島で、原爆について勉強されている方にバーバラ・レイノルズの事を尋ねると「名前だけは知っています」と言う方がほとんどです。ましてや、広島の皆さんに聞いたらどんな答えが返ってくるのでしょうか…。
 
私たちWFCのメンバーに、新しく加わった人の中には、バーバラがどんな事をして来られたのか?実際の所わからない人がいるのも現状です。
 
バーバラ・レイノルズの碑

バーバラ・レイノルズの碑

 
昨年、特別委員会として「未来委員会」を立ち上げました。この委員会はWFCの未来について考えていこうとするものです。
 
まず初めに、バーバラについて勉強し、バーバラについて一人でも多くの方に知って頂こうと、高校生向けに冊子を作りました。(小・中学生も勿論、お読み頂ける内容です。)
 
未来委員会では、この冊子制作をプロジェクトのはじめの一歩として、私たちWFC自身も初心に返りスタートしたいと思っています。
 
もしご興味がございましたら、WFC事務所までメールを頂けたらと思います。
よろしくお願いします。

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー6月

06/02/2021

6月基礎講座チラシー旧陸軍被服支廠保存活動「旧陸軍被服支廠保存活動について」
講師はペーパークラフト作家の遊馬しいしさんと崇徳高校新聞部の皆さんです。

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「旧陸軍被服支廠」
コロナ禍で、この言葉を聞く機会が減っていたように思います。

「また忘れられるのだろうか?」と被服支廠も思ったに違いない…いつものことだと…。

しかし先日、広島県が「全3棟耐震化」を表明しました。保存へ舵を切ったのです。これは、被爆者の方を始め、沢山の方々がそれぞれの場所で、保存に向けての動きを積み重ねてきた成果なのだと感じています。

今回お話下さるのは、「被服支廠」を子どもたちに知ってほしいと行動を起こした遊馬しいしさん。そして、崇徳高校新聞部の皆さんです。高校生ならではの目線で取材に入る姿を度々目にする新聞部の皆さん。高校生として、記者として感じた思いなどをお話頂きます。

 

皆さまのご参加お待ちしております。
どうぞお友達にも声をかけていただければと思います!


今月の講座のチラシをダウンロード

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日時:6月26日(土)午前10:00~12:00

形体:オンライン(参加リンクは1週間前にお知らせします)

参加費:一般参加者500円 WFC会員400円 学生300円

申し込み方法:お申し込みフォーム

または、WFC事務所までメールでお申し込みください。

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【お知らせ】

  • 参考資料やオンライン参加リンクは、講座1週間前に、お申し込みいただいた方にメールでお送りいたします。
  • ご参加いただけない方には、収録をしたビデオを後日視聴していただくこ ともできますので、どうぞご利用ください (費用は同額です)。
  • 止むを得ず中止させていただく可能性もあります。ご理解の程よろしくお願いい たします。

【お支払い方法】

クレジットカード決済
https://checkout.square.site/buy/NWHD62CC7SCNHE2LQ76VGN6U

★WFCにて現金でお支払い

★銀行振り込み

広島銀行 
皆実町支店 
普通預金 No.0098421       
口座名義人  特定非営利活動法人ワールド・フレンドシップ・センター 
理事 山根美智子

ゆうちょ銀行
記号 15150
番号 24468111

他金融機関からゆうちょ銀行
店名 五一八 店番 518
預金種目 普通預金
口座番号 2446811

2021韓国・広島PAXプログラム(平和使節交換)
オンライン同窓会

06/01/2021

2021 Korea-Japan Online PAX Program/About Korean PAX

5月29日(日)オンラインイベント「韓国・広島平和使節交換プログラム オンライン同窓会」を開催いたしました。
 
WFC創立者のバーバラ・レイノルズが1962年と1964年に行った、世界平和巡礼の流れをくむ、平和使節交換プログラム(Peace Ambassador Exchange Program)を現在まで、継続して来ました。
 
被爆者の声を世界に届けて、核兵器廃絶を訴える。そして現在も、「一期一会が平和を築く」をモットーに、一人一人の出会いを大切にし、共に学び・考え、お互いを理解し合い、世界に友達ができること。それが平和へ繋がると交流を続けています。
 
2020年はコロナのため、広島に来ていただくはずが、延期に。未だにコロナの脅威は落ち着きをみせません。
私達は交流をオンラインに移行し、チャレンジしてみることにしました。
 
初めての試みでしたので、今まで参加した事のある方にお声がけし「同窓会」といたしました。
2020年に広島開催が出来ていたら、被爆証言をお願いしていた、李鐘根さんにもご参加頂きました。娘さんにもお力添えを頂き感謝しております。ありがとうございました。
 
会のスタートは、お互いの挨拶から始まりました。
懐かしそうにお話を交わされ、あたたかい時間が流れました。
 

2021 Korea-Japan Online PAX Program/Former Army Clothing Depot

2021 Korea-Japan Online PAX Program/Former Army Clothing Depot

 
プログラムの内容は、
○韓国PAXについて
○ホームステイを受け入れた感想
○韓国PAXを経験して
双方が順番に話します。
 
○広島「旧陸軍被服廠」について
○韓国「韓国人被爆二世について」
の発表がありました。
 
楽しい時間でもあり、学びの時間にもなりました。
参加下さった皆さん、ありがとうございました。
 

5月基礎講座を開催オンラインフィールドワーク
「原民喜の『夏の花』を歩く」

05/22/2021
5月つたえる講座ー原民喜オンラインフィールドワーク本日無事に、WFC Hiroshimaをつ・た・え・る基礎講座5月
『原民喜「夏の花」を歩く』オンラインフィールドワークを開催いたしました。
 
講師は、竹原陽子さん(原民喜文学研究者)
 
今回はコロナによる緊急事態宣言が出された事もあり、初めてのオンラインでのフィールドワークを開催いたしました。
 
竹原さんには、私たちの初めてのチャレンジにご賛同下さり、会の開催に向けて、沢山の準備をしてくださいました。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
 
そして今日も沢山の方がご参加下さり、原民喜の「夏の花」に描かれているあの日を、一緒に辿って下さいました。
原民喜が1945年8月6日のあの日歩いた道(あらかじめ撮影した動画)に、竹原さんが立ち止まりながら(動画を止めながら)、解説と・詩の朗読・場面の朗読を加えていきます。
 
本当のフィールドワークでは五感を最大限に使い現場に立つ事の大切さにふれます。
今回それをオンラインで行った時、いったい、どんな感覚になるのか?心配していましたが、風や匂いが無くとも、逆に想像力が膨らむ事に気がつきました。
 
想像力を働かせて、竹原さんの朗読に耳を傾けた時、あの日を感じることができたような気がします。
最後に竹原さんは「是非、本を片手にお一人で、今日辿った道をもう一度、歩いて頂けたらと思います。」とお話し下さいました。
 
コロナが明けた時には、必ず辿ってみたいと思います。
 
今回、本を読んだだけでは知り得ない沢山のお話しをお聞きすることができ、実りの多い時間となりました。
竹原さん、ありがとうございました。
 
来月も基礎講座がございます。詳細が決まりましたら、お知らせいたします。
沢山のご参加お待ちしています。