スーザン・サザードさん講演会を開催

Susan Southardスーザン・サザードさん講演会「ナガサキを語り継ぐ ー5人の被爆者との出逢いからー in Hiroshima」
 
「ナガサキ 核戦争後の人生」の著者であるスーザン・サザードさんをお迎えして、去る、2023年10月18日にエソール広島において講演会を開催いたしました。夜の時間帯にも関わらず、沢山のご参加を頂きましたこと、心から感謝申し上げます。
 
ご著書は、スーザンさんが長い時間をかけ5人の被爆者の被爆体験や、人生そのものに真摯に向き合いインタビューしてこられた記録です。また、被爆者の方々が自分たちと同じ苦しみを他の誰にも味わわせたくないと奮闘して来られた人生の記録でもあるのです。
 
スーザンさんのお話は、ご自身の人生について、そして、これまで出会われた沢山の被爆者の思いを込めながら、沢山の写真と共に、被爆体験だけではなく、その人となりまで伝わってくるように私たちに伝えて下さいました。
 
今回、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館で朗読をされている、内村久子さん、大谷アイ子さんが長崎よりお越しくださり、著書の中から朗読をして下さいました。
 
質疑応答では、スーザンさん、そして翻訳をされた宇治川康江さんが、お一人お一人に丁寧に向き合い答えてくださる姿に心を打たれました。
 
子ども達の未来のために平和を育み、被爆者の体験を忘れずに伝え、核廃絶へと共に歩む長崎について学ぶことの大切さを、共有する時間になりました。
 
参加された皆さま、そして、スーザンさん始めご登壇くださった皆様、また、私たちと共に講演を主催した被爆体験を継承する会と(一財)広島YWCAに感謝いたします。ありがとうございました。