WFCからのお知らせ

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー1月

01/07/2022
1月基礎講座チラシー弓狩匡純さん
新年明けましておめでとうございます!
2022年が皆さまにとって良い一年になることを願っております。
 
今年最初のつたえる講座のお知らせです。

 

ーーーーーーーー

1月のWFC Hiroshima をつたえる基礎講座

「広島の戦後復興と新たなアイデンティティの構築」
講師は作家でジャーナリストの弓狩匡純(ゆがりまさずみ)さんです。

ーーーーーーーー

 

“ヒロシマ”と聞いたとき誰もが、1945年8月6日を思い出します。

被爆者の方々は「実は戦後が本当に大変だった・・・。」と言われます。

被爆証言は「あの日のヒロシマ」に集中してしまいがちですが、ヒトもモノも、伝統、想い出さえもが奪われた戦後が、被爆者にとっては新たな“地獄”であったことを忘れるわけにはいきません。

外国の方をガイドすると、資料館で見た“ヒロシマ”と、今、目の前に広がる“広島”ギャップに、「どのようにして水と緑豊かな街に復興を遂げたのか・・・。」戦争の傷跡が今も残る国からお越しくださった方々の質問は「復興」に集中します。

広島に通い続け、現場取材を重ねて来られた弓狩さんはこのようにおっしゃいます。
広島市民が当時、どのようにして「被爆」という“負の遺産”を「復興」という名の“正の遺産”に昇華させたか。また現在、「被爆者なき時代」を目前に控え、広島市民のみならず我々日本人は何を考え、どう行動すべきなのか。

事前に弓狩さんの著書『平和の栖〜広島から続く道の先に』(集英社クリエイティブ) を、ご一読いただけましたら、尚一層、お話をお楽しみいただけること間違いございません。

オンライン講座になります。沢山の皆様のご参加をお待ちしております。

 

★1月講座のチラシをダウンロード

 

『平和の栖』チラシ_2021

 

※講座開催前に本を読まれることをおすすめしていますが、講座受講後にサイン本を購入していただくことができるとのご案内を弓狩さんからいただいています。購入を希望される方は、図書館のご利用をお勧めいたします。

★弓狩さん著「平和の栖」のチラシをダウンロード

 

 

 

ーーーーーーーー

日時:1月22日(土)午前10:00~12:00

形体:オンライン(参加リンクは1週間前にお知らせします)

参加費:500円

申し込み方法:お申し込みフォーム

ーーーーーーーーー

【お知らせ】

  • 参考資料やオンライン参加リンクは、講座約1週間前に、お申し込みいただいた方にメールでお送りいたします。
  • ご参加いただけない方には、収録をしたビデオを後日視聴していただくこ ともできますので、どうぞご利用ください (費用は同額です)。
  • 止むを得ず中止させていただく可能性もあります。ご理解の程よろしくお願いい たします。

【お支払い方法】

クレジットカード決済

★WFCにて現金でお支払い

★銀行振り込み

広島銀行 
皆実町支店 
普通預金 No.0098421       
口座名義人  特定非営利活動法人ワールド・フレンドシップ・センター 
理事 山根美智子

ゆうちょ銀行
記号 15150
番号 24468111

他金融機関からゆうちょ銀行
店名 五一八 店番 518
預金種目 普通預金
口座番号 2446811

12月基礎講座を開催
「森下先生とともに世界平和巡礼から学ぶーアメリカ編ー」

12/24/2021
12月つたえる講座ー平和巡礼【English below】
 
2021年12月11日㈯
 
WFC Hiroshimaをつ・た・え・る基礎講座12月「森下先生とともに世界平和巡礼から学ぶ―アメリカ編―」を無事に開催することが出来ました。
ご参加いただいた皆様、また、後日視聴をして下さった皆様に心から感謝申し上げます。
 
