6月基礎講座を開催
「旧陸軍被服支廠保存活動について」

6月つたえる講座ー被服支廠保存活動WFC Hiroshimaをつ・た・え・る基礎講座6月『旧陸軍被服支廠保存活動について」を開催いたしました。
 
講師は、遊馬しいしさん(ペーパークラフト作家)と崇徳高校新聞部の皆さん。
緊急事態宣言が解除されてすぐの広島でしたが、講師の方以外はオンラインでの講座となりました。
 
沢山の皆さんにご参加頂き感謝しております。
 
 
6月つたえる講座ー被服支廠保存活動遊馬さん
 
遊馬(あそま)しいしさんは、ペーパークラフト作家として、様々な作品に携わって来られましたが、プロフィールを拝見すると、最近の作品は「ヒロシマ」への思いを強く感じます。
 
今回、被服支廠を子ども達に知って欲しいと言う思いから、学校へ被服支廠のペーパークラフト付きガイドブックを配布されました。子ども達がそれをきっかけにして、被服支廠について考えたりしてくれたら嬉しいことだと思います。そしてまた、1人の人が思いを行動に移す事の大切さを学びました。
 
6月つたえる講座ー被服支廠保存活動崇徳高校新聞部
 
崇徳高校新聞部の皆さんは、今回代表して三年生の部長の川上くん。副部長の松浦くんにお話し頂きました。
陸軍被服支廠に関する崇徳高校新聞部の皆さんの活躍は、本当に目を見張るものがあります。
 
特にコロナ禍に入り行動が制限される中、果敢に取材に挑む姿は、テレビや新聞を通じて伝わってきました。
今回パワーポイントを使い活動や思いを話してくれました。その姿は、平和活動に悩みながらも取り組み、自分なりの何かを模索しているようでした。
 
皆さんに頂いた沢山の質問にも、飾らず、高校生らしく、素直に答えてくれた姿が本当に印象的でした。
そしてまた、素晴らしい顧問の先生がいてくれてこその新聞部である事もまた、ひしひしと感じました。
 
6月つたえる講座ー被服支廠保存活動崇徳高校新聞部
 
講師の皆さん、本当にありがとうございました。
 
今回、広島県所有の3棟の保全が決まった事は、遊馬さんや、崇徳高校新聞部の皆さんを始め、沢山の皆さんの活動があっての事と思います。
講師にご登壇くださった皆さんの益々のご活躍をお祈りしております。
 

 
今回、基礎講座の後に新聞部の皆さんがWFCの館長のロジャーとキャシーに取材をしてくれました。
英語で話す館長夫妻に、必死に耳を澄まし英語を集中して聞き取ろうとする姿。そして、英語での質問もしてくれました。1時間に及ぶ取材。途中からWFCスタッフの田城さんに通訳に入って頂きディスカッション。新聞部の皆さんの真剣な眼差しに、館長夫妻も終始笑顔でした。沢山取材下さりありがとうございました。
 
6月つたえる講座ー被服支廠保存活動インタビュー
 

 
来月の基礎講座は7月24日(土)『頑張ってるぞ!ヒロシマの平和教育』松井久治さんを講師にお招きいたします。
詳細が決まりましたら、お知らせいたします。沢山のご参加お待ちしています。
 
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