「WFCつ・た・え・るプロジェクト」
ワーキングチームのメンバー募集

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いつもWFC(ワールド・フレンドシップ・センター)の活動に、ご参加、ご協力いただき、ありがとうございます。

WFCは2017年度から、WFC つ・た・え・る プロジェクトを始めました。WFCに関わった人たち、被爆者の方達の平和への思いを伝えるプロジェクトです。

ホームページでも報告している月1回のWFC Hiroshima を つ・た・え・る 基礎講座もその活動の一つです。その他には、被爆証言の映像化や他のグループとの学習交流会を企画したりしています。

4月から新年度がスタートするにあたり、プロジェクトのワーキングチームで、一緒に活動してくださる方を募集しています。あなたもご一緒に活動しませんか。

ご連絡はWFCまで。

第1期ー第6回講座を開催しました

講座1-6 講師堀江荘さん平成30年2月24日(土)、第6回講座を開催しました。講師は、平素からWFCで英語での被爆証言をして下さっている堀江壮さん。

被爆証言だけではく、原発のことや放射能が人体に与える恐ろしさなどについてもお話下さいました。日本の技術が世界平和に貢献していく可能性があると話されました。

第1期ー第5回講座を開催しました

講座1-5 講師渡辺茂美さん2018年1月27日(土)、第5回講座を開催しました。

講師の渡辺茂美さんは、放送記者、ディレクター、プロデューサーとして38年間中国放送でご活躍され、「被爆30年・ヒロシマの顔」「ヒロシマ35年・未ダ補償ナシ」「そして妻たちが残った」など、数多くのドキュメンタリー番組を制作されました。

講演のタイトルは『取材者から見たヒロシマ』で、長年に渡る数々の取材を通して、感じたこと・思い知った事などを語られました。「放送記者として、現地に赴き直接お話をお聞きすることで、私は鍛えられました。“知ればしるほど、知らないことが増える”とはその通りです。」と話され、「政治に目を向けないと何も解決しないのではないか」と政治の重要性を痛感された事なども話して下さいました。

講演の最後に、「バーバラさんが“ヒロシマの事を語り合える友達を増やそう”と言われたように、一人一人そういう友達を増やしていきたいですね。」と締めくくられました。

第1期ー第4回講座を開催しました

講座1-4 講師多賀俊介さん2017年12月9日(土)第4回講座を開催しました。

講師の多賀俊介さんは元高校教師で、現在は数多くの市民団体に所属し、原爆・戦争遺跡等のフィールドワークなど色々な活動に取り組まれています。

「日本と戦争の関わりから学ぶー軍都廣島から考えてみる」と題して約1時間半、お話をしていただきました。

まず、自己紹介を兼ねてという事で、呉市で生まれ育ったご自身のお話からお父様やご家族との関わりを通して、戦争について考え、次に、広島市の歴史、そして軍都廣島とアジア諸国との関わりを通して、戦争について考える、というようにとても分かり易くお話をして下さいました。

最後に、「加害・被害の歴史事実を謙虚に深く学び、何が大切か何をすべきかを考えていきたい、人間としての共感を共有することを求めて誠実・率直に話し合い、共に行動していきたい。」

と結ばれました。

第1期ー第3回講座を開催しました

講座1-3 講師岡田恵美子さん2017年11月25日(土)、第3回講座を開催しました。

講師の岡田恵美子さんは、いつものご自身の被爆体験に加えて、バーバラ・レイノルズさんとの出会いについてもお話をして下さいました。海外での色々な体験談もお話し下さいました。

参加者の皆さんは、身近な出来事として受取っておられたようです。今の平和な日本の有難さを身にしみて感じた、という感想も寄せられました。

第1期ー第2回講座を開催しました

講座1-2 講師畑口實さん(元広島平和記念資料館館長)2017年10月28日、第2回講座を開催しました。

講師は、元広島平和記念資料館館長の畑口實さん。

講座の最初に、原爆投下に至った経緯を簡単に説明されました。

次に、「被爆の実相」について話して下さいました。

胎内被爆者として、現在はWFCのゲストのために被爆証言をしていただいていますが、資料館館長に就任されるまでは、被爆者健康手帳を見るのも嫌だったという事実など、物理的・科学的な原爆被害ではなく、人々に与える心理的影響、被爆者の内面に焦点を当てた被爆の実相について、聞かせていただきました。

