WFCからのお知らせ

アメリカPAX 2021を
オンライン開催します

09/28/2021

皆さんこんにちは。

いつもワールド・フレンドシップ・センター(WFC)の活動にご支援をいただき、誠に有難うございます。

WFCでは、“平和使節交換プログラム(PAX)” として、広島の平和使節と平和のために活動している人たちとの間で、一年ごとに相互に訪問する交換プログラムを行ってきました。

1962年に行われたバーバラ・レイノルズによる“平和巡礼”の流れを汲むもので、「世界平和は、人間が同じ人間として向き合って互いを知り友情を築くことから始まる」という信念からこのプログラムは生まれました。2003年からは韓国PAXも開始。以前はドイツ・ポーランドとも行い、中でも最も歴史が長いのが、今回開催するアメリカPAXです。

活動の内容は、ヒロシマの原爆被害の実相を世界へ広く伝えることや、交流する方々の活動を報告したり、様々な文化交流、またホームステイを通じて個人としての交流にも力を注いできました。しかし、コロナ禍でお互いの渡航もままならないため、今年はオンラインで開催することにしました。

一週間にわたる日程で被爆者の方の証言や、WFCとバーバラ・レイノルズに関したプレゼンテーション、アメリカからコンサート風プレゼンテーション等、日米双方から盛りだくさんに計画しております。

プログラムは毎日、9時から11時半までzoomで開催し、すべて英語での発表になります。時差の関係でスタート時刻はちょっと早いかもしれませんが、多くの皆さまのご参加を頂ければと思っております。

 

タイムスケジュールにつきましては、スケジュール表をご覧になってご確認下さい。

<スケジュール表をダウンロードするー日本語>

<スケジュール表をダウンロードするー英語>

 

参加お申し込みは以下リンクからお願いします。

<参加申し込みをする>

 

オンラインでお会いできるのを楽しみにしています。

WFC PAX委員会

「岡田恵美子さんを偲ぶ会」にご参加いただき有り難うございました。

09/21/2021
岡田さんを偲ぶ会先日は、ワールド・フレンドシップ・センター主催の「岡田恵美子さんを偲ぶ会」にご参加いただき有り難うございました。
 
皆様のお蔭で、心の篭った岡田恵美子さんを追悼する会にする事が出来ました。
岡田さんは亡くなられても多くの人達の心の中に長く生き続けられると思います。
WFCの我々も岡田さんの思い出と、残された足跡を大切に、次世代に向けた彼女のメッセージを引き継いでいく所存です。
 
また岡田さんが残して下さった様々なグループや個人の方との連携を深めていければと願っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
 
 
岡田さんを偲ぶ会1
 
※お詫びと訂正がございます。
昨日の「岡田さんの言葉」の発表のパワーポイントの写真の中に、提供者の誤記載がございました。訂正後の写真を載せています。ご確認下さい。
 【誤】写真提供:茂津目恵
 【正】写真提供:富永幸葵
となります。
提供して頂いた、岡田さんのお孫さんの富永幸葵さんには、お電話にてお詫びし、励ましの言葉を頂きました。改めて、感謝申しあげます。(茂津目)
 
特別委員会
(山根美智子 清水美喜子 車地かほり)
NPO World Friendship Center
Roger & Kathy Edmark, co-directors
Michiko Yamane, Chair

「岡田恵美子さんを偲ぶ会」

09/14/2021
岡田さんを偲ぶ会いつもWFCを応援していただき、ありがとうございます。
夜になると、庭先で虫の声が聞こえ、秋の気配を感じる季節になりました。
 
長年我々の仲間であった岡田恵美子さんが、4月10日のWFC理事会の最中に突然倒れられて、帰らぬ人になられました。まだこの辛い現実を受け止められずにいます。
 
岡田さんの大好きな場所、ワールド・フレンドシップ・センターの居間で、対面で写真を見たり、想い出話に花を咲かせながら偲ぶ会を持ちたいと願ってきました。
 
しかし、未だにコロナ禍が収束の方向へ進まず、今月末まで広島にも緊急事態宣言が発令されています。やむを得ず、「岡田恵美子さんを偲ぶ会」をZoomで開催する運びとなりました。
 
