その他
森下弘先生ペスタロッチー教育賞受賞
名誉理事長の森下弘先生が、広島大学教育学部の第33回ペスタロッチ-教育賞を受賞されることになりました。授賞式は1月30日に行われます。
「ペスタロッチー教育賞は、我が国の極めて困難な教育状況の中で、優れた教育実践を行っている個人あるいは団体を顕彰するため、1992年創設されました。本賞は、ペスタロッチー精神に通じた教育実践を行ている個人あるいは団体を顕彰することにより、もって現代の教育を見つめ直すきっかけとなることを期すものです」

西村宏子さん(シュモーに学ぶ会)来館
12月11日、シュモーに学ぶ会の西村宏子さんがWFCを訪ねて下さいました。西村さんは、WFCのHiroshimaを つ・た・え・る 基礎講座の講師を何度か務めて下さり、私たちのフロイド・シュモーさんについての学びを助けて下さいました。
赴任早々のブラッドリー&スーザン館長も江波にあるシュモーハウスをゲストと共に訪ねました。二人は広島に来るまではシュモーさんのことを知らなかったそうですがシュモーさんのことについて、非常に興味をもったようです。
WFCの創立者バーバラさんと被爆者のために家を建てるために、戦後の広島に、仲間と共にやってきたシュモーさんには、いくつかの共通点があります。広島市の特別名誉市民であること。江波にゆかりがあること。クエーカー教徒であること。様々な背景の人たちと共に活動したこと。被爆者に寄り添って生きたこと。
WFCは海外からのゲストの方々に、シュモーハウスの案内もしています。これからもシュモーに学ぶ会のみなさんと協力し、平和のために働いた人たちのストーリーを伝え続けたいと思います。

崇徳高校新聞部訪問
12月5日、ブラッドリー&スーザン館長は、崇徳高校新聞部を訪ねました。崇徳高校新聞部からは、4名の部員が、2024年春の韓国PAXに参加してくれたほか、WFCの諸活動を取材し、崇徳学園新聞に記事を掲載してくれています。
二人にとって、日本の高校を訪問し、新聞部の生徒から、その活動について聞くことは、とても興味あることでした。ちなみに崇徳高校の新聞部は、生徒の関心が高く、全校生徒の約1割が、新聞部の部員だそうです。また、10月には、「全国高校新聞コンテスト」で「金賞」を受賞しました。テスト期間以外は、毎日、放課後遅くまで、活動する新聞部に、二人は驚いていました。館長は、新施設が、海外からのゲストに、被爆者から、被爆証言を聞いてもらい、平和について考えてもらう場として、活かされるように、頑張りたいという抱負を語りました。



国際フェスタ2024
11月24日、WFCは広島国際会議場で開かれた広島平和文化センター主催の「国際フェスタ2024」で、「活動紹介コーナー」に参加しました。
今年は、アメリカと韓国のPAX(平和使節交換プログラム)に焦点をあてて、紹介することにしました。新館長、理事、WFCの活動の参加メンバーの他に、昨年秋にアメリカを訪問したPAXの参加者、今年春に韓国を訪問した参加者も加わりました。
WFCのコーナーに立ち寄ってくださったのは、合計120名でした。知り合いの方、まったくWFCのことをご存じない方、お子さんから年配の方まで、さまざまな方々に立ち寄っていただき、PAXについて、WFCの活動、12月7日に予定しているオープンハウスのこともピーアールすることができました。今後の活動につながることを願っています。


ジョエル・H・ローゼンタール氏来館
11月15日、WFCにアメリカからの来客がありました。カーネギー国際問題倫理評議会の会長のジョエル・H・ローゼンタールさんです。着任したばかりのブラッドリー&スーザン・コックス館長にとって、はじめてお迎えする海外からの訪問者でした。WFCの創立者バーバラ・レイノルズ、WFCの歴史と現在の活動などについて、彼に、ご紹介する機会を持てたことは、とても感謝な事でした。ローゼンタールさんは、被爆体験の継承ということにご関心をお持ちで、私たちからは、広島での被爆体験継承の取り組み(広島市の被爆伝承者、家族伝承者などの継承活動、高校生たちの活動、WFCの被爆証言と継承活動)について、ご説明しました。ローゼンタールさんに、WFCのことを紹介してくださり、同行してくださった光岡伸洋さん(ハーバード大学デザイン大学院フェロー)に感謝申し上げます。WFCがこれからも海外から来られる方たちの架け橋となり、被爆者に会い、被爆の実相を学び、平和を築くために対話する、そのような場として、活動を続けていけるようにと願っています。
