WFCからのお知らせ

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー10月

10/10/2022
 
10月基礎講座_中川幹朗さん
おはようございます。
急に気温が下がり、冬がもうそこまでやって来ているようですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
 
10月のWFCつたえる講座は、ヒロシマ・フィールドワーク実行委員会代表 中川幹朗(なかがわもとお)さんによるフィールドワークです。
 
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WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー10月
 
中川幹朗さんに聴く 2か月連続企画
フィールドワーク「消えた町 記憶をたどり 森冨茂雄さんの足どりをたどる」

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2022年秋、たくさんの子どもたちの姿で溢れている広島平和記念公園。

「そこに、にぎやかな町があったこと、生き生きと生きる人たちがいたこと、それが誰かの大切な家族であったこと、 子どもたちにとって心躍る場所であったことを、どうか忘れないでほしい・・・。」
 そんな温かくも切実な思いを感じる、森冨茂雄さんの鉛筆画。

 森冨茂雄さんが心から伝えたかった思いは・・・
“消えた町”を “本当に消えた町”にしてしまうのは、思いを受け取った私たち次第だと思います。

 今回、森冨茂雄さんの画集を携えながら、書かれた場所に立ち、“消えた町”ではなく“息づかいが聞こえる町”として、一緒に心の中に記憶しませんか?

 講師に、中川幹朗さんをお迎えし、森冨さんとの画集制作秘話や、そこに住んでいた人たちとの思い出話、そして「この世界の片隅に」のお話も交えてご案内頂きます。

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日時:10月29日(土)午前10:00-12:00 ※マスク着用・小雨決行
   (雨天の場合は予備日の11月5日(土)に延期いたします)
 
定員:先着20名 

集合場所: 原爆ドーム北側

参加費:600円(フィールドワーク保険100円を含みます)

申し込み方法: お申し込みフォーム
 
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【画集注文について】

今回のフィールドワークは「消えた町 記憶をたどり 絵と証言 森冨茂雄」の鉛筆画集と共に進めてまいります。こちらの画集をご希望の方は、以下の情報をメールでWFC事務所までお知らせください。
必要情報:お名前、電話番号、メールアドレス、受け取り時期(事前 / 講座当日)日本語版・英語版どちらをご希望か。
日本語版¥2,000/英語版(ファイル付)¥2,500


【お知らせ】

  • 講座資料は、当日お渡しします。
  • ご参加いただけない方には、事前収録したビデオを後日視聴していただくことができます。※天候などにより事前収録できない場合はご容赦ください。
  • 新型コロナウイルス感染拡大防止策にご協力ください。
    検温、マスクの着用、手指消毒等。体調がすぐれない方はご参加をお控え願います。
  • 止むを得ず中止させていただく可能性もあります。 ご理解のほどよろしくお願いいたします。


【お支払い方法】

クレジットカード決済

★当日現金でお支払い

9月基礎講座を開催
「97歳が語るシベリア抑留ー末広一郎さんのお話を聞く会」

10/06/2022
「94歳が語るシベリア抑留-末広一郎さんのお話を聞く会」にご参加下さり、ありがとうございました。
 
また、97歳という年齢を吹き飛ばすように、ユーモアを交えながら、お話くださいました末広一郎さん。そして遠方から駆けつけてくださり、講座中にはお力添えもいたました娘さんにも心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
 