講師に森下先生をお迎えし、ナビゲーターは森下先生のオーラル・ヒストリーの聞き取りをされている、服部淳子さんと小松真理子さんにお願いいたしました。
 
今回は、「Morishita Papers」のアーカイブズ作業で出てきた平和巡礼の写真をお見せしながら、森下先生にお話をして頂きました。
 
また、今回初めての試みとして、zoomのブレイクアウトルーム機能を利用し、数名でのディスカッション、感想の共有も行いました。
 
映し出される写真には、その当時のアメリカがそのまま映し出され、時代の空気感が伝わってきました。
 
1960年代にアメリカ人であるバーバラ・レイノルズが被爆者と共にアメリカを回り、原爆の悲惨さ、広島で何が起こったのかを、直接伝えるこの旅が持つ意味はどんなことだったのか・・・。
 
現在奇しくも、国連で1月のNPT再検討会議に合わせ「原爆展」が開催されています。
 
1960年の「平和巡礼の旅」も2021年の「原爆展」も思いは一つ、二度とヒロシマ・ナガサキのようなことは、未来の子ども達にあってはならない。グローバルヒバクシャをこれ以上増やしてはいけない。「核兵器廃絶」の思いなのだと思います。
 
今日参加された皆様の感想をシェアさせて頂きます。
 
 
 
【つたえる講座12月アンケート】
 
(60代)
森下先生の世界平和巡礼について、私はほとんど知識がなかったため、とても新鮮でした。戦後20年ごろ、被爆者の方々が平和への強い意志を持って世界を巡礼されたのは凄い勇気だと思います。また、その後の活動に強い影響を与えたと話されていましたね。YFCの設立、高校生のための副読本の作成、世界と人たちとの交流など素晴らしい成果を挙げられたのですね。こうした努力に報いるためには、絶対に戦争や差別、貧困等の問題に背を向けることなく、皆で取り組んでいかなくてはならないと感じました。良い機会をいただき、感謝します。
 
(60代)
森下先生、WFCの皆様、素晴らしい講座をありがとうございました。
1964年の状況が少しわかり、写真も多くシェアくださり、ありがとうございます。
アメリカの各地、ヨーロッパ、ロシアでの平和巡礼について、もっと知りたいという気持ちが膨らみました。バーバラ・レイノルズさんについても、当時のことが知りたくなり、今、余裕はありませんが、教えていただいた本を読めればと思っています。
今後も、有意義な講座を楽しみにしています。
 
—————————
 
新年1回目の基礎講座は
1月22日(土)
「広島の戦後復興と新たなアイデンティティの構築」 
弓狩匡純さん (作家・ジャーナリスト) にお話頂きます。
 
—————————–
 
Saturday, December 11, 2021
 
We held the December Pass-On Lecture, “Learn from the World Peace Pilgrimage, U.S.A. tour, with Mr. Morishita
Thanks to everyone who participated in the lecture and to those who signed up to view the video later.
 
We invited Mr. Morishita as a guest speaker and as navigators, Ms. Junko Hattori and Ms. Mariko Komatsu who have been making a record of his oral history.
 
Mr. Morishita shared his stories with us as we viewed photos of the Peace Pilgrimage that were found in the “Morishita Papers” archival work.
 
Also, for the first time, we used the “breakout room” function on zoom, and had discussion and sharing in small groups.
 
Photographs projected on the screen showed the U.S. back in those days, giving us the feel of the atmosphere from that era.
 
What meaning did this tour hold? In the 1960’s, Barbara Reynolds, an American woman, visited places in the U.S. with hibakusha, conveying firsthand the atrocity caused by the A-bomb and what had happened in Hiroshima.
By curious coincidence, the “Atomic Bomb Exhibition” is being held at the UN in time for the NPT Review Conference in January.
 
Both the “Peace Pilgrimage” in 1960’s and the “Atomic Bomb Exhibition” in 2021, are of the same spirit; that Hiroshima and Nagasaki should never happen again to future children. We should not add to the number of Global Hibakusha. It is the determination to “Abolish Nuclear Weapons.”
 
