WFCからのお知らせ
平成30年3月24日(土曜)第7回講座を開催しました。
講師は、広島女学院大学大学院教授のロナルド・D・クライン博士。「ヒロシマの歩み」と題した講演で、
廣島・広島・ひろしま・ヒロシマ・Hiroshimaの色々な表記方法がある事から、外国人から見たHiroshimaなど、
様々な角度から広島を分析してお話し下さいました。最後に「ヒロシマの見方は多様である。あなたはどの側面をみますか?」
という質問を投げかけられて講演は終了しました。
いつもWFC(ワールド・フレンドシップ・センター)の活動に、ご参加、ご協力いただき、ありがとうございます。
WFCは2017年度から、WFC つ・た・え・る プロジェクトを始めました。WFCに関わった人たち、被爆者の方達の平和への思いを伝えるプロジェクトです。
ホームページでも報告している月1回のWFC Hiroshima を つ・た・え・る 基礎講座もその活動の一つです。その他には、被爆証言の映像化や他のグループとの学習交流会を企画したりしています。
4月から新年度がスタートするにあたり、プロジェクトのワーキングチームで、一緒に活動してくださる方を募集しています。あなたもご一緒に活動しませんか。
ご連絡はWFCまで。
平成30年2月24日(土)、第6回講座を開催しました。講師は、平素からWFCで英語での被爆証言をして下さっている堀江壮さん。
被爆証言だけではく、原発のことや放射能が人体に与える恐ろしさなどについてもお話下さいました。日本の技術が世界平和に貢献していく可能性があると話されました。
2018年1月27日(土)、第5回講座を開催しました。
講師の渡辺茂美さんは、放送記者、ディレクター、プロデューサーとして38年間中国放送でご活躍され、「被爆30年・ヒロシマの顔」「ヒロシマ35年・未ダ補償ナシ」「そして妻たちが残った」など、数多くのドキュメンタリー番組を制作されました。
講演のタイトルは『取材者から見たヒロシマ』で、長年に渡る数々の取材を通して、感じたこと・思い知った事などを語られました。「放送記者として、現地に赴き直接お話をお聞きすることで、私は鍛えられました。“知ればしるほど、知らないことが増える”とはその通りです。」と話され、「政治に目を向けないと何も解決しないのではないか」と政治の重要性を痛感された事なども話して下さいました。
講演の最後に、「バーバラさんが“ヒロシマの事を語り合える友達を増やそう”と言われたように、一人一人そういう友達を増やしていきたいですね。」と締めくくられました。
日 時:2018年1月27日(土)午後1時30分から3時30分まで
場 所:WFC 居間
内 容:井上ひさし作『父と暮せば』“ひとり読み語りしばい”(英語字幕付き)
構成・出演:天野達志さん
参加費:無料
井上ひさし氏の名作「父と暮せば」を、“ひとり読み語りしばい”でおおくりします。
原爆が落とされて3年後のヒロシマ。図書館に勤める美津江はひとり生き残った負い目から、恋をすることもできずにいる。そこへ、死んだはずの父・竹造があらわれる。「恋の応援団長」として?!「戦争」と「平和」。「生」と「死」。魂と対話する四日間の物語。
お誘い合わせの上、多数の皆様のご参加をお待ちしています。