それから、資料館館長時代のエピソードなども話して下さいました。

第1期ー第1回講座開催しました

講座1-12017年9月30日、第1回講座を開催しました。

館長の挨拶のあと、森下弘WFC名誉理事長 に、「バーバラ・レイノルズさんの足跡を学ぶ」と題して、約1時間半お話をしていただきました。その後、質疑応答の時間を持ちました。

15歳で被爆されたご自身の体験を話され、第2回平和巡礼に参加する事になった経緯、その巡礼の様子、その後の平和活動などを通して、バーバラ・レイノルズさんの思いや人となり等、色々なお話を聞かせていただきました。

WFC Hiroshimaをつ・た・え・る基礎講座について

第1期講座チラシこちらの基礎講座は定員に達しましたので、申込みは締切らせていただきました。

平和公園の一角にひとつの碑があります。 ワールド・フレンドシップ・センターの創立者、バーバラ・レイノルズさんの碑です。 その碑に刻まれた 『私もまた被爆者です』 という言葉。 バーバラさんの生き方そのものです。 1958年、南太平洋の水爆実験水域に、ヨットで入り核実験に抗議しました。 全てをなげうち、被爆者とともに二度の世界平和巡礼を行い、 被爆の実相、ヒロシマの願いを伝えました。

1965年には、広島の市民とともにワールド・フレンドシップ・センターを設立し、被爆者に寄り添い、被爆者支援につとめ、広島を訪れる人に、被爆者と出会う場を提供しました。
一人の人が一人の人に出会う。
その出会いを通して生まれた、平和の思いは、今も世界のどこかで生き続けています。バーバラさんの思いは今もワールド・フレンドシップ・センターに関わるものに引き継がれています。

しかし、核の脅威は世界から消えず、憎しみの連鎖が人々の心を支配しつつあります。被爆の体験を語ることのできる被爆者も少なくなりつつある今、バーバラさんの平和への思いに触れ、「もう二度と同じ思いを誰にもして欲しくない」という被爆者の声を聴き、自分の置かれた場で、Hiroshima が体験したことを自分の言葉で伝え、平和の道を歩むためにご一緒に学びませんか。

WFC Hiroshimaをつ・た・え・る 基礎講座(第1期)募集要項

日   時 :
2017年9月~2018年8月 第4土曜日(9月、12月は変則的)
午前10:00~12:00

場   所 : ワールド・フレンドシップ・センター(WFC)、平和公園 (平和公園ガイドの体験会)

対 象 者 : 年齢は問いません。定員20人(定員になり次第、締め切ります)。

使用言語 : 日本語。講師が英語で話される場合は、通訳あり。

参 加 費 : 無料。但し、資料代が必要な場合は実費をいただきます。

日程・テーマ:

第1回  9月30日(土) バーバラさんの足跡を学ぶ (森下弘さん WFC名誉理事長)

第2回 10月28日(土) 被爆の実相を学ぶ (畑口實さん 広島平和記念資料館元館長)

第3回 11月25日(土) 被爆証言を聞く (岡田恵美子さん WFC理事)

第4回 12月9日(土) 日本と戦争の関わりから学ぶ

第5回  1月27日(土) 証言の聞き取り

第6回  2月24日(土) 被爆証言を聞く

第7回  3月24日(土) 広島の復興

第8回  4月28日(土) 原田東岷先生とWFCの活動 (車地かほりさん WFC理事)

第9回  5月26日(土) 平和公園ガイドの体験会

第10回  6月23日(土) 核と核兵器について (田城明さん ヒロシマ平和メディアセンター・元センター長/特別編集委員)

第11回  7月28日(土) 原発について

第12回  8月25日(土) Hiroshimaを伝える意味 まとめ

*別にWFC8・6関連行事への参加を通して学びます。

*内容および日程は変更になることがあります。

・講座参加者は、8月のWFCの関連行事、WFCの活動を紹介するShow & Tell、 その他WFCの日常の平和活動に参加していただけます。

・講座参加者は基礎講座を通じて得たことを、Hiroshimaを伝えるために活かしてください。第2期の講座に参加して、引き続き学ばれることも歓迎します☆

問合せ・申込先:

NPO法人 ワールド・フレンドシップ・センター

WFC つ・た・え・る プロジェクト係

〒733-0032 広島市西区東観音町8-10

Email: wfchiroshima@nifty.com

Phone: 082-503-3191

FAX: 082-503-3179