 

オンライン被爆証言
島根大学外国語教育センター

12/23/2021

12月17日に、国立大学法人島根大学外国語教育センターのグローバル理解コースを受講されている学生の皆さんに、オンライン被爆証言(英語通訳付き)を行いました。

日本、台湾、コスタリカ、米国から45名以上の学生さんと先生方が参加してくださいました。

初めにWFCから“広島の歴史”について簡単にお話をさせてもらい、その後、皆さまに被爆証言を聞いていただきました。

証言してくださったのは、3歳の時に被爆された西田吾郎(にしだごろう)さんです。

質疑応答の時間では、学生の皆さんの視点ならではの質問もあり、気づきや学びをもらいました。

2021.12.17_オンライン被爆証言島根大学 2021.12.17_オンライン被爆証言島根大学

 

私達WFCにとりましても、被爆証言を世界の皆様にお伝えすることは、大切な使命の一つです。

今回、この会を企画し、呼びかけを行ってくださったカーメラ・リスキー先生、またご協力いただいた外国語教育センターの先生・スタッフの方に心より感謝申し上げます。

WFC Hiroshimaを つ・た・え・る
基礎講座のお知らせー12月

12/05/2021

11月基礎講座チラシー第二回世界平和巡礼皆さま、いつもお世話になっております。

12月の講座は、いつものように第4週目の土曜日ではなく、第2週目の土曜日に開催いたします。すでに1週間を切ってのお知らせになってしまったことをお許しください。

ーーーーーーーー

「森下先生とともに世界平和巡礼から学ぶーアメリカ編ー」
講師は森下弘(もりしたひろむ)先生、ナビゲーターは服部淳子さんと小松真理子さんです。

ーーーーーーーー

WFC(ワールド・フレンドシップ・センター)設立から、平和のために尽くしてこられた森下弘(もりしたひろむ)先生。

バーバラ・レイノルズが1964年に企画した「第二回世界平和巡礼」の一員として、旅をされたお話を中心に森下先生にお話しいただきます。アーカイブズ作業で発見された膨大な資料の中から厳選し、皆さまにお届けします。

ナビゲーターは、森下先生からオーラル・ヒストリーの聞き取りを行っている、服部淳子さんと小松真理子さんです。

皆さまのご参加お待ちしております。
どうぞお友達にも声をかけていただければと思います!

12月のチラシはこちらからダウンロードしていただけます

ーーーーーーーー

日時:12月11日(土)午前10:00~12:00

形体:オンライン(参加リンクは数日前にお知らせします)

参加費:一般参加者500円 WFC会員400円 学生300円

申し込み方法:お申し込みフォーム

ーーーーーーーーー

【お知らせ】

  • 参考資料やオンライン参加リンクは、講座の数日前に、お申し込みいただいた方にメールでお送りいたします。
  • ご参加いただけない方には、収録をしたビデオを後日視聴していただくこ ともできますので、どうぞご利用ください (費用は同額です)。
  • 止むを得ず中止させていただく可能性もあります。ご理解の程よろしくお願いい たします。

【お支払い方法】

クレジットカード決済
https://checkout.square.site/buy/NWHD62CC7SCNHE2LQ76VGN6U

★WFCにて現金でお支払い

★銀行振り込み

広島銀行 
皆実町支店 
普通預金 No.0098421       
口座名義人  特定非営利活動法人ワールド・フレンドシップ・センター 
理事 山根美智子

ゆうちょ銀行
記号 15150
番号 24468111

他金融機関からゆうちょ銀行
店名 五一八 店番 518
預金種目 普通預金
口座番号 2446811

11月基礎講座を開催
「似島、もう一つのヒロシマ」

12/05/2021
11月つたえる講座ー似島【English below】
 
2021年11月27日㈯
 
WFC Hiroshimaをつ・た・え・る基礎講座11月フィールドワーク「似島、もう一つのヒロシマ」を無事に開催することが出来ました。
ありがとうございました。
 
講師をして下さったのは、子どもの本作家の中澤晶子さん。
 
中澤さんの説明を受けながら、似島が時代と共に担ってきた役割を考えながら、皆さんと歩きました。
 
中澤さんがお話の端々に、色々なメッセージを託してくれたように思います。
「伝える人になってほしい。」・・・今日知ったことを伝えてほしい。誰にでも案内は出来るのです。
「行動を起こしてほしい」・・・違和感を覚えたことを、調べたり、投書したり、それが世の中を動かすこともある。
 
今日参加された皆様の感想をシェアさせて頂きます。
 
————————-
 
Saturday, November 27th, 2021
 
We were able to hold the November Pass-On Lecture Fieldwork “Ninoshima-island, another facet of Hiroshima.”
Thank you to all who have joined us.
 
