Hiroshimaをつ・た・え・る基礎講座
第2期ー第7回基礎講座を開催しました
3月23日(土)、第7回の WFC Hiroshima を つ・た・え・る 基礎講座が開かれました。
講師はヒロシマを語り継ぐ教師の会、梶矢文昭さん。
6歳の時被爆され様子をご自身が描かれた絵を用いながら、話してくださいました。 原爆の悲劇を語るだけでなく、広島の人々の戦後の力強い生き方にも触れられ、ご自身のポジティブな生きる姿勢に、勇気づけられました。
第2期ー第6回基礎講座を開催しました
2月23日(土)、第6回の WFC Hiroshima を つ・た・え・る 基礎講座が開かれました。
講師は中川幹朗さん。多くの人が訪れる広島の爆心地近くにある平和公園。原爆が落とされる前は、多くの人々が暮らす町でした。中川さんは、その場所で暮らしていて、疎開などで、生き延びた方達を丹念に探し出し、証言を残す活動をされています。 お話をお聞きして、当時の人々の生活が生きいきと甦ると共に、人々の命と生活を破壊する原爆の非人道性について、あらためて考えさせられました。
第2期ー第5回基礎講座を開催しました
1月26日(土)、第5回の WFC Hiroshima を つ・た・え・る 基礎講座が開かれました。講師は西村宏子さん(シュモーに学ぶ会)。戦後、アメリカから仲間共に、家を建てるために広島にやってきたシュモーさん。シュモーさんがどうして、広島に来ることになったのか、どのように、どのような想いで、広島に家を建てたのか、詳しく聞きました。シュモーさん達の建てた家(集会所)が、一軒江波に、現存して、今は、シュモ―ハウスと呼ばれる展示施設となっています。ぜひ、一度見学に来てください。 http://www.pcf.city.hiroshima.jp/schmoehouse/
第2期ー第4回基礎講座を開催しました
12月8日(土)、第4回の WFC Hiroshima を つ・た・え・る 基礎講座が開かれました。講師は渡辺茂美さん(ジャーナリスト)。中国放送勤務時代、原爆、Hibakushaに関する多くドキュメンタリー作品を手がけられた方。第1期に続いて講師を引き受けてくださいました。広島菜で知られる川内地区、1945年8月6日、川内村の男性たちは義勇隊として、建物疎開にでかけ、被爆、約200人の方が亡くなられました。そして、川内村には約80人の未亡人の方達が残されました。渡辺さんは、川内村の記録「そして妻たちが残った」という作品を残してられます。取材の中で感じられたことなどをお話くださいました。本川、西平和大橋の川上(平和公園側)に、義勇隊の碑があります。ご存知ない方は一度足を運んでみてください。
第2期ー第3回基礎講座を開催しました
11月24日(土)、WFC Hiroshima を つ・た・え・る 基礎講座(第2期)第3回目の講座は、軍都廣島の中心を歩くフィールドワーク。案内は多賀俊介さん(廣島・ヒロシマ・広島を歩いて考える会代表)広島城内、周辺の旧陸軍関係の施設跡や碑をみてまわりました。歩いてみるとその広さを感じる事が出来ました。原爆投下の標的とされた理由の一つ軍都廣島について、加害の側面についても知ることが出来たフィールドワークでした。
第2期ー第2回基礎講座を開催しました
10月27日(土)、WFC Hiroshima を つ・た・え・る 基礎講座(第2期)第2回目の講座が開かれました。講師は小倉桂子さん(HIP, Hiroshima Interpreters for Peace 平和のためのヒロシマ通訳者グループ代表) 「ヒロシマを世界に伝える」というテーマでお話しいただきました。
ご自身の被爆体験も語ってくださり、受講者のみなさん、小倉さんの話に引き込まれ、感動されたようでした。
広島市の平和施策の現場で、広島を訪れる方に、また、海外に被爆の実相を伝えるため、重要な役割を果たされた、小倉馨さんのお話や馨さんの死後、その志を引き継がれ、現在に至るご自身の活動について、語ってくださいました。
ヒロシマを知ったものには、責任がある。そして、勇気と想像力という言葉が、印象に残りました。語ってくださったことを自分のものとして、広島を訪れる方に、伝えていきたいと思わされました。
Hiroshima を つ・た・え・る 基礎講座
第2期ー第1回基礎講座を開催しました
WFC Hiroshima を つ・た・え・る 基礎講座が2期目に入りました。
9月22日(土)、第1回目の講座が開かれました。講師は「韓国の原爆被害者を救援する市民の会」世話人の豊永恵三郎さん。
韓国の被爆者の方達のことを中心に在外被爆者の方達のことについて学びました。
北朝鮮にも被爆者の方達がいて、日本政府は国交がないという理由で、支援をしていないということをお聞きしました。
韓国、北朝鮮の被爆者の人達の苦難を思うと心が痛みますが、彼らが日本人被爆者と同じように補償が受けられるように、働き続けておられる方達がいることを知ることができた貴重なお話でした。

第1期ー第12回基礎講座を開催しました
8月25日(土)、第12回の WFC Hiroshima を つ・た・え・る 基礎講座が開かれました。昨年9月にスタートした講座も最終回。一年の学びを振り返り、Hiroshimaを伝える意味というテーマで、3人の受講者から、発表をしていただきました。被爆の体験が過去の出来事として、忘れ去らないように、現代の問題として、語り継ぐとともに、一人ひとり出来る形で、平和のために行動していきましょうというメッセージを語っていただいたように思います。
9月からは、WFC Hiroshima を つ・た・え・る 基礎講座の第2期がスタートします。一人の人から一人の人へと平和の思いを伝えるために、学びを続けたいと思います。
第1期ー第11回基礎講座を開催しました
7月28日(土)、第11回の WFC Hiroshima を つ・た・え・る 基礎講座が開かれました。講師は原発はごめんだヒロシマ市民の会代表木原省治さん。40年にわたり、反原発の活動をされている木原さんから、貴重なお話を聞くことができました。
「人類はいかなる核とも共存できない」というのが、ヒロシマの心だと考えていましたが、アメリカの思惑によって、原子力の「平和利用」が日本でも強力に推し進められ、広島の人々もその影響を受け、1956年「広島原子力平和利用博覧会」が原爆資料館で、開催されたことを伺いました。
今後の電力需要を見ても原発の必要性がないにもかかわらず、原発に頼ろうとする政府、電力会社に対して、原発NOの声を。
第1期ー第10回基礎講座を開催しました
6月23日(土)、第10回の WFC Hiroshima を つ・た・え・る 基礎講座が開かれました。
講師はジャーナリスト、中国新聞客員特別編集委員の田城明さん。“被爆体験の持つ人類史的意味と「核」脅威の現実”というタイトルでお話しいただきました。被爆国日本の政府が核兵器禁止条約に反対するという現実の中で、絶望しそうになりますが、今一度「ヒロシマの心」に立ち返り、核のない平和な世界を求めて、自分のできることを続けていきたいと思わされました。
