アメリカPAX2025 参加者募集

原爆被害・核兵器廃絶・
世界平和を訴えるために
使節団を派遣する
平和使節交換(PAX)
プログラム
あなたの活動を世界に!
スケジュール
全日程:9/19日(金)~10/3日(金) 15日間
☆前半:9/19(金)~9/27(土)9日間(ワシントン州・オレゴン州)
☆後半:9/25(木)~10/3(金)9日間(オハイオ州)
学生・生徒は、前半又は後半のみの部分参加可
募集人員・期間
募集人数:4名
募集期間:
5/7(水)~5/31(土)
参加者発表:6月初旬
募集対象
被爆者、被爆2世~4世をはじめ、様々な形で被爆体験を継承している方
大学生、高校生、留学生も可。
事前準備の会合や帰国後の報告会などに参加可能な方
費用
往復旅費、約21万円(2025年4月現在、変動の可能性あり)
ESTA(渡航認証)申請費用 日本国内の移動費は含まない
旅費の一部を補助予定
海外滞在費用は現地負担
申し込み:ご案内をお読みいただき、参加をご希望の方は申込フォームに必要事項を記入してお申し込み下さい。合わせて、「どのように平和についてアメリカの人たちに共有できるか」をA4一枚にまとめて、下記のメールアドレスにお送りください。
お問い合わせ 特定非営利活動法人ワールド・フレンドシップ・センター
〒730-0842 広島市中区舟入中町11-13 クレール舟入中町302
082-503-3191 (火曜日~金曜日10:30~15:30)
office@wfchiroshima.org
平和使節交換
1964年、バーバラ・レイノルズさんの提唱した広島・長崎世界平和巡礼が実施され、それをきっかけにワールド・フレンドシップ・センター(WFC)が作られました。核兵器廃絶と世界平和を訴えた世界平和巡礼は、先駆的な取り組みでした。英語ではWorld Peace Study Mission と呼ばれたように、世界平和を築くために、訪問地の人々と対話し、学んでいくということが大切にされました。WFCでは、2024年に広島・長崎世界平和巡礼60周年記念パネル展を実施し、広島市民の方々に世界平和巡礼について知っていただく機会を持ち、世界平和巡礼の精神はその後の平和使節交換に活きていることを紹介しました。
日本被団協のノーベル平和賞の受賞をきっかけに、世界の人々によって、被爆証言を聞くことの重要性、また、被爆体験の継承についても、その重要性が認識されました。今年は被爆80周年、WFCの姉妹機関であるオハイオ州ウィルミントン大学平和資料センター、及び平和教育会議「広島・長崎30年後」の50周年にあたります。節目の年にあたる今年、アメリカPAX2025-広島・長崎世界平和巡礼60周年記念-として、ウィルミントン大学平和資料センターの協力のもと、企画・実施します。また、期間の前半は、WFCのアメリカ委員会の協力によりワシントン州、オレゴン州への訪問が実現しました。訪問地では、学校、教会、地域のコミュニティーで、被爆の実相を伝えるとともに、アメリカの人たちと平和について共に考え、交流を通じて、市民の立場から、核兵器廃絶、恒久平和を訴えます。
平和資料センター50周年記念行事について:
WFCの創立者バーバラ・レイノルズがアメリカに帰国後、ウィルミントン大学に設立したのが、平和資料センターです。今年は創立50周年にあたり、9月29日から開催される記念行事に参加します。
具体化 芸術の実践、廃絶の実践: ウェストハイマー平和シンポジウム(2025年9月29~30日、ウィルミントン大学): 核兵器廃絶とアートに焦点を当て、地域、国家、そして世界の正義と平和を達成する手段として、核兵器廃絶の必要性を認識させるために、アーティストが進行役を務める2日間の体験型シンポジウム。
舞台「Borrowed Landscape」(2025年9月30日午後7時、オハイオ州ウィルミントン、マーフィー・シアター): ロンドンを拠点に活動する作曲家、藤倉大が作曲し、シンシナティのコンチェルティーノ集団の俳優とミュージシャンが演奏する「「Borrowed Landscape」」は、広島のピアノ、ポーランドのコントラバス、ブダペストに現存するストラディバリウスのバイオリンなど、弦楽器にまつわる物語を美しく語るラジオ劇である。この物語は、音楽、歴史、そして人生とはいかに儚いものかということとのつながりを織り成している。
リソース 証言者としてのアーカイブ: ウィルミントン大学平和資料センターにおける歴史、記憶、芸術の保存(2025年9月30日~10月1日、オハイオ州ウィルミントン) 核兵器や軍事的暴力が世界的な紛争を解決するための解決策と見なされなくなった世界を想像するための資料として利用できる、驚異的な
バーバラ・レイノルズ・メモリアル・アーカイブの学際的な歴史資料、芸術的創造性、学識に焦点を当てた学術会議。
ワシントン州(シアトル地域)・オレゴン州(ポートランド地域)での訪問地、内容については、以下の中から、計画していく予定です(変更する場合もあります)。
シアトル地域:学校訪問、バンガー原子力潜水艦基地、ベインブリッジ島日本人抑留記念館、ワシントン州中央部のハンフォード・サイト(日帰りドライブ)など。
ポートランド地域:大学訪問、平和の木の植樹、マイク・スターン氏の平和コンサートへの参加、ロータリー・グループとの会合、日系歴史博物館、日系人強制収容所の生存者との意見交換、日本庭園の訪問など。