できるだけ多くの方に参加していただければと願っています。どうぞ、よろしくお願い致します。
この度、皆様へのお知らせが遅くなりました事、心よりお詫び申し上げます。
 
WFC理事長 山根 美智子
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【参加お申し込み方法】
お手数をお掛けいたしますが、メールでお名前をお知らせ下さい。WFCスタッフより、オンライン参加のための、リンクをお送りいたします。

事前にZoomのダウンロードをしていただくよう、お願いいたします。
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岡田恵美子さんを偲ぶ会 
主催:NPO World Friendship Center
 
8-10 Higashi Kan-on, Nishi-ku,
Hiroshima City 733-0032
Tel 082-503-3191
Fax 082-503-3179

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー9月

09/12/2021

9月基礎講座チラシーヒロシマを深める 記者として、教員として「ヒロシマを深める 記者として、教員として」
講師は広島経済大学名誉教授の徳永博充(とくながひろみつ)さんです。

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記者であり、教員でもある徳永博允さんが常に心に置いていた思いは、
「人を傷つけ卑しめる理不尽に対する怒り。そして、小さき声に近づき耳をそばだてる」ことでした。

記者として取材に入った、高知・三崎・沖縄・ハンフォード・ロスアラモス・パンテックス・ミシシッピー・中東・エルサルバドル・ニカラグア・グアテマラ・・・。

また、教員として学生と歩んだ「広島を学ぶ」という道のりもまた、埋もれてしまいそうになる声を必死に拾い上げ、学生と共に向き合うことだったのではないでしょうか。

ヒロシマを遠くから、そして近くから見て、聞いて、見つめて来られた徳永さんの思いをお聞きします。私たちはヒロシマとこれからどう向き合っていけるのでしょうか?

皆さまのご参加お待ちしております。
どうぞお友達にも声をかけていただければと思います!

今月の講座のチラシをダウンロード

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日時:9月25日(土)午前10:00~12:00

形体:オンライン(参加リンクは1週間前にお知らせします)

参加費:一般参加者500円 WFC会員400円 学生300円

申し込み方法:お申し込みフォーム

または、WFC事務所までメールでお申し込みください。

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【お知らせ】

  • 参考資料やオンライン参加リンクは、講座1週間前に、お申し込みいただいた方にメールでお送りいたします。
  • ご参加いただけない方には、収録をしたビデオを後日視聴していただくこ ともできますので、どうぞご利用ください (費用は同額です)。
  • 止むを得ず中止させていただく可能性もあります。ご理解の程よろしくお願いい たします。

【お支払い方法】

クレジットカード決済
https://checkout.square.site/buy/NWHD62CC7SCNHE2LQ76VGN6U

★WFCにて現金でお支払い

★銀行振り込み

広島銀行 
皆実町支店 
普通預金 No.0098421       
口座名義人  特定非営利活動法人ワールド・フレンドシップ・センター 
理事 山根美智子

ゆうちょ銀行
記号 15150
番号 24468111

他金融機関からゆうちょ銀行
店名 五一八 店番 518
預金種目 普通預金
口座番号 2446811

8月基礎講座を開催
「李鐘根 (イ・ジョングン) さんによる被爆証言」

09/09/2021
李鐘根さん被爆証言先日、WFC Hiroshimaをつ・た・え・る基礎講座8月「李鐘根 (イ・ジョングン) さんによる被爆証言」を開催いたしました。
緊急事態宣言下にオンラインで開催出来たのも、証言下さった李さんをはじめ、ご参加頂いた皆様のおかげです。
ありがとうございました。
 
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在日韓国人二世の李鐘根(イ・ジョングン)さん。93歳には見えない体力は日々の運動の継続の賜物。お話されたこの日も、開会時間午前10時の時点で既に8,000歩以上歩かれていました。凄すぎます。
今回参加下さった皆さんの感想を拝見すると、李さんのお話を初めて聴いたという方が少なかったように感じました。なぜ、李さんのお話を何度も聴きたくなるのか…それは、李さん自身からパワーを貰えるからだと私は感じています。
 
