WFCフレンドシップ・アワー「レスリー・スッサンさんと共に」を開催

Leslie Sussan2023年10月29日、「Choosing Life (生命を選択する): My Father’s Journey in Film from Hollywood to Hiroshima”(日本題名仮名)の著者であるレスリー・スッサンさんをお迎えしました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
 
「Choosing Life」には、1946年にアメリカの戦略爆撃調査団の撮影カメラマンだったスッサンさんの父親の体験が描かれています。彼が撮影した広島と長崎の映像は、原爆が街に与えた影響だけでなく、被爆者の人たちへの影響も記録していました。
 
彼は40年以上かけて、アメリカ政府が「極秘扱い」とした映像を一般に公開するために尽力しました。
 
私たちは、レスリー・スーサンさんから、彼女の人生に与えた父親の影響、レスリーさんと広島との関係、そして彼女のメッセージ「親の物語、知恵、価値観という遺産を守り、子どもたちに伝えるため、私たちには親に対して、また、子どもたちに対してどのような務めがあるのか?」について学ぶことができたことを感謝しています。
 
それは私たちに、私たちの相互依存と世界への影響を認識することの重要性を気づかせてくれました。
レスリーさんの父親が記録した被爆地の映像をアメリカから買い戻し、広く一般に公開する市民運動、10フィート運動を広島で組織した永井秀明先生の参加は、私たちにとって驚きであり、喜ばしいことでもありました。永井先生は10フィート運動の思い出を語ってくださいました。
 
最後は、会場からの質疑応答でしめくくられました。レスリーさん、広島への想いを寄せてくださり、ありがとうございました。みなさんのご参加とご協力に感謝いたします。