The lecturer was Ms. Shoko Nakazawa, Children’s Author.
 
We walked together, listening to her explanation, thinking about the role Ninoshima-island has played throughout history.
 
I felt that she left us various thoughts to ponder on, here and there as she spoke.
“I hope you will be a person who pass-on” …I hope you convey the stories you learned today. Anyone can be a guide.
“I want you to take action”…whenever you question something, learn about them, write a letter. Sometimes, that could lead to changes.
 
Below are some of the comments we have received back from the participants. (Available only in Japanese)
 
—————————–
 
つたえる講座11月アンケート
 
(60代)
有意義な一日となりました。似島の歴史をしっかりと知り、見方が変わりました。知識だけでなく、やはりその場にたち、見て感じて知ることの大切さを実感しました。20歳の母は女子挺身隊の一員として似島に宇品から派遣され負傷者の看護にあたりました。その母の思いを少しでも感じれたように思います。また行って続いている負の歴史を知りたいと思います。ありがとうございました。
中澤先生の本をもっと読みたいと思っています。
感謝いたします。
 
(70代)
初めて似島を訪れた。似島にも多くの被爆者が運ばれたということは何度か目にし、耳にしたが、島の歴史に触れながら歩いたのは初めてのことであった。昨夜夫と似島の話をした時「似島の検疫所の取り組みは世界的にも先駆的なものであったのに、今回のコロナ対策として活かされることはなかった。」と口惜しそうに夫が言った言葉を胸に島を歩いた。
案内してくださった中澤さんも検疫所を始め、桟橋など歴史を語る立札もなく、放置された感じの戦跡に嘆きを語っておられたが、本当に島のあちこちで同じ思いを持った。馬匹検疫所の焼却炉を見た時、アウシュビッツが頭に浮かび、雨に打たれるままの状況に、日本の広島市の行政の、戦の歴史を伝えることへの自覚的積極性のなさを改めて強く感じた。
中澤さんが「日本人は検証しないのですよ。戦争も福島も、コロナも」と言われたが、悲しいことにまったく同感である。これは日本人気質なのか、為政者に問題があるのか。少なくとも何とか変えなくてはならないと自覚した人から声を上げ、行動していくしか突破口は開かれないであろう。
あそこで提案したが今日のWFCの似島フィールドワークから、参加者の声として広島市に望むことを、WFCでまとめて要望書を送ることをしたらどうでしょうか。
似島平和資料館の宮崎さんたちボランティア活動を少しでも支えることができたらと思います。
 
(60代)
以前から一度は訪れたかった似島に、中澤晶子さんの案内でWFCの皆様とご一緒出来て大変有意義な学びをさせていただくことが出来ました。
「似島平和資料館」の宮﨑佳都夫さんにお話をお聞きできたのも大きな収穫になりました。
事前に撮影されたフィールドワークの動画も、当日戴いた資料と一緒に繰り返し拝見することが出来て、とても参考になっています。
ありがとうございました。
今後とも どうぞよろしくお願いします。
 
(70代)
今まで、似島の事について聞いてはいても、焼却炉、桟橋、弾薬庫跡など具体的に位置が分かり漠然として身についない出来事など、実際に見てお話を伺うことでより深まりました。
焼却炉を見た時、アウシュビッツのことがあたまをよぎりました。
色々ありがとうございました。
アンケートにご協力くださった皆様、ありがとうございました。
 
————————–
 
12月の基礎講座は
「森下先生とともに世界平和巡礼から学ぶ ーアメリカ編ー」
講師:森下 弘 さん
ナビゲーター:服部淳子さん|小松真理子さん
 
12月11日(土)午前 10:00〜12:00
チラシができましたら、改めてお知らせいたします。