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参加された方の感想をシェアさせて頂きます。(SNSへのシェアの許可を頂いたものです。)
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◎ (50代)
以前にも李鐘根さんのお話を伺いました。その時、お話しの最後に「さあ、今日私の話を聞いてくださったあなたも今日から語り部ですよ」と言われたことが忘れられません。李さんの分かりやすく、鮮烈な証言は多くの方にぜひ聞いていただきたいと思います。ありがとうございました。
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◎(70代)
90歳とは思えないお姿とお声にびっくり致しました。何度も話されていることもあるでしょうが、はっきりと具体的に伝わってまいりました。
語ることを決心され、日本で世界でと惨状を伝えて来られた被爆者の方々も、数少なくなっている今、核廃絶に応えたいと強く思います。
李さんの子供たちに語る「あなたたちには戦争の責任はない。しかし戦争をさせない責任はあるよ。過去には責任はないけど現在にはあるんだよ」という言葉が響きました。
1995年「世界女性会議―北京」のヒロシマを伝えるブースに居た時、2,3人の中国の若い女性が近づいてきて「南京虐殺をどう思うか」と尋ねました。私の口からまず出たのは「ごめんなさい」でした。そのことは日本でも報道され「あなたはあやまるべきでなかった」と言われました。
確かにあの戦争の終わる1年前に生まれたばかりの私には、戦争の責任はないかもしれません。しかしあの時の日本につながる今を生きている私が、あの時の中国につながる今を生きている若者に、まずは謝る言葉が出たのは、歴史への自分なりの責任だったのではと思います。
彼女たちとも歴史教育の大切さを話しあいました。まずは「伝えること」そして「知ること」ですね。
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◎(60代)
李さんの貴重なお話、時間のたつのも忘れて拝聴いたしました。折り目正しく、わかりやすく、当時の情景が目に浮かぶようでした。原爆資料館もリニューアル後に「外国人被爆者」のコーナーがようやくつくられましたが、なぜ、このように大勢の朝鮮半島の人々が広島にいて、原子爆弾の犠牲になられたのか、という疑問には、未だ正面から答えられていないと思います。その大切な部分の欠落を補ってあまりある李さんのお話、一人でも多くの人々に聴いていただきたいと切に願う次第です。ありがとうございました。今後もおからだを大切に、ご活躍下さい。
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◎(20代)
外国人被爆者の方の証言を聞くのは今日が初めてでした。証言を聞いてみて、李さんがこれまでどのような差別を受けてきたのか、また、被爆者となったことでどう人生が変わってしまったのかを理解することができました。
李さんをはじめとする被爆者の方々が本来なら思い出したくもないはずの被爆体験を二度と被爆者をつくらないために証言してくださっているため、私たちにはその被爆証言を次世代に継承していく責任があると改めて感じました。
李さん本日は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
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◎(60代)
とても 感動的でした。私も広島市に約40年住んでいますから、間接的に、または研修とかで、在日朝鮮人のことを、聞いてはいましたが、聞くたびに、その傷の深さ、その問題の重みを 感じずにはいられません。戦争は勝者はいないといわれますが、まったくそのとうりと思います。
日本人もとても大変な思いをしましたが、朝鮮人ということで、さらに差別や偏見まで加わり、私たちの想像を超える苦しみを体験されたのだと、お察しいたします。
その中で朝鮮人としての誇りを失わず、凛として生き抜かれた、李さんのおお母さまのことがとても印象に残りました。
日本と朝鮮には共通のところがたくさんあります。日本の文化は中国、朝鮮から学んできたのですから。李さんの「被爆者は特別な人間じゃあ無い!」という言葉が忘れられません。
世界中の人が、「皆同じ人間なのだ、同じようなことで、喜び、悲しむのだ。」という、共通認識をもち、付き合い、つながっていけたらいいな、と深く思いました。
李さんの声、滑舌もとてもよく、飽きずに最後まできけました。ありがとうございました。
☆アンケートにお答えくださり、ありがとうございました。
 
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【9月の基礎講座のお知らせ】
9月25日(土)午前10時から 
「ヒロシマを深める 記者として、教師として」
講師に徳永博充(トクナガ ヒロミツ)さんをお迎えし、オンラインで開催いたします。
詳細が決まりましたら、お知らせいたします。沢山のご参加お待ちしています。