「バーバラ・レイノルズとワールド・フレンドシップ・センター」冊子完成
この度、
「バーバラ・レイノルズとワールド・フレンドシップ・センター」
と言う冊子が完成いたしました。
平和記念公園に向かう時、必ず3つの記念碑の前を通ります。
「マルセル・ジュノー博士記念碑」
「ノーマン・カズンズ氏記念碑」
そして、「バーバラ・レイノルズ氏記念碑」です。
バーバラの碑にはこう書いてあります。
『私もまた 被爆者です。』
アメリカ人の女性がなぜ、こうおっしゃるのか?
1965年8月7日にバーバラ・レイノルズによって創立されたWFCは今年、創立56年目を迎えました。
バーバラが被爆者と共に訴えてきた「核兵器廃絶」は2021年の現在も、未だに達成されていません。
しかし、2021年1月22日に世界中の様々な場所で核兵器廃絶を訴えられてきた人々のご尽力があり「核兵器禁止条約」が発効されました。本当に嬉しい事でした。
広島で、原爆について勉強されている方にバーバラ・レイノルズの事を尋ねると「名前だけは知っています」と言う方がほとんどです。ましてや、広島の皆さんに聞いたらどんな答えが返ってくるのでしょうか…。
私たちWFCのメンバーに、新しく加わった人の中には、バーバラがどんな事をして来られたのか?実際の所わからない人がいるのも現状です。
昨年、特別委員会として「未来委員会」を立ち上げました。この委員会はWFCの未来について考えていこうとするものです。
まず初めに、バーバラについて勉強し、バーバラについて一人でも多くの方に知って頂こうと、高校生向けに冊子を作りました。(小・中学生も勿論、お読み頂ける内容です。)
未来委員会では、この冊子制作をプロジェクトのはじめの一歩として、私たちWFC自身も初心に返りスタートしたいと思っています。
もしご興味がございましたら、WFC事務所までメールを頂けたらと思います。
よろしくお願いします。