フレンドシップ・アワーのお知らせ

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生命(いのち)の詩を学ぶ ―句集「広島」― 歌人 東 木の實さんをお迎えして 

日  時: 2025年7月21日(月・祝)    

午後2時~4時 

会  場: WFC 401号室 

参加費 : 無料    

定  員: 20名 (先着順) 

お申込みは、メールまたは架電にて、WFCまでお願いいたします。 

Tel 082-503-3191  

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 句集「広島」は、原爆投下から10年後の1955年8月6日に刊行されました。

全国から674名(被爆体験者 約250名を含む)総数11,023句の作品が寄せられ 最終的に1,521句、545名の句集となりました。 

昨秋、つくば市在住の被爆者の村上啓子さんより、もう広島には行くことが出来ないからとこの句集を渡辺朝香理事がお預かりしました。 

旧字体にはルビが振ってあり難解な言葉には説明が添えられていました。 

村上啓子さんは1,998年、WFCのアメリカ平和使節交換プログラム、また2,001年にはドイツ平和使節交換プログラムに参加されました。 

この度、フレンドシップ・アワーとして 

広島市中区在住の歌人、東 木の實(ひがし このみ)さんが句集「広島」について、 

読んで学ぶ集いに応援の手を挙げてくださいました。 

句集「広島」より五十句を選句し、内容と朗読について学習会を企画する運びとなりましたので、ご案内申しあげます。皆様のご参加をお待ちしております。 

・・句集「広島」おわりに・・(抜粋) 

あの日を永遠にとどめよう。 

忘れ去られることのないように・・・。 

忘却が生むおろかな反復によって、ふたたび、地表の亀裂に、 

おびただしい血が流し込まれることのないよう・・・。 

消えやらぬ数々の戦慄の記憶と、深い深い慟哭を、ここに刻み混んで遺そう。 

同時に,力強い平和へのうたごえを、ここにぎっしり詰めこもう。 

とめどない涙も、ここに一人の底光る決意として象嵌するのだ。 

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皆さま、是非ご参加ください。