講座後には沢山の参加されたみなさんがアンケートをお寄せ下さいました。
共有可能とお答え頂いた方のアンケートを一部ご紹介します。
 
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(60代)
テレビ・新聞・書籍なので断片的な知識はあったのですが、シベリア抑留体験者のお話を直接伺うのは初めてだったと思います。末広さんのお言葉の端々から、抑留の苦しさやソ連軍の横暴さや理不尽な日本軍への怒りとともに、平和への強い思いが伝わってきました。たくさんの資料を準備いただきありがとうございました。「喋るのは苦手ですが、私は印刷屋ですから」にこめた末広さんの意地と仕事への誇りを感じました。
質疑応答の中で、抑留生活を絶えることができたのは、ただただ日本に帰りたいという思いがあったから、こんなところで死んでなるものかという思いがあったからというお話があり、胸を打たれました。
広島・長崎の被爆者と同じくシベリア抑留体験者の数も年々少なくなり、体験の継承が難しくなってきています。こういう貴重なお話を若い人たちにもぜひ聞いてもらいたい、バトンを引き継いでもらいたいと思いました。ありがとうございました。
 
(70代)
末広一郎 様
本日はシベリア抑留の過酷な労働や辛い捕虜生活の体験について貴重な体験をお聞かせ頂き有難うございました。お話の中で紹介された、シベリア抑留地で出会われた高知県出身の方、長野県出身のノモハンの捕虜の方との出会いなど、今では信じられないドラマのような体験も印象的でした。
97歳のお年を感じさせないほどお元気な末広さま、どうぞ体調にお気をつけられてこれからも若い人達に貴重な体験を語り継いでください。本日は、多くの貴重な参考資料も頂きありがあとうございました。ゆっくり読ませて頂きます。
 
(70代)
末広一郎さんの講演をありがとうございました。
末広さん、過酷な体験なのに、笑顔とお元気な声でお話しくださってありがとうございました。平和な世の中・穏やかな生活を心底信じておられると思いました。
戦争がいったん起きてしまうと、人間を人間としてでなく一つの駒として動かすと改めて思いました。人間に人間として対峙すれば、戦争へ借り出すことも、シベリア抑留ということも行われなかったのではないか、明治時代のドイツ人捕虜の日本での扱いなどのことを思いました。戦争はいけないと末広さんの声。真実の声です。あの時代と同じ道を歩もうとしている今の日本。戦争のない、核兵器もない世にと強く思いました。
 
(60代)
今のロシアで起こっている状況を、末広さんがシベリアで体験されたと伺えました。一人間の立場でいうと、あってはならない事です。
プーチン大統領が人間ではないです。
経済格差が大きくなり、貧困問題が戦争を起こす史実を考えても、良き政治が求められます。証言のインパクト強く感じています。
 
(50代)
想像を絶する苦難をもたらす戦争。その戦争の不条理と、言葉に尽くせない苦難の連続を、身をもって体験された末広一郎さんのお声と表情が、心に深く響きました。満州そしてシベリアでのご経験は決して過去のものではなく、現在の私たちと地続きのものです。過去から学び、過去の轍を踏むことなく、人間の生命が尊重され、人類が殺し合いをしたり、傷つけあうのではなく、幸福を享受できる平和な世界を実現するために、末広さんが心の底から声を振り絞り、強く語られた言葉「武器を造ってはいけない。敵を創ってはいけない。武力では問題は解決しない。二度と戦争をしてはいけない。」ーこれを最大限に活かせる道を、その方法を、共に考え、行動して行きたいと思います。本日は、大変重要で貴重なお話をありがとうございました。
 
(60代)
末広さんは、人間の命の輝きとはどのようなものかを体現されている方だと思います。戦争をしないためには、武器を作らない。何と明快なお答えでしょう。末広さんは、生かされた命を200%生きておられます。この方と同時代に生きることの意味、ありがたさ、喜びをかみしめています。まだまだ語っていただきたい、私たちと共に生きていただきたいと切に願うものです。そして、わたしたちも、自分たちの責任を果たしたいと。ありがとうございました!お体を大切にお過ごしください。お作りいただいた貴重な資料、本当に素晴らしいと思いました。厚く御礼申し上げます。

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー9月

08/14/2022

9月基礎講座_末広一郎さんチラシ2表

 
 
いつもより少し早いですが、9月のつたえる講座のお知らせをお送りいたします。
(つたえる講座8月はお休みです。)
 
9月のつたえる講座は、対面で行う予定で定員をもうけておりますので、お申し込みはお早めにお願いいたします。
 
まだ暑い日が続きそうですが、皆さま、どうぞ体調をお大事にお過ごしください。

 

 

 

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WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー9月

「97歳が語るシベリア抑留ー
   末広一郎さんのお話を聞く会」

末広一郎(すえひろいちろう)さんにお話しいただきます。

 

国が始めた戦争には、「始まり」と「終わり」がある。

けれども、その戦争に巻き込まれた人々に、「終わり」はあるのでしょうか。

今年97歳の末広一郎さんにとって、戦争の「終わり」とは?

今回は、末広さんの4年にわたる過酷なシベリア抑留の体験と、

そこから見えてくるものについて、お話をうかがいます。

いまだからこそ知りたい、いまだからこそ考えたい。

みなさん、ぜひご参加ください。

 

9月つたえる講座チラシのダウンロードはこちらから>

※配布済みの紙媒体のチラシに明記してある日付が間違っておりました。
ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。

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日時:9月24日(土)午前10:30~12:30(10:10開場)

会場:エソール広島(公益財団法人広島県男女共同参画財団)
   おりづるタワー10階 広島市中区大手町一丁目2-1)

参加費:500円(当日会場で現金払い・クレジットカード払い)

申し込み方法:お申し込みフォーム

※オンライン参加についてはお問い合わせください。
後日視聴のお申し込みはお受けしていませんので、ご注意ください。
後日視聴が可能になった場合は、後日お知らせいたします。


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【お知らせ】

  • 講座資料は、当日ご来場時にお渡しいたします。
  • 新型コロナウイルス感染拡大防止策にご協力ください(検温、マスクの着用、手指消毒等)止むを得ず中止させていただく可能性もあります。
    ご理解のほどよろしくお願いいたします。


【お支払い方法】

クレジットカード決済 ※後日視聴は現在受け付けておりません

★講座当日現金でお支払い

イリノイ・ウェズリアン大学からのインターン

07/27/2022

イリノイ・ウェズリアン大学からのインターンーエイジャとローライリノイ・ウェズリアン大学からインターンとして、エイジャ・ゴリデイとローラ・ウェスファルをWFCに迎えました!

 

エイジャは心理学専攻で 日本語を副専攻として取っています。ローラは、グラフィックデザイン専攻で やはり日本語を副専攻しています。そして このインターンシップは卒業前の最終課題の一つです。

 

彼らは、ここに8月13日まで滞在します。学習体験として、平和公園や広島のいろんな場所を訪れ、また英語クラスの方達や理事にも会いました。また、被爆者の証言を聞く機会をもっています。

 

エイジャとローラは、他のプロジェクトにも取り組んでいます。

エイジャは、センターを訪れる方達に、より豊かな経験をしていただく為に、WFCに今飾られている贈答品や美術品にラベルをつける作業をしています。ローラは、自身のスキルを発揮して、WFCのニュースレター「友愛」のロゴマークを改良する作業をしています。

 

彼らに会いに、またお気軽にセンターにお立ち寄りください。

WFC 8.6 Day「被爆者の声を世界へ・・・。」

07/27/2022

 

1945年8⽉6⽇から 77回⽬の原爆の⽇。

ワールド・フレンドシップ・センター創⽴者のバーバラ・レイノルズの思いは⼀貫して
“被爆者の声を世界へ”そして“核兵器廃絶”でした。

しかし、77年たった今も“核兵器廃絶”は達成されていません。

原爆によってお亡くなりになった⽅々に思いを馳せながら、この⽇を⼀緒に過ごしませんか?

8.6のチラシをダウンロードする>


午前中に行われる田中稔子さんによる被爆証言の会は、全て英語のみで行われます。

お申し込みはこちらから:  https://bit.ly/3AFdnyq

被爆証言のチラシをダウンロードする>